E3 2013に併せて、さまざまな情報や動画などが公開された『コール オブ デューティ ゴースト』。日本での販売を担当するスクウェア・エニックスから、本作の最新情報が到着したので、お届けしよう。今後、『コール オブ デューティ ゴースト』の最新情報が定期的にリリースされる予定。本ブログでも随時掲載していくのでお楽しみに！

■全米が崩壊！　そのとき精鋭たちが結集した“ゴースト”が反撃に挑む†

いまや“世界でもっとも売れるゲーム”の代名詞となった『コール オブ デューティ』シリーズ。そんなシリーズ作のひとつである『モダン・ウォーフェア』の制作チームが手掛ける新作が、この『コール オブ デューティ』（以下、『ゴースト』）だ。

最近は、『モダン・ウォーフェア』シリーズと『ブラックオプス』シリーズの続編が展開されてきた『コール オブ デューティ』だったが、本作は新たな世界観と登場人物で構成される完全新規の作品となる。グラフィックエンジンも大幅に改良され、新生『コール オブ デューティ』として、新たな息吹を感じる作品となっている。

タイトルの“ゴースト”とは、ある勢力との戦いに敗れ、国家として崩壊してしまったアメリカで、反撃のために再結集した精鋭部隊のこと。かつては世界各地の部隊で戦っていた兵士たちが結集し、名もなき“ゴースト部隊”として戦っていく、というのが本作のおもなストーリーだ。映画『トラフィック』や『シリアナ』で監督と脚本を担当したスティーブン・ギャガン氏の手による、ハードなテイストのシナリオにも期待したい。

【ゴースト部隊】

レンジャーやSEAL’sなど、かつては別々の部隊に所属していた精鋭たちが、祖国アメリカの危機に際し結集。その垣根を越えた部隊を“ゴースト部隊”と呼ぶ。写真の兵士がつけているスカルモチーフのパッチが、“ゴースト部隊”の部隊章と思われる。

【本作の舞台】
本作の舞台は、“完全に崩壊したアメリカ”。強大な敵からの攻撃により、アメリカは荒廃。政府や軍といった組織は崩壊し、かつての超大国は無政府状態に陥っている。強大な敵、そしてゴースト部隊の存在が、重厚な物語を紡いでいくこととなる。

■新世代ゲーム機に対応し、ゲームエンジンも改良†

過去作においてもアメリカ本土が攻撃されるシーンがあったが、本作では“アメリカの完全崩壊”というインパクトのある舞台設定となっている。それだけに、ストーリーの展開が気になるところ。また、戦いの場はアメリカだけに留まらないようで、強大な敵を追う過程で世界を移動するという、シリーズのファンにはおなじみの展開もあると思われる。また、ステージ構成もバラエティーに富んでおり、高層ビルの壁面から降下する場面や、水中のステージも存在する。キャンペーンモードでは、ゴースト部隊ひとりひとりに焦点を当てた、感情移入できるストーリーが用意されているとのことだ。

▲もともと高精細なグラフィックで知られている『COD』シリーズだが、本作は既存のグラフィックエンジンを大幅に改良し、より細密な質感を表現できるようになった。銃器のディテールをより細かく再現していることに加え、人間の肌などの有機物も、爪や細かな傷、体毛まで表現できるレベルに達している。そのほかにも、水中を泳ぐ魚の群れが人間を避ける動きや、森に差し込む光の揺らぎなど、自然物の表現も格段に向上。そのうえで、秒間60フレームの滑らかな動きも実現しているという。

■軍用犬が登場†

ゲームプレイに関する新要素として大きいのが、軍用犬の存在。過去作では、マルチプレイヤーの“キルストリーク”として軍用犬が登場したことがあったが、本作のキャンペーンモードではゴースト部隊の一員として描かれる。鋭い嗅覚を利用した爆破物発見ミッションや、人間では進めない場所での行動など、プレイヤーの心強い相棒となり、ゲームプレイに幅が広がるのは間違いない。実在の軍用犬からキャプチャーしたというリアルな3Dモデルにも注目だ。

■マルチプレイにも期待†

ネットワークを介してほかのプレイヤーと競い合う“マルチプレイヤー”は、本作でも健在。今回は、ステージのレイアウトにもさらなる磨きがかけられており、ステージ内に動的な仕掛けが増えている。さらに、プレイヤーが関与することで、ステージにさまざまな影響を及ぼす仕掛けも登場するようだ。マルチプレイヤーの続報にも期待したいところ。

※『コール オブ デューティ ゴースト』国内公式サイトはこちら
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