日本国内では、スクウェア・エニックスより発売されるプレイステーション3、Xbox 360、PC、そして次世代機プレイステーション4、Xbox Oneにも対応する『コール オブ デューティ ゴースト』。今回は、E3前の現地時間2013年6月9日午前11時（日本時間の6月10日[月]午前3時）より、米Activisionが行ったストリーミング配信の内容を、『コール オブ デューティ』シリーズ好きのブンブン丸がチェック！



ドーモ！　ブンブン丸です。

今回はActivisionがライブ配信で公開した『コール オブ デューティ ゴースト』の情報をまとめてお届けしていきます。

現地時間の2013年6月9日（日本時間 6月10日）のライブ配信では、ふたつのステージののゲームプレイの映像が世界初公開。

まず先に公開されたのは、カリブ海を舞台にしたステージ。パッと目に入るのは鮮やかなサンゴ礁や魚など、美しい自然の生物たち。映像で再現することを考えれば無機質な人工物よりもたいへんだろうと想像できるけれど、そういった自然もっかりと描かれていた。

水中では潜水服を身に着けてパートナーの隊員と2名で進んでいく。壊れたコンテナや難破船などが多く、激しい戦闘が周辺で行われている地域であることが予想できる。途中、敵勢力のダイバーも水中へと侵入してくるが隠れた状態からパートナーとともに攻撃し、一瞬で排除に成功。薬莢が飛び出すことから、水中のみならず陸でも使用可能なタイプの銃のようだ。こういった装備関連もファンとしては非常に気になるところだ。

さらに水中を進んで難破船に身を隠すと、大型の船が海面に。主人公たちは携帯型の魚雷を取り出し、船を攻撃。この魚雷はタブレットのような端末でコントロールすることが可能のようで、ヴァルキリーをコントロールするような感覚で使用することができるようだ。

見事船を破壊することに成功するものの、破片や爆風が巻き起こり、難破船をも巻き込んでしまう。主人公は瓦礫に挟まれた上、エアホースも外れる事態に！　文字通り息の詰まるトラブルは、ぜひとも動画で見てほしい。水中の怖さを体感できるはずだ。

トラブルを凌いでさらに進んだところに、多数の敵勢力が！　と、盛り上がったところでこのステージの紹介は終了となった……。


続いてのステージはサンディエゴが舞台。だが、現実のサンディエゴとは程遠く、人もまともに住めない廃墟と化している。本作では、アメリカはなんらかの攻撃を受けた状態になっており、政府もまともに機能していない状態とのこと。混迷するアメリカで、かつてはさまざまな部隊に所属していた精鋭たちが集い、結成された部隊が“ゴースト”だという。

映像ではパートナーにプラスして、軍用犬（これまでにもマルチプレイヤーのキルストリークなどでは登場）のシェパードが活躍する。ファンとしてはシェパードという単語に軽い嫌悪感を覚えてしまうぜ！　なんて思っていたが、この軍用犬が実に有能。専用のジャケットを装備しており、背中に備え付けられたカメラからさまざまな情報を得ることができる。なんでも首輪に発信機が付けられていて、敵に気づかれることなく指示が出せるというのだ。

軍用犬に指示を出して敵を襲わせたり、吼えて敵をおびき寄せるといった高度な連携が行われていた。ほかにも軍用犬のみを先行させて敵の配置を確認するといったことも可能なようだ。

また、軍用犬を操作するような感覚で指示を出すことができるので、自ら手を下さなくとも軍用犬を使って敵を倒していくこともできるようだ。敵を襲う際には最後に喉に噛み付いてキッチリ止めを刺していく……。

なんとこの軍用犬はアメリカ海軍の特殊部隊SEALSで実際に活躍。今策ではその動きをモーションキャプチャーで見事に再現している。モーションキャプチャー中の映像も公開されていたが、人と軍用犬の見事な連携は感動ものである。ちなみに、この軍用犬の名前は、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』に登場したスカルマスクの隊員ゴーストこと、サイモン･ライリーから取ってライリーと名づけられている。

以上が公開されたプレイの内容。おそらく、キャンペーンモードと思われる部分だったが、水中、軍用犬と新しい要素を惜しまずに公開。新作ごとに新らしい驚きを提供してくれるこのシリーズ。まだまだ未公開の要素がありそうで、期待が膨らむばかりである。今回紹介した映像は、公式サイトで視聴可能なので、ぜひチェックしておこう。


※『コール オブ デューティ ゴースト』国内公式サイトはこちら
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