緊張感溢れる”決闘”の世界へ! 『フォーオナー』クローズドβテストを遊んでみた!

公開日時:2017-01-30 12:00:00

 ファミ通.comには久々の登板となる、ゲームコレクターの浅葉たいがです。最近は、ゲームを最大限に楽しむ集団・ゴジラインという、気ままなゲームサイトを仲間うちでごそごそと更新していたのですが、今回はなぜか『フォーオナー』のクローズドβテストのプレイレポートをこちらに書かせてもらうことになりました。現在行われているクローズドβテストは、海外のみの開催なのですが、特別に参加権をもらうことができたのです! クローズドβテストの期間中は、“特別”という言葉に滅法弱いゴジラインのメンバーたちが、自由気ままなレポートを書いていく予定ですので、ぜひチェックしてください。

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▲伝説の戦士たちによるバトルを、リアリティたっぷりに楽しめる『フォーオナー』。発売間近に海外で開催されているクローズドβテストに、ゴジラインのメンバーたちが参加します!

 ちなみに、今回のβテストは、その開催範囲からもわかる通り、当然、全編英語であります。私浅葉はもちろん、ほかの参加メンバーであるコイチやがちょも英語のヒアリングが絶望的にできない人間なので、ゲームを始めた瞬間に「ヤバい、チュートリアルで詰みそう」などと大騒ぎしていたのですが、本作のわかりやすく、直観的な操作のおかげで非常に楽しくプレイすることができています。

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▲全編英語のチュートリアルを見た時点で、「英語がわからなくて詰む」という未来を予想しましたが、何事もなく対戦を楽しむところまで進めることができました。

武器と武器をぶつけ合う"決闘"を楽しむ

 まず、『フォーオナー』とはなんぞやという方も多そうなので、連載第1回となる今回の記事では、ざっくりとした作品紹介を中心にお届けします。本作は、シンプルで直観的な操作で、緊張感溢れる「決闘」を楽しむことができる作品です。お互いに武器を構えあって、行動を読みあいながら、見出した勝負どころで攻撃を仕掛ける。勝負がつくまではあっという間ですが、その過程には、スピーディな思考のやり取りがあり、経験から得た戦術や、相手の行動に対する反応速度など、さまざまなものが見えないところで交差します。

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▲武器による攻撃が数回クリーンヒットすると、相手を倒すことができます。ものの数秒で勝負が決することも珍しくありません。

 バトルでは、武器を構える位置に常に気を配る必要があります。武器については、上、左、右と構えることができますが、上に構えた場合は上からの攻撃を防ぎ、左に構えた場合は左からの攻撃を自動で防ぐことができます。相手がどこから攻撃してくるかということを常に想像しながら、武器の構えを切り替えていくというのが本作のセオリーです。初日のプレイではなかなか難しく感じましたが、大振りな技であれば、行動の予兆を確認してから構えを切り替えるというのもできそうでした。この剣道のような構えの駆け引きは、仕組みは単純ながら、人と人の思考をぶつけ合う対人戦では、尖った緊張感と、凄まじい勝利の喜びをもたらしてくれます。

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△相手の攻撃が来る位置を予測して、構えを切り替えて対応します。相手の攻撃を防いだあとは、一瞬の隙が生じるので、攻撃に転じるチャンスとなります。

 本作では、プレイヤーが使用できる“ヒーロー”が12人用意されています。ヒーローによって、使う武器や性能が大きく変化しますが、バトルにおけるこの構えの駆け引きは、すべての基本になっており、つまり、構えの駆け引きさえおさえておけば、どのヒーローでも気軽に楽しむことができるのです。もちろん、勝つことを追求していくと、ヒーローごとの特性を理解したうえで、長所を活かすように戦う必要があるので、コアなゲームファンの方の"やりこみ"にも十分応えてくれる作品となっています。

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▲12人のヒーローは、見た目だけでなく、その性能も大きく異なるります。ぜひすべtのヒーローをプレイしてみて、自分のプレイスタイル、スキルにあったものを見つけてみては?

多彩なゲームモード

 本作は、ゲームモードによってそのプレイフィールが大きく変化します。どのゲームモードでも、1vs1の時に発生する構えの駆け引きは発生しますが、プレイ中の意識配分が異なるのです。1vs1の試合を楽しむ”デュエル”という形式では、相手にひたすら集中することが重要です。2vs2のブロウルでは闘いやすい場所や、キャラクターの相性などを考えた動きをする必要があります。そして、4vs4形式のドミニオンでは、プレイヤーのキャラクターだけでなく、戦場にひしめくAIの動きにも注視する必要があります。

●ドミニオン
4人対4人の2チームに分かれて、刻々と変化する戦況下で、3つのエリアを奪い合うモード。このモードで重要なのはプレイヤーのスキルと、プレイヤー同士のコミュニケーション、またチームの戦略になります。勝利の条件は、エリアの確保や敵の淘汰でポイントを稼いで、相手チームを全滅させることです。

●ブロウル
全5ラウンド、3ラウンド先取の2対2のモード。1チームは2人で構成されます。プレイヤーのスキル、周囲の環境への意識、プレイヤー同士の協力が勝利を左右します。

●デュエル
全5ラウンド、3ラウンド先取制の1対1のモード。勝利に必要なのはみずからのスキルと、周囲の環境を利用できるかどうかが鍵となります。

●スカーミッシュ
4対4のチームデスマッチ。このモードでは戦闘スキルが鍵を握ります。ポイントを得る為には相手チームのヒーローを殺さなければなりません。ドミニオンと同様に、相手チームを全滅させることが勝利条件となります。

●エリミネーション
3ラウンド制の4対4のモード。リスポーンがなく、戦場に最後まで生き残ったプレイヤー側チームが勝利となる。

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▲4vs4形式のドミニオンは、戦況を把握しつつ、突撃したり、守りに徹したりと、戦術の切り替えを楽しみながら戦うモード。ときには逃げることも必要になります。

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▲3ラウンド先取の対戦モード”ブロウル”では、ほかのプレイヤーとの共闘や、周辺の環境を意識しつつ戦う必要があります。

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▲1vs1の”デュエル”は、格闘ゲームのように、目の前の相手に集中して戦うモードです。ほかのモードに比べて絵面は地味ですが、シビアな駆け引きを最大限に味わえるゲームモードとなっています。

 クローズドβテストの期間中はこれらのゲームモードをいろいろと遊んでみて、その模様をプレイレポートとして掲載していきます。個人的には、格闘ゲーム的な勝ち負けの付きかたが印象的な、“デュエル”でほかのメンバーと対戦してみたいですね!


浅葉たいが:ゴジライン代表、管理人。ゲーム、アニメグッズのコレクターで、格闘ゲーム、アドベンチャーゲーム、RPGをこよなく愛する。年間100本以上のゲームを自腹で買い、遊ぶ社壊人。

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『フォーオナー』特設サイト

フォーオナー公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:フォーオナー
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2017年2月16日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:審査予定
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売

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