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刺激と危険に満ちたオークランドに注目!
公開日時:2016-11-23 15:00:00
どうも、週刊ファミ通『ウォッチドッグス2』担当のコンタカオです。今日は、勤労感謝の日ですね。編集長、僕も勤労感謝されたいデス!
くだらない前置きはさておき、今日もオープンワールドで構成された『ウォッチドッグス2』のサンフランシスコ・ベイエリアから、注目すべきエリアを紹介します。今日はマーカスが育った都市、オークランド(Oakland)です!
サンフランシスコ東に位置するオークランド。サンフランシスコ・ベイエリアの中でも“イーストベイ”と呼ばれる地域にあり、カリフォルニア州でも8番目に大きな都市です。サンフランシスコとはベイブリッジ、“ノースベイ”のマリンとはリッチモンド・サンラファエル橋でつながっています。
マーカスはオークランドで育ちましたが、ctOS 2.0の犯罪予測システムによって、何もしていないのに犯罪者扱いされてしまいます。彼がシステムの危険性に気づいたきっかけと言えるこの出来事ですが、これはオークランドという土地のせいでもあるんです。
気候もよく、海に面している立地で産業が発展したこともあって、サンフランシスコの人口は増える一方でした。しかし1906年、カリフォルニア州北部をサンフランシスコ大地震が襲いました。市内は大きなダメージを受け、多くの人々がイーストベイに避難したことで、人口が爆発的に増加したのです。多くの移民が暮らしていたサンフランシスコですから、オークランドでもさまざまな人種が生活圏を築き上げることになります。とくにヒスパニック系やラテン系の住民が多く、それぞれの文化を色濃く受け継いだ地域が各所に生まれました。
1960年以降、アメリカの治安は悪化する一方でしたが、オークランドも例外ではありませんでした。2000年代には全米屈指の犯罪率を持つ都市となってしまいます。現在も、カリフォルニア州でもひと際高い犯罪率を維持しており、問題となっています。
つまり、ctOS 2.0は住んでいる場所と人種で、何もしていない人間を「犯罪を起こす危険人物」と勝手にみなしているわけです。非常に危険極まりない傾向ですが、現実にあり得る事態とも言えますが。
▲オークランドの犯罪発生率はカリフォルニア州全体と比較してもだいぶ高い。サンフランシスコ市内(画像右)と比べても、ここまで違います。参照元はコチラ。 |
実際、動画を撮影する場所を考えていたら、「そこは大丈夫だけど、通りを一本入ったら危ないから」と言われまして。「ギャングなら寝ている時間だろう」と判断(?)して、早朝に言ってマッハで撮影しました。そこまで危ない感じはしませんでしたが、夜はまた違うんだろうなという空気は流れていましたね……。
▲ゲーム内で“プレスコット”と呼ばれるエリアは、ギャングもたくさんいる危険な場所になっています。壁もタギングだらけですが、実際もそうでした。 |
▲こちらが、マッハで移動する前に撮影したタギングで埋まる塀です。こんな風景があちこちに広がっていました。 |
▲これはゲーム内で見かけた看板。タギングで上書きされていますが……。 |
▲マジでこんな感じなんですね。これは実際の写真。 |
とはいえ、サンフランシスコ市内の終わりのない地価高騰の影響もあり、いまもなお発展し続けている都市でもあります。オークランドもその影響をもろに受けていて、地価は上がる一方のようですが、リゾート地のようなジャック・ロンドン・スクエア(Jack London Square)、NBAの開幕戦も行われるオラクル・アリーナ(Oracle Arena)、広大な自然公園もあるので、観光地としてもこれから期待できます。
▲市街地にあるオークランド市庁舎を撮影してみました。左がゲーム、右が実際の写真です。ほぼ同じ。 |
▲ゲームでは“ノースヒル”という高級住宅地もありますが、実際もどんどん開発が進んで、アッパークラスの人が住む地域も増えているようです。サンフランシスコ・ベイエリアは標高が高くて眺望がいい場所ほど、家賃は高いとのこと。 |
▲アメリカ初の公式野性動物保護区である“レイクサイドパーク”。こんな緑豊かな場所もあります。右に見えるのは“キリスト・ザ・ライト”という大聖堂で、実際にも存在します。雨なのはたまたま。本作では当然、天気も変動しますよ。 |
▲ゲーム内では“ブルーム・アリーナ”ですが、オラクル・アリーナを検索して比較してみたらビックリします。そっくりで。 |
オークランドはけっこう広く、サンフランシスコに負けず多彩な表情を持つ都市です。刺激も多いエリアなので、じっくりと探索してみてください。
明日は、発売までいよいよ残り1週間となるので……インタビュースペシャル動画を公開します。お楽しみに!
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●GAME SPEC
タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売
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