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あいさつ代わりに西川くんの“ロックスター・ゲームス”愛とその歴史を紹介!
公開日時:2022-09-02 18:00:00
皆さんはじめまして、ライターの西川くんです。自分でも驚いたのですが、この特設サイトで『GTAオンライン』の連載を担当することになりました!
『GTAオンライン』は現在もサービス中のタイトルで、オープンワールドでさまざまなキャリアやミッションをこなしながら、裏社会をのし上がっていく“人生”を体験できるオンラインゲームです。プレイステーション5版とXbox Series X|S版は単体でも発売されていますが、『グランド・セフト・オートV』のプレイヤーならどのハードでも無料でプレイできます。
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僕は『グランド・セフト・オート』(以下、『GTA』)シリーズが大好きですが、じつは『GTAオンライン』は少しかじった程度。この連載は、ほぼ『GTAオンライン』初心者となる僕があらためてイチから遊び始める企画となっています。
『GTAV』の発売から約10年が経ちますが、なぜいまから始めるのかというと、現在の『GTAオンライン』は新しいプレイヤーと復帰を考えるプレイヤーの両方が気軽にロスサントスを楽しめるように、PS5版とXbox Series X|S版の発売に合わせてゲームを完全にオーバーホールしたからです。40以上もの大型コンテンツの無料アップデートを経て、シングルプレイに特化したコンテンツもたくさんありますし、ゲームモードもふんだんです。何より全世界で1億7000万本以上が販売されたモンスタータイトルなので、プレイヤーを見つけるのは簡単かなと。
いまでもプレイヤーが増え続けている『GTAV』なので、手元にソフトはあるけれど『GTAオンライン』はまだ未プレイという方も多いでしょう。それはもったいなさすぎる! ということで、この連載を読んで少しでも「おもしろそうだな」と思ってもらえれば。
が、「おまえに『GTA』の何がわかるんだ?」と思われる方もいるかもしれません。そこで、連載第1回となる今回は、僕の自己紹介を兼ねつつ『GTAオンライン』にいたるまでの『GTA』シリーズ遍歴を語らせてください。
■『GTA』シリーズデビューは『GTA2』
『GTA』シリーズといえば、日本ないし世界的には、現在に続くゲームスタイルが確立された『GTAIII』から大きく火が点いたと思います。ですが、僕の初プレイはそれより前の『GTA2』でした。
時を遡ること2000年。プレイステーション2が発売されましたが、僕の家にはゲームハードといえば従兄弟のおさがりしかなく、当時はプレイステーションより前の世代であるスーパーファミコンで遊ぶという、時代を逆行したゲームライフを過ごしていました。ただ、なぜかパソコンは買ってもらえたんです。しかも、ちゃんと3DCGが動くスペックのパソコンを(OSで言うとWindows 98~Windows Me)。プレイステーションより先に、某有名ハクスラの1作目や某MMORPGの“始祖”などを遊んでいました。プレイステーションで人気が爆発した『バイオハザード』も、PC移植版のほうでプレイしていたなぁ……。
そんな最中で夢中になったのが、2000年に日本語版が発売された『GTA2』でした。なぜ家に『GTA2』のソフトがあったのかは覚えていないのですが、けっこう年齢が離れた姉に聞くと、姉の友人にPCゲーマーがいまして、その人が姉に「おもしろいよ」と貸してくれたのが『GTA2』だったそうです。これはこれで、すごい話ですが(笑)。
『GTA2』は、『GTAIII』とはやや異なり、トップビュー視点で遊ぶゲームです。マフィアやギャングなどから仕事を受けて、ミッションをこなしていくシステムで、武器は拾い集めることで増えるのですが、クルマは自由に奪い取れるところはいまと同じです。「こんなことをしていいの!?」と思える自由度に驚きましたし、実写のオープニングムービー、死亡した際に表示される「おだぶつだ!」というテキスト、アイテムを取得すると始まる“メッタ●しタイム!”(●は自主規制で)など、その体験すべてが衝撃的でした(いま思うと翻訳が秀逸!)。なお、当時は年齢制限という概念はわかりませんでした。そこはお許しを。
めちゃくちゃ『GTA2』をやり込んでいるうちに「2作目ってことは初代もあるんだよね!」と思い、初代『GTA』にさかのぼってみました。ゲームシステムは『GTA2』とだいたい同じですが、ゲームの舞台が“バイスシティ”や“サンアンドレアス”という名前で、のちのタイトルにつながる要素があったんですね。いまから思うと遊んでおいてよかった。
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『GTA1』(画像左)は国内では1998年に発売。リバティーシティ、サンアンドレアス、バイスシティという3つの街を無体に、非合法な依頼を達成していくドライビングゲームだった。北米では1999年に発売された『GTA2』(画像右)には“信頼度”という概念が導入。依頼を達成するごとに上がっていくが、ライバル組織から恨まれて報復されるというシステムが斬新だった。 |
■その進化に驚いた『GTAIII』
そして2003年ごろ、僕は週刊ファミ通を読んで『GTAIII』が日本でも出ることを知ります。「えっ! あの『GTA』の新作が出るの!?」と驚きましたが、思い返すと海外版はすでに発売済みでしたね。しかし当時はその情報を得る手段もなく、日本語版で初めてその存在を知りました。
まだプレイステーション2が家になかったので、『GTAIII』もPCでプレイしました。『GTAIII』といえばシリーズの方向性を確立したエポックメイキングなタイトルで、ゲームファンという垣根を超えたブームが起きました。なにより、『GTAIII』はシリーズで初めて3Dグラフィックで描かれるオープンワールドゲームとなっていたので、見た目やゲームシステムも含めてその衝撃はすごいものでした。
そこから『GTA:バイスシティ』も遊んで(1作目以来のバイクがうれしかった!)、『GTA:サンアンドレアス』も当然プレイしました(自転車が地味ながらに大好きでした)。どれもPC版だったのですが、思い返すと親はちゃんとパソコンの性能をアップさせてくれていたんだなあ……。
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2001年に北米で発売されるやいなや全世界で大ブームを巻き起こした『GTAIII』。3D表現の導入、オープンワールドで構成されたリバティーシティ、自由に行動できるゲームシステム、実在の楽曲を採用したサウンドトラックなど、後に続く『GTA』シリーズの根幹はここで完成していた。 |
そうそう、『GTA』シリーズ以外にもロックスター・ゲームスのタイトルもいくつか遊んでいました。ストリートレースが楽しめる『湾岸 Midnight Club』シリーズ(2作目をPCで初プレイ)や、“バレットタイム”が革新的だった初代『Max Payne(マックス・ペイン)』なども楽しみましたね。ただ、当時は“ロックスター・ゲームスのゲームだから遊んだ”というわけではなく、興味を惹かれるタイトルを選んだら、たまたまそれがロックスター・ゲームスのゲームだったように思います。
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妻子を殺された元刑事の男が黒幕に復讐する様を、ニューヨークを舞台に描いたアクションシューティングが『マックス・ペイン』シリーズだ。2012年には『3』が発売。舞台のブラジルを見事に表現したグラフィック、進化したバレットタイムによるアクション性などで高評価を獲得した。 |
このころにはすでにプレイステーション2が家にあり、何なら北米版のプレイステーション2も持っていました。その流れで『Manhunt』(日本未発売)や、映画も観ていないのに『The Warriors』(日本未発売)にも手を出していて、いま思うと、自然とロックスター・ゲームス好きになっていたんだな、と(笑)。
そんな遍歴を送りつつ、2008年にナンバリングタイトル4作目となる『GTAIV』が発売され、僕はXbox 360版をプレイしました。日本語版は2008年10月発売でしたが、待ちきれずに北米版を2008年4月の発売日早々に買った記憶があります。英語がそれほどわかるわけではないので、ストーリーは日本語版で把握することになりましたが。
『GTAIV』は、ゲームハードの性能向上も含めて、とにかく進化したゲームシステムとリアリティーに驚いた記憶があります。ゲームに登場する携帯電話を使った機能、インターネットカフェの登場、一般人が落としたバッグを拾えるなど(挙げる場所が細かくてすみません)、進化した『GTA』の姿に驚愕したものです。クルマの挙動がリアルになって、難度が上がったと感じたことも覚えています。
さらに、大量の情報が詰め込まれているオープンワールドにも関わらず、細かいところまで行き届いたローカライズのクオリティーにも驚きましたね。とくに違う文化を描いているにも関わらず、そのニュアンスが伝わるようにローカライズされていたので、自然と没頭できました。
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ロックスター・ゲームス独自のゲームエンジン“RAGE”を採用し、より緻密でリアルなリバティ―シティを表現することに成功。携帯電話やカーナビを採用して移動やミッションの遂行も格段にスムーズとなり、世界中のファンが絶賛。その重厚なストーリーもいまだ評価は高い。 |
『GTAIV』のDLCやニンテンドーDSで発売された『GTA:チャイナタウンウォーズ』などを経てから2013年、ついに『GTAV』が発売されました。プレイステーション3とXbox 360で発売され、現世代機であるプレイステーション5とXbox Series Xでも発売されているって、どう考えてもスゴイことだよなぁ……。そうそう、そのあいだに『レッド・デッド・リデンプション』は『1』も『2』もプレイしました。
ちなみに、本誌・週刊ファミ通のクロスレビュー企画で『GTAV』は40点満点を記録しており、有名な評価サイトであるMetacriticでも高得点を獲得しています。『レッド・デッド・リデンプション2』もクロスレビューでは39点(Metacriticでも97点)というハイスコアを記録しているように、その評価は確実なものとなっています。
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ロックスター・ゲームスが誇る技術をすべて投入した『レッド・デッド・リデンプション2』は2018年に発売。大開拓時代が終焉に向かうアメリカ西部を舞台にした物語はもちろん、究極まで研ぎ澄まされたリアリティーとプレイヤビリティ―で、あらゆるゲームアワードを総なめにした。 |
■『GTAV』から『GTAオンライン』へ
『GTAV』を初めて遊んだハードはXbox 360です(日本語版と海外版の発売日が1ヵ月くらいしか違わないので、日本語版を待ちました)。ゲーム性は正統進化を遂げ、3人の主人公を切り換えて進める斬新なゲームシステムが新鮮でした。手配システムもシビアになっていて、コツを掴むまで警察がとても厄介でしたね。
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『GTA』シリーズ最新作となる『V』は2013年に発売されて以来、高い人気を誇り、2022年3月にはPS5版とXbox Series X版が発売。全世界で累計販売本数が1億7000万本を突破したモンスタータイトルである。 |
本編をクリアーして、ついに『GTAオンライン』に参戦することに。時間をかけて『GTAV』本編をクリアーしたこともありますが、遊び始めたときにはすでに高レベルのプレイヤーがたくさんいました。
当時の『GTAオンライン』にはいくつかのミッションが用意されており、オープンワールドで自由な体験が楽しめるものでしたが、本編に比べるとボリュームはそこそこという印象でした。遊び始めたとたん、いきなりほかのプレイヤーに撃たれるわ、クルマで轢かれるわで「なんだよ!?」と思ったものです(笑)。当時は軍の航空基地が人気で、僕もがんばって戦闘機を盗んだり、プレイヤーレベルの経験値稼ぎやお金稼ぎでカーレースミッションなどに奮闘したり……。
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それから9年が経ち、そのあいだに40回以上もの大型コンテンツの無料アップデートが実施され、いまの『GTAオンライン』はメチャクチャ進化しています。コンテンツの数も想像を超えるボリュームです。経験値やお金を稼ぐ方法も多彩ですし、プレイステーション5版とXbox Series X|S版は最初から“キャリアパス”を選択することで、『GTAオンライン』を楽しむために必要なビジネス、アパート、クルマや武器といったツールが序盤から提供されるというじゃないですか!
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これなら復帰しても新鮮な気持ちで楽しめそう! ということで、これからプレイステーション5版を用いてあらためて『GTAオンライン』の世界に降り立ってみようと思います。僕も初心者のようなものなので、未プレイという読者の皆さんもいっしょに楽しんでいただければ。次週からゲームスタートです!
ちなみに、ご存じの方も多いかもしれませんが、ロックスター・ゲームスは日本向けに公式のLINEアカウントを開設しています。『GTAオンライン』はもちろん、ロックスター・ゲームスの最新情報が配信されるので、こちらも登録してみてください。
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Rockstar Games
公式LINE
GAME DATA
- タイトル:GTAオンライン
- 発売日:2022年3月15日
- プラットフォーム:
PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC - 価格:
PS5版/Xbox Series X|S版:各2,475円[税込] PSNで購入 Microsoft Storeで購入※『グランド・セフト・オートV』購入者は『GTAオンライン』を無料で遊べます。 ●PS5版:4,950円 [税込]
●PS4版:3,850円 [税込] PSNで購入●XSX|S版:4,355円 [税込]
●XB One版:3,850円 [税込] Microsoft Storeで購入 - メーカー:ロックスター・ゲームス
- 開発元:ロックスター・ノース
- CERO:Z(18歳以上のみ対象)
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