GTAオンライン プレイ日記

カヨ・ぺリコ強盗に挑戦! 調査と調達で大暴れ……ではなく、しっかりと準備します

連載第6回では、いざカヨ・ぺリコ強盗に挑戦! 本番の前に事前調査と必要なアレコレの調達でしっかりと準備を整えます。
文:西川くん

公開日時:2022-10-07 18:00:00

 ライターの西川くんが『GTAオンライン』の世界で裏社会をのし上がっていく連載企画“GTAオンライン プレイ日記2022”。

 前回はカヨ・ペリコ強盗に必要なコサトカ潜水艦を購入するべく、CEOになったりとひたすらお金稼ぎに挑戦しました。CEOは犯罪キャリアであるエグゼクティブ、バイカー、銃器密造者、ナイトクラブオーナーのうち、エグゼクティブに関するものですが、バイカーでも挑戦できるのは前回で説明した通りです。

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 そのおかげでやっとお金が貯まったので、いよいよカヨ・ペリコ強盗に挑戦することにしました。今回お届けするのは、その前編となります。

 まずは本作における“強盗”とは何かを説明しましょう。『GTAV』をプレイしている方にはおなじみですが、その言葉通りに“目的を強奪してお金を得る”ミッションのことです。その対象は銀行だけでなく、カジノや刑務種(犯罪者の脱獄)や軍事基地だったりとさまざま。共通しているのは入念な調査と準備がいることです。仲間を集めて銃を持って突撃すればいいというものではありません。その行程が醍醐味ですが、何と言っても報酬がデカい。苦労に見合うだけの見返りがあるのです。

 その中でも、今回はカヨ・ぺリコ強盗を選んでみました。報酬も魅力なのですが、このミッションの舞台であるカヨ・ぺリコ島は南米コロンビアのカリブ海沖に浮かぶ島……そう、ロスサントスを飛び出して別の土地へ移動するという、『GTAオンライン』でも異例のミッションなのです。それだけにトピックが満載というわけですね。


■ようやくコサトカをGET!

 買えた! 買えました! 220万ドルを貯めきった西川くんです。ついにコサトカ潜水艦を購入しましたよ! 前回は「イベントのボーナスできっと買える!」と言っていましたが、その後もコツコツと極秘貨物やハッパに関するビジネスを積み上げていたら、イベントのボーナスマネーが入る前に貯まりました(笑)。

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コサトカ潜水艦、ついに購入!

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ちなみに潜水艦購入資金を稼いでいるあいだ、カジノの24時間に1回回せるルーレットに挑戦して高級車を手に入れました。幸福は連続して訪れる! けっこう当たるものなんでしょうか。コツコツやっていれば神様が見ているということでしょうか。

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カジノでは24時間に1回無料でルーレットが回せるのですが、クルマ(週替わりで変わります)だけでなく現金やRP、チップに衣装、ディスカウント券(特定のショップで使える)といった豪華な報酬が当たります。カジノの会員になるのはお金が必要ですが、すぐに元は取れるので絶対に会員になったほうがいいです。なにしろルーレットでもらえた高級車のテンペスタは、通常ならば約130万ドルもするという、けっこうお高いクルマですよ。速くて使いやすいし。カジノはコンテンツだらけなのであらためて解説します!

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 ミゲルから連絡をもらったら即スタート……ではなく、まずはコサトカ潜水艦を購入しなければ先に進めません。がんばってコサトカ潜水艦を購入したところで、バベルという男から連絡が入りました。いよいよ、カヨ・ペリコ強盗の準備ミッションが始まるようです。

 コサトカへ向かってバベルと挨拶をした後に、協力者であるデイブらと合流。僕は強盗のため、カヨ・ペリコで開催されるパーティーのDJとして島に潜入することになるようです。

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強盗するなら強盗らしいファッションを! ということで、残ったお金で衣装チェンジ。戦闘に向いている恰好にしようと思ったのですが、なんか某弓矢が得意なヒーローみたいに(笑)。

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潜水艦をたったひとりで切り盛りする有能な男・バベル。『GTAオンライン』は上からモノを言う人が多いですが、バベルはプレイヤーを“キャプテン”と呼び、かなり従順かつユーモアのある人物なので、皆さんもたぶんみんなも好きになります。

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デイブは仲介役といった感じですが、パーティーのプロデューサーを務めています。いろいろな意味でキマってます。

 さて、この強盗ミッション。ミゲルが僕に依頼してきた目的は、自身の家族であるマドラッゾ一族に関する重要な機密書類をもとに脅迫を受けているため、その書類を奪還してほしいとのことです。

 マドラッゾファミリーを脅迫している男の名は、ホアン・ストリックラー。通種“エル・ルビオ”として知られる彼は、カヨ・ぺリコ島を麻薬製造の拠点として辣腕を振るう麻薬界の大物です。ルビオはマドラッゾファミリーに麻薬を供給しているのですが、機密書類を盗み出した彼はそれを脅迫に使用しているわけです。しかし、当然ながら島全体がルビオの支配下にあるため、盗み出すのはそう簡単にはいかないでしょう。

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というわけで、カヨ・ペリコ島へGO!

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エル・ルビオ。温厚そうに見えますが、DJをバカにしたり部下をアレしたりと、何かと嫌なヤツです。島全体が彼の白粉やハッパの製造所と化しています。

■調査フェイズで島を下見!

 準備のフェイズでは、島の調査が必要な模様。敵兵の視界を避けながら、侵入ポイントや脱出ポイントなど、計画に必要な情報を集めていきます。

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用意された衣装に着替える必要があるようで……せっかく新しい強盗用衣装を買ったのに!

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ダンスで盛り上がるフリをしてパーティー参加者に擬態します。前回、ミゲルに会う前にダンスで遊んでいたことがここで活きるとは……! 『GTAオンライン』でも、人生で何があるかわからないというのは同じなようです。

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パーティーをこっそり抜け出して島の調査に向かいます。 なお、偵察なのでいっさい攻撃はできません。素手の攻撃もNGです。

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と思ったら、いきなり見つかった……! こちらは丸腰。ヤバい、KILLされる!!

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なんてことはなく「パーティーに戻れよバカ」って感じで現場に戻されました。なんだ、けっこうやさしいですね。(パーティーの客には手を出さないという指示が出ているのでは? とバベルが推理していました)。何度もバレると敵の警戒が強まるようなので、あまり時間はかけないようにしましょう。

 「海沿いの道を辿ればカンタンでしょ」と思った僕。まずは海岸から攻めていったのですが、どうやらカヨ・ペリコ島の岩は簡単には登れないようで、ふだんなら行けそうな崖も登れない模様。むむむ、そこは対策済みか、ルビオ(というかロックスター・ゲームス)。

 ルビオの屋敷の近くまで泳いだりもしたのですが、やはり崖は登れません。その代わり、ルビオの屋敷近くの海底に下水道のような地下トンネルがあることを発見。このときは何も表示されなかったのでただのオブジェクトかと思っていたのですが、のちに侵入ポイントであることが判明します。

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登れない……!

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どこも登れない! ふだんならけっこうな崖でも登れるんですが……カヨ・ペリコ島では無理のようです。

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ルビオの屋敷の近くまで来ちゃいました。ここでたまたま水中に潜ってみて探索したことが、のちのち役立つことになります。

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仕方ないのでいったん戻って、素直に潜入。どうやら調査フェイズでの敵兵は警備がゆるいようで、視界もそんなに広くない印象を受けました。

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移動ではクルマに乗るのもオーケーです。ただしエンジン音などでバレやすくなるようなので、敵兵や監視カメラの視界を大きく避けて移動しました。

 と、バベルから通信塔へ行くよう指示が。ここで通信をハッキングすることになりました。ゲーム内スマホのアプリでルビオの屋敷にある監視カメラをハッキングすれば、監視カメラの映像を観ることができるようです。

 ミニゲームで通信塔をハッキングしたら、スマホのアプリを使った監視カメラに潜入できました。カメラの映像から、目的の重要書類は地下に隠されていることがわかります。しかも、現金や絵画、ゴールドといった“略奪品”も隠されており、これらを盗むのも自由なようです。厳密に言えば依頼には含まれていないのですが、ここまで来たら少しくらい稼いでもいいですよね。

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通信塔のハッキングは簡単な数字のミニゲームという感じ。ルールはそこまで複雑ではありません。そういえばほかのミッションでもハッキングが出てきますが、ミニゲームの内容が違うので楽しいんですよ。

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監視カメラで目標を発見! 金庫に入れられているようです。

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現金もあります。通常の成功報酬のほかに、これらの略奪品もあるおかげで“カヨ・ペリコ強盗は稼げる”ということになったのでしょうか。とにかく取りこぼしのないように監視カメラで隅々まで観察したほうがいいでしょう。

 さらに調査を進めていき、埠頭などの写真をパベルに送ります。どうやらいろいろな場所が強奪作戦に使えるようです。飛行場の管制塔の写真を撮った後は自由調査となりました。

 ここまでの流れが調査フェイズで、いわゆる調査のチュートリアルという感じでしょうか。とりあえず空港に戻る道中で調査を重ねつつ、ロスサントスへ帰還することにしました。

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写真を送るとバベルが判断してくれます。これ、全然作戦とは関係のないバベルのコメントが見られます。ロックスター・ゲームスならではの遊び心ということでしょうか。

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道具のほかにも、ハッパなどの略奪できそうな品々を見つけることもできました。

 そういえば、カヨ・ぺリコ島に来るまでのお金稼ぎの道中で、たまたま金属探知機を見つけていたんですね。これ、カヨ・ペリコ島でも使えるアイテムで、指定された地点に行くと金属探知機が使えるようになりまして。探知機で調べたら、埋蔵金として1個15000ドル、最大2個で30000ドルが手に入りました。このときは金欠だったので、とてもありがたかったです。

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金属探知機はメーターと音がヒントになります。調査はそこまで難しくはないのですが、探知している際も敵兵に見つからないようにする必要があります。

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30000ドルとはいえ、1日1回もらえるお小遣い程度……ではありますが、ちょっとしたボーナスです。

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デイブはパーティー(とヤバイものをキメること)が気に入ったようで、島に残るとのこと。まあ、それならいいかというわけで、とりあえずロスサントスへ。

■調達ミッションで必要なものを入手!

 いったんコサトカに戻ったところで、強奪に必要な物資を集める“調達ミッション”にチャレンジしました。カヨ・ペリコ強盗ではいくつかのアイテムを集めたら、いよいよ本番の“フィナーレ”に挑めるようになります。この流れは『GTAV』のストーリーミッションと同じような感じですね。

 ただし、武器は自分が所有するラインアップから持ち込むことは禁止(痕跡を残すと追跡されてしまうので)なのですが、当然武器なしで挑むことはできません。いくつかのリストの中から、使いたい武器のセットをチョイスする方式となっています。また、武器を含めて以下のミッションの達成が最低限必要となります。

・作戦用の乗り物1種
・器材3種
・武器1種

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 作戦用の乗り物には飛行機やヘリ、パワーボートなどもあるですが、今回はコサトカ潜水艦で潜入することにします。飛行機を選んだ場合は機体を調達(盗む)するだけでなく、パイロットを確保する必要があります。潜水艦はすでに持っているのでその行程は不要ですが、潜水艦の場合は島に設置されたソナーレーダーに映らないようにするため、あのメリーウェザーが保有する潜水艦からソナージャマーを盗んでくるというミッションが発生します。

 ほかに必要となる爆薬や金庫のコードなども、まあ現場に行ってドンパチして盗んでこい! って感じです(笑)。

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GTAV』のストーリーでもおなじみの傭兵サービス、メリーウェザーの潜水艦からソナージャマーを盗んできます。

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潜水艦の周囲にいるヘリやディンギーの監視網をかいくぐりながら潜水艦に潜入。中にいるメリーウェザー兵もバンバン倒して……。

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ソナージャマーを獲得しました。と簡潔に書いてみましたが、敵の数も多くかなり粘り強いので苦戦しました(とくにコサトカへの帰り道……ヘリがしつこい!)。

 続いては器材ですが、[1]ルビオの屋敷にあるメインゲートを開けるために爆薬かカッタートーチが、[2]機密書類がしまわれている金庫を開けるために金庫のコードかプラズマカッターが、[3]金庫の指紋認証ロックを開けるために指紋クローンメーカーが必須となるようです。

 それぞれで入手経路が変わりますが、3つを用意すればいいので、爆薬と金庫のコード、指紋クローンメーカーを集めることにしました。カッタートーチは前述した下水トンネルで使用するもので、爆薬に比べると静かに進行できるのでステルス派にはオススメです。プラズマカッターは強化ガラスケースを開ける場合は必須です。このあたりは次回に解説しますが、とにかく強奪しまくりたい場合は入手したほうがよさそう。

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強盗に必要な器材のひとつである、扉を破壊する爆薬を入手します。爆薬を先に購入したオニール兄弟を倒し、農場に行ってオニール一家を撲滅します。

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金庫を開けるためのコードを持っている主任警備員はカジノにいるということで、カジノのペントハウスに向かいます。ペントハウスの扉を守る警備員を始末して、中に潜入。写真を頼りに主任警備員を探したら後は……です!

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指紋認証を突破するクローンメーカーを盗み出すのですが、クローンメーカーがある場所を割り出すために、やっぱりドンパチです(笑)。倉庫の外にある配電盤で電源を落とすと静かに潜入できるのですが、どっちにしろ銃撃戦は発生するのであまり気にしませんでした。ハッキングのミニゲームをクリアーすればクローンメーカーの場所がわかります。

 武器に関しては以下のセットが用意されており、ここからひとつを選ぶことになります。

・アグレッサー(アサルト・ショットガン/マシンピストル/手榴弾/山刀)
・コンスピレーター(ミリタリーライフル/50口径ピストル/粘着爆弾/ナックルダスター)
・クラックショット(スナイパーライフル/APピストル/火炎瓶/ナイフ)
・サボタージュ(SMG Mk2/チープピストル Mk2/パイプ爆弾/ナイフ)
・マークスマン(アサルトライフル Mk2/ピストル Mk2/パイプ爆弾/山刀)

 どのセットも近距離か遠距離か、ステルスか正面突破かで使い勝手が変わりますし、それぞれにメリット・デメリットがあるので、そこはプレイヤーの好みで選んでいいでしょう。なお、どのセットも入手するにはメリーウェザーのヘリから調達するか、ギャングの拠点から盗み出す必要があります。

 メリーウェザーから調達する場合はヘリを追って基地に向かい、基地にいる敵兵を排除することになります。武器を積んだアベンジャー(飛行機)が飛び立つので、中にいる敵を倒したらパラシュートで脱出することに。ギャングの拠点から奪う場合は、ビルの中でけっこうな戦闘が発生します。銃火器庫を開ける際にハッキングのミニゲームが発生しますが、そこまで難解ではありません。

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「ほかの人の武器を使えば追跡されないじゃん!」ということで、犯罪組織のアジトにカチコミを仕掛けて強奪! やりたい放題です。

 どのミッションもすべきことはシンプルなのですが、敵がそこそこ強く数が多いので、時間はかかります。一気に進めようとするなら、それなりのプレイ時間を確保したほうがいいでしょう。また、コサトカへ行く→現場に向かう→入手したらコサトカへ戻る……というプロセスが必要なので、移動時間は長めになります。

 コツコツこなして、とりあえず調達は完了しました。“妨害”というミッションを達成して武器やアーマーの調達、航空支援を阻害すれば敵が弱体化して、ミッションがよりスムーズに進めるようになります。ただし、制限時間10分以内に、武器商人3人を倒したり4ヵ所にあるヘリを壊すなど、ソロではかなり難しいクリアー条件となっていたので、今回はあきらめました。

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うーん、妨害ミッションのクリアーは無理そう。ヘリなどを駆使して移動ルートをしっかり決められればこなせそうですが。

 今回はここまで。カヨ・ペリコ強盗チャレンジ前編という内容をお届けしましたが、後編ではついにフィナーレにチャレンジします! なお、カヨ・ペリコ強盗はソロプレイでもクリアーできますが、4人で組んで行くとより役割が鮮明になり、妨害ミッションなどもスムーズに進めるので楽しさは増すと思います。読者の方で機会があれば、ぜひフレンドと挑戦してみてください。

 また、腕に自信のある猛者なら、より報酬が得られるハードモードレベルや、各ミッションに設定された時間制限内クリアーや手配ナシといった“エリートチャレンジ”達成で追加報酬を狙うのも手です。

 ということで後編でフィナーレへ……これまたけっこう苦労しましたので……お楽しみに!

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GAME DATA

  • タイトル:GTAオンライン
  • 発売日:2022年3月15日
  • プラットフォーム:
    PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC
  • 価格:
    PS5版/Xbox Series X|S版:各2,475円[税込] PSNで購入 Microsoft Storeで購入 公式サイトはこちら
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    ●PS4版:3,850円 [税込] PSNで購入
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    ●XB One版:3,850円 [税込] Microsoft Storeで購入
    ●PC版
    • Steam:4,469円 [税込]
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  • メーカー:ロックスター・ゲームス
  • 開発元:ロックスター・ノース
  • CERO:Z(18歳以上のみ対象)

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