モンスターハンター 編纂者日誌

『モンスターハンター:ワールド』の“世界”をスケッチするプレイングメモ。毎週月曜更新予定。

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本日発売!『新大陸スケッチ紀行~モンスターハンター:ワールド 編纂者日誌~』

2018-09-25 23:53:00

新大陸スケッチ紀行書影


 東京ゲームショウが終わってもうすっかり秋だなあなどとぽやぽやしておりましたが、本日、ついに、『新大陸スケッチ紀行~モンスターハンター:ワールド 編纂者日誌~』が発売となりましたー!!

 思い返せば、この本、というかこの連載の企画が私の頭の中で動き始めたのは、ちょうど1年前の東京ゲームショウ。行列に並んで『モンスターハンター:ワールド』を試遊し、なんとかアンジャナフを討伐成功しながらも、どこかモヤモヤしたものを感じていたんです。初めて訪れた古代樹の森は、それはそれは濃密な空間でした。一歩足を動かすたびに360度ぐるりの世界を見回したいと思ったくらい、あっちにもこっちにも気になるものがいっぱいで。ただ、そうは言っても職業・ハンターですから、目の前にモンスターがいればそっちに気を取られてしまうんだけど、でもこのゲームはきっと、それだけじゃもったいないぞ、と思った。モンスターや環境生物はもちろんのこと、名もなき植物や鉱物たち、空に浮かぶ雲や太陽までもが生命力にあふれていて、刻一刻とその姿を変える。できることなら、そのすべてをスケッチして残したい、と思ったんです。それが、この企画のそもそもの始まり。ただのモヤモヤした思いが、藤山もんたさんの確かな力をお借りして、1年後の今日、単行本にまとまりました。

 本の内容については、過去の連載を見ていただくのがわかりやすいと思うのですが、紙の本の雰囲気が伝わるよう全ページパラ見せの動画を作ってみましたので、どうぞご覧ください。何も包み隠さず、全部まるっと見せちゃってますが、それでも実際に本を買っていただければ満足してもらえると確信しての公開です(ドキドキはしてます)。

『新大陸スケッチ紀行〜モンスターハンター:ワールド 編纂者日誌〜』全ページパラ見せ



 さて。この連載企画も、いま書いているこの単行本発売の記事が最終回となります。もしかしたら、何か告知し忘れたとか新たな展開があったりとかで戻ってくることもあるかもしれませんが、おそらくはこれがラストです。2018年1月26日から8ヵ月の長きにわたり、ご愛読いただいた皆さまには心から感謝申し上げます。またどこか、『モンハン』のあるところでお会いしましょう。本当に、ありがとうございました!!

2018年9月25日
企画編集・江野本ぎずも


【書籍情報】
書名:新大陸スケッチ紀行~モンスターハンター:ワールド 編纂者日誌~
発売日:2018年9月25日
判型:B5判
価格:1998円[税込](1850円[税抜])
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