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サンフランシスコのカルチャーと『ウォッチドッグス2』の深い関係がわかる動画を公開!
公開日時:2016-11-29 18:00:00
『ウォッチドッグス2』のオープンワールドが、サンフランシスコ・ベイエリアの雰囲気をよくつかんでいるのはもうご存じだと思いますが、うわべだけの再現だけでがありません。サンフランシスコが持つ文化もしっかりと表現することに成功しているんです。まずは、それがよくわかる動画をご覧ください!
いかがでしたか? サンフランシスコ・ベイエリアはアートに溢れる街だということがおわかりになったでしょう。では、ここから動画と『ウォッチドッグス2』を絡めつつ、詳細を解説していきましょう。
アートがぎゅうぎゅうに詰まったクラリオン・アレイ†
ゲーム内には“クラリオン・アレイ”と言うストリートが登場します。こちらでは以下の画面写真の通り、ちょっとした小路のあらゆる場所がアートで埋め尽くされているというスゴイ光景が見られるのですが、ここは実在する場所なんです。
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「これはぜひともこの目で見たい!」ということで、現地まで取材に赴きました。まあ、実物もあらゆる場所にアート、アート、アート!!! メッセージ性の強いミューラル・アート(壁画)もあるのが、サンフランシスコならでは。ここにデッドセックのメッセージが刻まれていてもおかしくありません。
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▲こちらの壁画には“STOP THE CORPORATOCRACY”と描かれていますが、その意味は“企業本位(利益優先)主義を止めよう”。デッドセックと通ずるメッセージですよね! |
周り全部がアートという光景に圧倒されていたら、ふと日本風の壁画が目に飛び込んできました。その前には、タバコをくゆらしているチョンマゲに和装の巨漢が……。動画にも出てくる謎の男、その名もケンシン・トモシマ(Kenshin Tomoshima)氏です。
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彼は“クラリオン・アレイ・ミューラル・プロジェクト”というクラリオン通りのミューラル・アート(壁画)プロジェクトのオーガナイザーです。このプロジェクトは、コミュニティーのプロジェクトとして24年も続いているもので、ストリートの美化に取り組んでいるそう。名前もルックスも超個性的で、彼が描いていた壁画も“座頭市”がテーマになっていました(それもあって話しかけてみたわけです)。じつは以前から映画『座頭市』のファンで、『子連れ狼』も好きとのこと。きっかけは、ケンシン氏の父親が日本仏教の僧侶で(「自分はイスラエル系ユダヤ人でアメリカン・インディアン」とのこと)、父親はサンフランシスコは鈴木老師(鈴木俊隆氏。1960年代にアメリカ西海岸で禅を広げた曹洞宗の僧侶)に師事して修行したというから驚きました。剣道、武士道、禅仏教、伝統的な日本芸術、それに月岡芳年(幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師)をはじめとする浮世絵にも興味があって、いまの画風に辿り着いたとか。彼こそサンフランシスコのアートを体現するような人物ということで、動画に出演してもらった次第です(もちろん、ケンシン氏はゲームには出てきません!)。
サンフランシスコを彩るストリートアート†
もうひとつ、サンフランシスコを代表するアートと言えば、実際でもゲーム内でもあちこちで目にするタギング(tagging)やグラフィティ(graffiti)でしょうか。スプレーペンキなどで“落書き”を描く行為で、タギングは一見すると何の意味も持たない文字を描いているように見えますが、きちんとそこにメッセージが込められています。いわば個人や集団を示すマークだったりするのです。ストリートギャングが「ここは俺らの縄張りだぜ!」的な主張や「ここでアレしようぜ!」的なメッセージを伝えるべく壁に描いていたりしたものが、いまではアートのひとつとして確立しています。とくにグラフィティは、世界的な影響を持つアーティストも存在します。ニック・ウォーカー(Nick Walker)やバンクシー(BANKSY)の作品はぜひ検索して驚いてほしいほどのクオリティーです。
もちろん、『ウォッチドッグス2』のタギングやグラフィティも相当なクオリティー。ギャングがたむろしているエリアにはその組織のタギングを見かけたりするので、チェックしてみるのもおもしろいですよ。
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▲こんな感じのタギングやグラフィティアートをサンフランシスコの各所で目にしました。 |
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▲こちらは『ウォッチドッグス2』で見られる、見事なストリートアート。ほんの一部です。 |
サンフランシスコは音楽の都!†
そして、サンフランシスコ・ベイエリアと言えば音楽! どこもかしこも音楽で溢れかえっているのが、サンフランシスコです。ちょっと人が集まるような場所に行けば、ストリートで歌ったり踊ったりしているパフォーマーがたくさんいました。
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そして、それは『ウォッチドッグス2』のサンフランシスコも同じ。有名なランドマークでは、いろいろなパフォーマンスを見ることができます。音楽だけでなく、見かけたらラッキーなパフォーマーもいるようですが……!
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60年代のヒッピー・ムーブメントの中心地といでもあり、サンフランシスコから世界中に広まった音楽は無数にあります。書くと止まらないのでガマンしますが、かのグレイトフル・デッド(Grateful Dead)を生んだ場所はパロアルト(以前に紹介した、いまやシリコンバレーと呼ばれる地域です)ですし、あのグリーンデイ(Green Day)はバークレー(オークランドの北)出身ですし、世界的なプロスケーターでもあるトミー・ゲレロ(Tommy Guerrero)もサンフランシスコ出身ですね。そして、『ウォッチドッグス2』でも多彩なミュージシャンが曲を提供していて、それらをコレクションする楽しみも相当あります。そのあたりはまたの機会に!
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▲音楽を愛する気風は街角でも見受けられます。左はゲーム内で見つけた巨大な壁画。「大げさな」と思ったアナタ。右のように、実際にも建物の一面を音楽愛に満ちた壁画が飾る場所があるんです。 |
「ゲームでしょ?」とあなどっている人には「ちょっとわかってないんじゃない?」と言えるほど、サンフランシスコのカルチャーを表現しているのが、『ウォッチドッグス2』。オープンワールドを探索するだけでも楽しいことがたくさんありますよ!
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▲そもそもデッドセックの拠点がアートだらけですしね! |
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●GAME SPEC
タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売
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