『DDON』CBTリポート(ドラゴンズドグマ オンライン クローズドベータテストリポート)

2015年8月31日(アーリーアクセスは8月27日)にサービス開始予定の、プレイステーション4、プレイステーション3、PC用オンラインゲーム『ドラゴンズドグマ オンライン』。そのクローズドベータテスト1(2015年7月7日~15日)に参加した編集者やライターが、プレイレポートをお届け!

  1. ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com>
  2. 企画・連載>
  3. 『DDON』CBTリポート(ドラゴンズドグマ オンライン クローズドベータテストリポート)>
  4. 【プレイ日記】激アツ! “グリッテン砦攻防戦”に挑んでみた! 『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテストプレイリポート

【プレイ日記】激アツ! “グリッテン砦攻防戦”に挑んでみた! 『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテストプレイリポート

2015-04-26 00:19:00

●8人のプレイヤーで挑むグランドミッション“グリッテン砦攻防戦”

 2015年4月20日よりアルファテストが実施されている、『ドラゴンズドグマ オンライン』。2015年4月25日には、な、なんと! 4人ならぬ8人で挑むことになる“グリッテン砦攻防戦”が解禁に!! 筆者としては、もういてもたってもいられず、まさに殴りかかるかのように荒々しくプレイステーション3(ちなみに『龍が如く3』の限定版)の電源を入れ、記念すべきグランドミッションに挑んできた。今回はその模様をお届け。

■通常のプレイとは様相が異なる、特別なミッション

 グリッテン砦攻防戦は、ゴブリンやオークたちによって占拠されたグリッテン砦を、覚者であるヴァネッサの指揮のもと、奪還に向けて奮闘するという内容。特筆すべきは、本来は最大で4人パーティーでのプレイなのが、倍の8人になるという点だ。単に8人同時プレイというだけでは、さほどめずらしいものではないかもしれないが、骨太アクションの『ドラゴンズドグマ』で8人プレイができるというところに意味がある。

 ワールドクエストやボードクエストとは異なり、グリッテン砦攻防戦は、中央広場にいるNPC“アラン”に話しかけてエントリーボードを開き、そこで自分がホストになってパーティーメンバーを募集、もしくはすでに募集されているパーティーに参加することで挑める仕組み。

 今回筆者は募集に参加する形だったが、ミッション解禁直後だったためか、パーティーメンバーが一瞬で集まってびっくり(冗談抜きで一瞬)。また、募集をかける際は、デフォルトではオススメの組み合わせ(アタッカー×4、ヒーラー×2、タンク×2)で募集する形式だが、これはレベルともども制限なしにするなど、ホストが自由に変更できるようになっていた。あえて全員アタッカーで挑むなどしてもおもしろそうだ。そしてメンバー全員が一定時間内に準備完了すると、晴れてパーティーが成立。画面の左側に8人ぶんのプレイヤーネームが並ぶ様は、まさに壮観! この時点でパーティーチャットも可能なので、手順や役割を相談したり、アイテムの準備などをするといいだろう。筆者はタンクであるシールドセージで参加。この大盾で全部受け切ってやるぜ!(フラグ)

DDON0425/01 DDON0425/02

■砦のあちらこちらで、敵が出るわ出るわ……

 準備を済ませ、全員が“出撃”を選択することで、ミッションがスタートする。と、ここでイベントシーンが見られるのだが、ぜひ自分で体験してほしいので内容は割愛。めっさ興奮、というか気分が高揚します。プレイヤーキャラクターたちも登場するのがニクい。

 イベント終了後は、みずから先陣を切るヴァネッサに付き従い、砦内を突き進んでいくことになる。なお、クリアー条件として“ヴァネッサの護衛”が提示され、ヴァネッサが倒れてしまうと、その時点でミッション失敗。そのため、手分けして砦内の探索を行う場合でも、つねに誰かしらは彼女のそばについていないと危険なのだ。

 砦の中は、かなり細い通路や小部屋などが多く存在し、迷いやすい作り。しかも至るところで敵がうろついているため、単独行動はやめたほうがよさそう。敵軍は、ゴブリン、オーク、そして固い鱗を持つリザードマンが主力。とくにオークはかなりの数が同時に襲ってくるほか、リーダー格のキャプテンオークは、大型の敵と同様、怒り状態にもなるのが厄介。同じくリザードマンにもラージリザードマンなるリーダー格がおり、そちらも怒り状態になるようだ。1体ずつなら大したことはないが、何しろ数が多い。オークの不意の一撃を食らって倒れるメンバーもおり、慌てて復活させに向かう。さすがに8人もいると互いが互いへほんの少し注意を向けるだけでも十分なフォローになるので、オークの群れやリザードマンの群れなども危なげなく突破できた。メンバーも上手な方ばかりで、自分が敵の攻撃をガードしたと同時に敵が倒れるというおもしろい場面もあった。とくにハンターの爆矢射ちの連射が恐ろしいほど強力だった印象。なんか、ものすごい爆発が起こる→相手が倒れる、みたいな勢いでした!

DDON0425/03

■砦の中庭にて、敵味方入り乱れての最終決戦!

 砦内の要所を守っている敵を殲滅すると、中庭で最終決戦が待ち受けている。相手となるのは、複数のオークと、鎧を身に纏ったサイクロプス。まぁとりあえずオークを片づけて……などと軽い気持ちでいたのが間違いで、おっそろしくキツイ! オークの数が多いのに加え、そちらに気を取られていると、中央で元気に大暴れしているサイクロプスの一撃を食らってしまう。とにかく挑発の連続で敵視(ヘイト)を集めつつ、隙を見てオークを集中攻撃して少しずつ数を減らしていく。そしてついに! というかやっとというか、オーク殲滅に成功。

 残るはサイクロプスのみだが、これも相当に強い。鎧を纏っているので、あまりダメージを与えられないうえ、怒り状態になると、とんでもない威力の広範囲攻撃を放ってくる。これを全員が食らってしまい、自分も含めて7人が倒れるという危機的状況に。復活力を使って何とか立て直すも、やはり自分も含めてバタバタと倒れ、その都度メンバーに復活させてもらう、のくり返し。それでも地道にサイクロプスを攻撃し続ける中、途中で5人ほどが同時にサイクロプスにしがみつき、揺さぶりでスタミナ奪取に成功! 追撃によってサイクロプスがダウン、8人全員による怒涛の連続攻撃(攻撃エフェクトでサイクロプスがよく見えない(笑))が決まり、何とかミッションをクリアーすることができた。

DDON0425/04

■ひとことで言えば、“とてつもなく楽しかった”

 といったところで、グリッテン砦攻防戦のプレイリポートは終了。この記事を書いているいまも興奮冷めやらぬ感じで、ミッション終了直後にどっと疲れが押し寄せてきたあたり、かなり集中してプレイしていたのだなーと。コントローラも、手汗でびっしょりになるのは久しぶり。とにもかくにも、“楽しい”という言葉以外は当てはまらないひとときを過ごせた。通常の4人によるマルチプレイも楽しいものだが、こちらは、やや楽しさのベクトルが違う感じ。いわゆる“お祭り”のときに感じる独特の高揚感や盛り上がりかたにも似ていて、プレイ中は終始笑顔だったのが、自分でもわかるくらいだった。

 とはいえ、8人同時のグランドミッションの中では、アルファテスト内で解禁したということもあり、難易度的にはもっとも易しいもののはず。正式配信時にプレイできるであろう、ほかのグランドミッション群は、いったいどんな内容になるのか、いまから期待がうなぎ登り。実際にプレイした際は、失敗の連続で終始顔が歪んでいるかもしれませんがね! ではまた!



(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 
※画面は開発中のものです。