数多くのニュースがファミ通.comを賑わせました
激動の年となった2011年。ゲーム業界的にもニンテンドー3DSやPlayStation Vitaといった新ハードの発売を中心に、数多くのニュースがニュースラインを賑わせてきました。ゲーム総合サイトのファミ通.comでは、そんなニュースの数々をつぶさにお届けしてきたわけですが、ここでは年末恒例企画として、ファミ通.com 2011年アクセスランキングTOP100をお届けします(集計期間:2011年1月1日~2011年12月27日)。
1位に輝いたのは、年明け早々2011年1月27日に掲載された“PlayStation Meeting 2011実況中継!”(⇒記事はこちら)。実況中継は、ファミ通.comの人気記事ですが、PS Vitaが初めて発表されたということもあり(当日の名称はNGP)大きな注目を集めた模様。あまりに気になる読者が、F5を連打したのがアクセス数の高さに結びついたのかも。ちなみに、やはりファミ通.com読者のPS Vitaに対する関心は相当に高いようで、同じく2011年1月27日の36位“【写真20点追加】PSPの後継機、NGP(Next Generation Portable)の詳細が公開”(⇒記事はこちら)や、39位“PS Vita予約状況リポート第2弾――こ、この行列は何百人だ……?【ヨドバシAkiba編】(⇒記事はこちら)、45位“PlayStation Vita(プレイステーション ヴィータ)”の仕様や参入メーカーが明らかに”(⇒記事はこちら)、95位“【PS Vitaプレイ日記/第1回】初めまして、買ってきました、起動しました”(⇒記事はこちら)などがランクイン。
2位は、2011年5月19日に配信された“『モンスターハンター』シリーズがiPhoneで配信決定! 今度のモンハンは指で狩る!【独占動画】”(⇒記事はこちら)。人気作『モンスターハンター』シリーズがiPhoneで配信されるという衝撃は大きかったようで、堂々の2位に。 なお、『モンスターハンター』関連記事の人気は凄まじく、上位5本中、3本が『モンスターハンター』関連。4位は“『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』発表!”、5位“『モンスターハンター4』がニンテンドー3DS向けに衝撃発表!”などのビッグニュースがランクインしている。
『スーパーロボット大戦』シリーズも、ファミ通.comの読者に注目度の高いコンテンツ。3位に入った“プレイステーション3で『スパロボ』が登場!!『第2次スーパーロボット大戦OG』”(⇒記事はこちら)を筆頭に、13位“『Z』の続編がついに始動!!『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』”、43位“さらなる機体が判明!『第2次スーパーロボット大戦OG』”、54位“『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』のPVを公開”など、TOP100中に6本入っている。
ちなみに、ロボットつながり(?)で言及しておくと、本当に根強いのが『ガンダム』人気。9位の“【特集】初めての『Gジェネ』第1回”(⇒記事はこちら)を始め、14位“『ガンダムVS.』シリーズ最新作がプレイステーション3で出撃!!『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』”など、こちらも6本がランクイン。『ガンダム』強し!
多くの関係者が認めるように、ソーシャルゲームの台頭も2011年の大きなトピックのひとつ。ソーシャルゲーム関連では、“ぼくと契約して、魔法少女になって魔女を倒してよ! 『契約★魔法少女』がGREEにて配信開始!”(⇒記事はこちら)が6位にランクイン。折からの魔法少女ブームの波に乗って注目度を集めた部分もあるのかも。
そのほか、7位に入った“『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』装いも新たにPS Vitaで登場”(⇒記事はこちら)、8位の“『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』今度は南の島でコロシアイ”(⇒記事はこちら)などの注目作の記事がランクイン。スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXIII‐2』や『ファイナルファンタジー零式』関連の記事も複数ランクインを果たしている。
というわけで、以下にファミ通.comアクセスランキングTOP100をお届け!
記者が見た、2011年気になるトピックは?
さて、2011年の年末企画ということで、ここでは、この1年間取材現場を駆け回った記者たちに、2011年を振り返ってもらいました。聞いた項目は3つ。(1)2011年を振り返っての感想、(2)2011年印象に残ったトピック、(3)2011年もっとも印象に残ったソフトです。記者たちが分析する、2011年はどんな年だったのでしょうか?
■阿部ピロシ
(1)2011年を振り返っての感想
ニンテンドー3DSとPS Vitaの発売を筆頭に、じつに話題の多かった1年でした。両ハードの発売日はもちろん、PS Vitaの予約開始日や、『モンスターハンター3(トライ)G』の発売日なども早朝から店舗の様子を取材しましたが、いずれも盛りあがっており、ゲームファンの熱の高さを実感できました。震災の影響もあり、ゲーム業界全体の市場規模としては低調な数字に終わった1年でもありますが、来年以降の隆盛に向けた萌芽の1年でもあったと確信しています。
(2)2011年印象に残ったトピック
上記に関連して、個人的に印象に残ったのは、“『テイルズ オブ エクシリア』発売初日で出荷本数が50万本突破”、“ニンテンドー3DSの国内累計販売台数が400万台を突破”など、景気のいいニュースに対して大きな反響があったことです。ここ数年、日の出の勢いのソーシャルゲームに押され、元気がないと評されることの多いコンシューマーゲーム業界ですが、明るいニュースもたくさんありました。また、それを喜んでいるゲームファンが多いということをとても心強く思いました。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
『みんなのGOLF 6』。いままで通りの『みんGOL』としても極めてクオリティーが高く、気軽に楽しく遊べるのは当然として、同時に、技術的にも遊びの形としても、“いま”でしか成立し得ないようなチャレンジもなされています。とくに新しい遊びの部分がどれだけ受け入れられるのか、注目していきたいタイトルです。
個人的に一番遊んだのはWiiの『ファミリーフィッシング』。癒されました。
■キモ次郎
(1)2011年を振り返っての感想
ニンテンドー3DS、PS Vitaという新ハードの発売……というのはほかの人が言っていると思いますので、少し違ったことを。今年は東日本大震災の発生に伴う電力不足などから、多くのイベントが開催中止または延期となりました。そんな状況の中、9月に東京ゲームショウ2011が無事開催されたのは、"開催された"という事実だけでも、ゲームファンとしてとても励まされるものでした。加えて、来場者数が過去最高を記録。不安な時期にこれだけの人がゲームを求めて訪れたということに、ゲームの力というものを改めて感じた次第です。
(2)2011年印象に残ったトピック
コンシューマーゲームに関する話題でなくて恐縮ですが、iPhone4Sの発売が自分にとっては大ニュースでした。いままで3GSを使っていたのですが、4Sにアップグレードして世界が激変。動きサクサク、映像キレイキレイで、もう以前の生活には戻れません。あと、購入したものの3GSではもっさりしまくりだった『ファイナルファンタジータクティクス』が、4Sに変更したことでストレスなく遊べるのが最高です。以前の生活には戻れません。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
iOS版『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』
名作は色褪せないです。今日もモンクのアビリティー"チャクラ"で経験値稼ぎの明け暮れです。
『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』
プライスとソープの戦いがついに終結。終盤で訪れるあるシーンに男泣きです。あと、マルチプレイも相変わらずおもしろいです。
『The Elder Scrolls V: Skyrim(ザ エルダースクロールズ V: スカイリム)』
ボリュームいっぱいで時間が足らないです。一日が30時間くらいあればいいのに、と思いながら今日も錬金術で薬を作りまくって売る、ある意味リアル錬金術の明け暮れです。
■トマト杉原
(1)2011年を振り返っての感想
(2)2011年印象に残ったトピック
ニンテンドー3DSとPS Vitaという新しい携帯ゲーム機が発売、ソーシャルゲームもさらに勢いを増し、ゲームユーザーにとって、いろいろな選択肢が例年以上に増えた年だったように思います。電車での移動中やちょっとした空き時間に「どれで何を遊ぼうか」と悩むほど。取材をしていると、大手ゲームメーカーの多くも、これからソーシャルゲームにも力を入れていく方針であることがうかがえ、隙間の時間の奪い合いは来年以降も激化しそうです。
印象に残ったトピックスは、ニンテンドー3DSの値下げ。発売から半年足らずで10000円の値下げはインパクトありました。と同時に、そこからニンテンドー3DSが勢いを増し、『マリオカート7』や『マリオランド 3D』、そして『モンスターハンター3(トライ)G』がミリオンを突破。年末にはニンテンドー3DSの販売台数も400万を超え、Wiiも好調。今年も振り返ってみれば、けっきょくのところ「任天堂強し」に落ち着いた印象です。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
『アンチャーテッド -砂漠に眠るアトランティス-』、『DARK SOULS(ダークソウル)』、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』、『バトルフィールド 3』、『ファイナルファンタジー零式』などいろいろ傑作がありましたが、1本に絞るとなると『ファイナルファンタジーXIII-2』かなと。物語が進む構造をガラリと変え、新規フィールドも多数用意し、バトルシステムにもマイナーチェンジにとどまらない変更が加えられ、前作とは別の作品と言っていいほどの大胆な進化を遂げています。エンディングもいろいろな意味で衝撃的でした。
■古屋陽一
(1)2011年を振り返っての感想
ご存じの通り、ゲーム業界にとってハードの切り替えは転換期。やはり、2011年はニンテンドー3DSとPS Vitaに尽きるといったところでしょうか。「ゲーム業界は右肩下がりの状況で……」と言われるなか、期待を集めていた新ハードですが、そういった意味では、ニンテンドー3DSの累計販売台数が400万台を超えたことは、ゲーム業界の片隅に身を置く者としてはうれしくもあります。ゲームは魅力的なコンテンツであるということを、改めてアピールできた年になったのではないかと。
それとともに心配になるのが、日本と欧米における開発力と投入できるコストの差の広がり。これは数年前から言われていたことですが、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』や『The Elder Scrolls V: Skyrim(ザ エルダースクロールズ V: スカイリム)』といった海外の超大作を見ていると、「日本のゲーム会社が対抗していくのは相当たいへんなのでは?」との思いを強くします。きっと日本のゲームメーカーならではの切り口を求められるようになる。海外の大作が続々リリースされた年だけに、そんなことも強く感じました。
(2)2011年印象に残ったトピック
なかなかに印象的なトピックが多いのですが、“直近で”ということで、前述のニンテンドー3DSが400万台突破でしょうか。とくに11月に入ってからのニンテンドー3DSの販売台数の伸びはものすごく、毎週のように「今週はニンテンドー3DSがこんなに売れているよ!」と話題にしていました。物事には流れに乗るということがあるんだなあ……と実感。やっぱりハードが売れるとうれしくなります。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
『Dance Central』、『Dance Central 2』
『Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ』
Kinectというのは、個人的にもとても興味を持っているテーマでして、そのKinectの可能性を広げるタイトルということで、『Dance Central』、『Dance Central 2』『Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ』は印象深かったです。ぼくみたいなヘタなプレイヤーでも、(ぼくなりに)楽しく遊べました。
■ミル☆吉村
(1)2011年を振り返っての感想
まずはソーシャルゲームが恐ろしく伸びた年だったと思います。編集部内外から「血の出るゲームしかやらない」と評されるハードコアゲーマーの当方でありますが、既存のゲーム業界がこの流れに乗っていること自体は好ましいことと考えています。
といいますのも、便宜上ゲームという名前がついているとはいえ、基本的に別物だと思っているからです。今年『ゼルダの伝説』や『ドラゴンクエスト』が25周年を迎えましたが、私らは25年後、「あの年の夏は『●●(好きなソーシャルゲームの名前を入れてください)』をやっていたなぁ」と友達と語ったり、「そういやあのシーンでマジ泣いたわ」と思いだすだけでグッと来たりするでしょうか?
どちらもエンターテインメントを提供していますし、既存のゲームの文法と共通する部分もあるのですが、その実はちょっと異なります。先ほどの疑問点、前者は友達とクラン組んで城攻めを超頑張っている人なんかは後々そう思うかもしれません。ですが、私は魅力的なお話や見たことのない世界の提示をゲームに求めてきましたから、現状のソーシャルゲームにはあんまりグッと来ません。ですが、ソーシャルゲームという新たなビジネス手段で獲得した収益をベースに、とんでもなく超スゴい、私らを泣かせたり、驚かせたり、25年後も語りたくなるようなコンシューマーゲームを作って頂ければ、まったく問題ございません。いつか人を泣かせるようなソーシャルゲームが出てくれば、もっとすばらしいと思います。我々はみな営利企業であって、お前が感動するかどうかは重要ではないよ、と言われてしまうと困るのですが。
スマートフォンゲームなども振り返ると、ゲームが多様化した年だと思います。テキストアドベンチャーの移植などに顕著ですが、スマートフォンはインターフェースに限界があるものの(擬似ゲームパッドで完全に満足している人、どれだけいるでしょうか?)、スマートフォンのインターフェースや容量で十分なゲームについては、売上と予算しだいでは十分なんじゃないでしょうか。予算が分散するだけで回収がうまくいかなかったりすると困るのですが、アウトプット先が増えることそのものは喜ばしいことです。ニュース屋としては今後の業界の動向を見守りつつ、ゲーマーとしてこれからもゲームに泣かされたり打ちのめされたりすることを期待しています。
(2)2011年印象に残ったトピック
震災。
被災された方に、心からお見舞い申し上げます。
PC担当としては、募金を集めるにあたって、オンラインでの少額決済手段を課金のために持っているオンラインメーカー各社が迅速な動きを見せたのは頼もしくありました。ゲーマーとしては、来年以降、この経験を活かしたタイトルの出現に期待したいと思います。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
『TES V: スカイリム』
何百回となく描かれてきたファンタジー世界も、とことん作り込めば圧倒的に鮮やかで没入感高く提示できるというのに打ちのめされました。完全に大人向けの話を大人向けの描写で、膨大な予算を使って作り込む。「わからないと困るから優しく説明してあげよう」とか、セールスが減るから描写をマイルドにしてレーティングを下げよう」といったことはあんまり考えないベセスダ・ソフトワークスの徹底した意思と、それが成立する市場をうらやましく思います。
■ロマンシング★嵯峨
(1)2011年を振り返っての感想
ソーシャルゲームとスマートフォン関連のニュースが倍増したことが印象的です。とくに
KONAMIやコーエーテクモゲームスのソーシャルゲーム部門での成功が記憶に残っています。コンシューマー関連では、やはりニンテンドー3DSとPS Vita、ふたつのハードが発売されたことが大きいです。どちらもネットワークとの親和性・ソーシャル性を持っており、とくにPS Vitaはスマートフォンのように使用できます。現在、私のカバンの中にはニンテンドー3DS、PS Vita、iPhone4が入っていてとても重いのですが、それぞれの楽しさがあるので、いずれかを置いていくことができません。願わくば、女性が持ちやすいように軽量化していただけるとうれしいです(笑)。
(2)2011年印象に残ったトピック
いちばん衝撃的だったのはニンテンドー3DSの値下げです。任天堂がこのような思い切った施策を取るとは思わず、驚かされました。賛否両論ありましたが、結果ニンテンドー
3DSの普及が進んだのはゲーム業界にとってプラスだったと思います。また、非常に個人
的な話ですが、スライム肉まんを一度も拝めなかったことが残念です。朝晩近所のファミ
リーマートをチェックしましたが、一度もエンカウントできませんでした。もう少し生産量を増やしていただけたら……と思います。とはいえ、ふだんゲームをプレイしないような人でも、Twitterやブログでスライム肉まんのことを話題にするほどで、肉まん発売週は世間がにぎわっていて楽しかったですね。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
『おさわり探偵 なめこ栽培キット』
コンシューマーでハマったゲームは数多くあれど、iPhoneアプリでここまでハマったのは初めてでした。ファミ通Appに開発者インタビューも掲載されているので読んでみてください。
※前編はこちら、※後編はこちら
■ワタナベリィ渡辺
(1)2011年を振り返っての感想
(2)2011年印象に残ったトピック
2011年は“新しい携帯ゲーム機の登場”と“スマートフォン向けゲームの急成長”が印象に残った1年でした。これまでゲーム市場を牽引してきたふたつの携帯ゲーム機の後継機が登場したことで、だんだんと活気が出てきたな、と感じました。また、2011年は多くのゲームメーカーがスマートフォン向けゲームへ参入し、各社の看板タイトルをスマートフォン向けにリリースしたほか、GREEが東京ゲームショウ2011でブースを初出展するなど、大きな話題になりました。家庭用ゲーム市場もスマートフォン向けゲーム市場も来年はもっと盛り上がると思います。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
国内出荷本数が100万本を突破した、カプコンの『モンスターハンター3(トライ)G』です。私もプレイ中なのですが、すれちがい通信ですれ違う人(Mii)のほとんどが『MH3(トライ)G』をプレイしているのを見て、『モンハン』の人気の高さを実感しました。
■佐治キクオ
(1)2011年を振り返っての感想
さまざまな話題のあった1年でしたが、振り返ればやはり3月11日に発生した東日本大震災。ゲームのみならず、あらゆるエンターテインメントに関わる人たちが、娯楽というものの存在意義を改めて考えた1年だったのではないでしょうか。ゲーム業界のニュースを伝える我々としても、ゲームメーカー各社の復興支援への取り組みをしっかりと伝える。また、ひとつでも多く明るい話題を、ということに注力した1年でした。ゲームで遊ぶ、ゲームの話題で盛り上がる、ということはどういうことなのか? ニュース班一同、熟思したことを忘れずに今後も精進していきたいと思います。
最後に、ファミ通.comニュース班記者一同より、被災された方、復興に携わっている方に心からお見舞い申し上げます。まだまだ寒さの厳しい時期が続きますが、お体などどうぞご自愛くださいますよう。
(2)2011年印象に残ったトピック
1年を通して見たニンテンドー3DS関連のトピックが印象的でした。発売の直後に震災があり、その影響もあって期待通りとはいえない船出となったニンテンドー3DS。その後、発売後半年での本体値下げ、年末商戦での爆発的なハード販売台数、付随してキラータイトルも順調に販売本数を伸ばす、と1年を通して注目の集まる話題でした。任天堂らしくない前半とらしい後半という印象を持ったゲームファンも多かったのではないでしょうか。
(3)2011年もっとも印象に残ったソフト
まずは、今年のゲーム業界を盛り上げてくれたすべてのソフトに感謝です。個人的にプレイ時間が長かったのは、『Kingdom Conquest』、『実況パワフルプロ野球 2011』、『ダンボール戦機』、『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- エクステンド』、『ファイナルファンタジーXI』、『モンスターハンター3(トライ)G』。まだまだ遊びたい、遊び足りないソフトがたくさんあるので正月休みにそのあたりをと。
というわけで、2011年もファミ通.comをご愛顧いただきありがとうございました。スタッフ一同感謝しております。そして、引き続き2012年もよろしくお願いいたします。