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須田寓話 51FABLES

類を見ないセンスで国内外のファンから熱狂的に支持されるゲームクリエーター、須田剛一氏によるプロット・中短編・メモなどを断片的に掲げる連載。のちの作品に繋がるもの、エッセンスを残すもの、まったくの未完の欠片など、須田ワールドを形づくる珠玉の原石の数々。SUDA51のアタマの中を覗き込め。

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須田剛一による書き下ろし連載!【須田寓話】まっ赤な女の子 #5(1/2)

2016-03-11 19:00:00

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makka05

01.06:スカイブルー

僕は君鹿守。

「緊張しているの?」
「別にそういうわけじゃないけど……」
「女子の部屋に入った事ないの?」
「無いけど……」
「へえ~だから緊張しているんだね」
「してないけど……」
「けど、何?」
「心臓はバクバクしている」
「言っておくけど、ここ私の家じゃないよ」
「え?」

本城眞子は、薄く笑っていた。
バカにしているみたいだ。
後について階段を登った。
水色の下着がチラチラ見えていたけど、
僕はそれどころじゃなかった。

本城眞子は、301号室に入っていった。
僕は立ちすくむ。やっぱり怖かった。
怖かった。。。。
強方。。こわおこさたああか。
あれ?
へなだなああ。
タイピングできないのだ。
あれれれれのれ。

意識が遠のく僕でした。。。。。


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