ファミ通.comインディーゲーム
家庭用ゲーム機にPC、モバイルなど、近年、幅広いプラットフォームで盛り上がりを見せている“インディーゲーム”。自作・同人ゲーム、フリーゲームなど、いわゆる“インディーゲーム”の中から、担当のアンテナが「これは!」と反応した作品を紹介するコーナー。国内外を問わず、さまざまなタイトルをピックアップ。
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“脱衣+スノボ”で楽しさ倍増!? 『Snowboard 2D』(XBLIG)【ファミ通.comインディーゲーム】
2013-12-24 12:00:00
●新生“ファミ通.com インディーゲーム”スタート!
今回からリニューアルした“ファミ通.com インディーゲーム”は、月1回の不定期掲載だった“Xbox Live インディーズ ゲームPick Up!”を全面刷新! プラットフォーム、古今東西、新旧を問わず“注目のインディーゲーム”作品や関連する事柄をご紹介していくスタイルに生まれ変わり、執筆ライターも複数で担当する予定となっている。基本的には、毎回1タイトルを取り上げて紹介していく。
第1回目は、旧コーナーを担当していた筆者ゆえに思い入れのある“Xbox Live インディーズ ゲーム(XBLIG)”から、2013年10月に配信された『Snowboard 2D』をピックアップしてみた。
本作は、スノーボードをテーマにしたスポーツゲーム。ただし、タイトルでも触れたとおり、ただのスポーツゲームではなく“プラスアルファ”が要素がある。国内では最近“ソリティア”と“競馬”といった“組み合わせによる妙”で大好評を博した『ソリティ馬』が大ヒット中。
これで「おお、なるほど! 組み合わせってゲームをおもしろくするんだな!」となれば、話は早いのだが……これはビデオゲームの黎明期から綿々と続く普遍的テーマのひとつで、じつは必ずしも成功するとは限らない。あえて名前は伏せるが、シューティング+RPGでユーザーの頭上に“?”マークを出現させたものなど、枚挙にいとまがないほどだ。さてさて、本作はいかがなものか……!?
●お手軽“脱衣”スノーボードゲーム『Snowboard 2D』
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タイトル:Snowboard 2D
開発元:Carlo Sunseri
プラットフォーム:Xbox 360(Xbox Live インディーズ ゲーム)
価格:100円
ジャンル:スポーツ & レクリエーション
起伏のついた雪原をスノーボードで滑っていく、横スクロールタイプのスポーツゲーム。操作系は“グラブ(空中アクロバット)”に集約されており、滑り始めたらあとはジャンプの予備動作、グラブ、回転、着地とじつにシンプルな作り。画面左から迫ってくる雪崩に飲み込まれたらゲーム終了。雪崩との距離は、画面右下にあるゲージでわかるようになっている。
コントローラは、左スティックが体の回転、X、Y、B、LT、RTがそれぞれ異なるグラブ(エアートリックの際にスノーボードを掴むアクロバット)で、Aボタンがジャンプ姿勢。Aボタンを押してキャラクターがかがんだ状態のとき、登り坂の頂点で自動的にジャンプ。空中にいるあいだに各グラブを決めてスコアを稼いでいく。グラブや回転数に制限はないので、どれだけ数をこなせるかがポイントだ。
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▲ゲームはオートスタート。しばらく滑っていると……。 |
▲画面左から雪崩が迫ってくる。飲み込まれるとゲーム終了。 |
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▲一般的なスポーツゲームと異なり、操作系はグラブ(空中アクロバット)が基本だ。 |
▲グラブや回転数は制限なし。空中で何度も決めて、ハイスコアを狙おう! |
インディー作品にありがちな説明不十分により、最初はいとも簡単に雪崩に飲み込まれ続けた筆者。「説明もとくにないし、どうすりゃいいんだ?」と試行錯誤すること数時間。空中でAボタンを押すと通常よりも早く着地できるフィーチャーと、画面左下にある“BLIZZARDゲージ”の増えかたに気づいたとき「なるほど、こういうことか!」と察しがついた。
じつは本作、ジャンプ後の着地が“登り坂”だとスピードと“BLIZZRDゲージ”がリセットされてしまう。これは着地に失敗したときも同様。だが“下り坂”でうまく着地すると、さらなる加速が得られるうえに“BLIZZARDゲージ”も上昇し、MAXになると雪が降る演出とともにグラブで得られるスコアが増え、より高得点が狙いやすくなる。
要領がつかめないうちは、急加速が得られるアイテム“S”に目がいってしまうが、無理をして着地に失敗するくらいなら、“BLIZZARDゲージ”を維持できるよう下り坂がくるタイミングに集中したほうが断然いい。
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▲スコア要素で重要視されるのが画面左下の“BLIZZARDゲージ”。下り坂にうまく着地できると少しずつ増えていく。 |
▲ゲージMAXで画面演出とともにグラブで得られるスコアが上昇。これはたまらん! |
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▲着地に失敗すると、ゲージリセットとともにスピードも初期値に戻ってしまう。つらい。 |
▲最初のうちはSマークの急加速がおいしく思えるが、慣れてきたらゲージ維持が基本になる。 |
さて……スコアに関連して重要になってくるのが、本作最大の特徴ともいえる“脱衣”要素。画面右に表示された謎の女性は、獲得したスコアに応じて少しずつ衣装が軽やかに……というか最終的には水着(もしかしたらスポーティなアレかもしれないけど、一応水着だと思います、たぶん!)になってくれるという、世の男性諸氏にはうれしいフィーチャーが盛り込まれている。
ゲームシステムがシンプルなぶん「それだけでは足りない」と考えたかどうかは定かではないが、本作はコレがあるがゆえに「どうってことないけど、ついついがんばっちゃうんだよね」という感じ。軽快な操作性とテンポのよさもあり、ふと気づけば延々とプレイし続けてしまう。ちなみに、表示される女性のタイプはランダムのようで、プレイヤーが選ぶことはできない。
最大の問題(?)は、画面右に表示される女性のグラフィックが、はたして平均的な日本人の美的センスにどれだけ適合するかだが……じじいゲーマーの筆者は、往年の脱衣作品『雀豪ナイト』や『ストリップポーカー』シリーズなどの素朴なグラフィックを思い出し、ついついほっこりしてしまう。セクシーなゲームが潤沢に世に溢れるようになって久しい昨今、たまにはこうしたライトな作品もいいのではないでしょうか。
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▲獲得したスコアに応じて肌の露出が増えていく。ハイスコアへのモチベーションも素直に高まるというものだ。 |
▲表示される女性は選べない。恐らくランダム? グラフィックタッチは好みがわかれるところかも。 |
■著者紹介:豊臣和孝
フリーライター。ビデオゲームが世に出る以前、デパート屋上やボーリング場などに併設されていたゲームコーナーで、“エレメカ”や“ピンボール”に出会ったのが運の尽き。以後ボードからビデオまで、幅広くゲームにズッポリなわけですが、そんな知識や経験がどこに活かせるでもなく、平成までダラダラ生きてきて本当にすみません。でもまだがんばります。
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