第11回: [LoL] 魔境観光ガイド 3―低レートのときに考えてなかったこと2

公開日時:2015-04-08 00:00:00

 今回も「魔境観光ガイド2」に引き続き、筆者が『League of legends』で低レートだったときにあまり考えてなかったことや、知らなかったことなどを紹介していきます。前回はチャンピオンセレクトについて書きました。今回はルーンとマスタリーです。


■4.ルーンは上手い人からマネをする。汎用ルーンページを作っておく

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▲筆者が使用しているAP(Ability Power) Midチャンピオン用の汎用ルーンページ。対面MidチャンピオンがAD(Attack Damage)の場合は黄色(Seals)にArmor(AR)ルーンをセットしたりしてもいいと思います。最近は青(Glyphs)にCooldown Reduction Per Levelを入れることもあります。

赤(Marks):Magic Pen(MR Pen) ×9
黄色(Seals):Health Per Level(HP Per) ×9
青(Glyphs):Ability Power Per Level(AP Per) ×9
紫(Quintessences):Ability Power(AP) ×3

 ルーンはマスタリーとは違い、チャンピオンセレクト画面では編集することができません。試合を検索する前にあらかじめルーンページにセットしておいて、その中から1枚をチャンピオンセレクト画面で選択します。ルーンは購入にはInfluence Pointsが必要となり、またルーンページ(Influence PointsまたはRiot Pointsで購入可能)も初期段階では2枚しか持っていません。

 ルーンについては、サモナーレベル30になって本当にランクマッチを始めたばかりの人では、そもそもルーンやルーンページをあまり持っていないこともあるかと思います。
 しかし、上手い人ならばルーンページが2枚しかなくてもレートを上げていけるのですが、個人的にはランクマッチに参戦するなら3~4枚は欲しいです。ランクマッチではやりたくないロールをやらなければいけないこともあるし、対面するチャンピオンによってルーンページを変えるなど色々なケースに対応できたほうがいいですからね。
 筆者の過去を例に挙げると、サモナーレベル30になってからすぐにランクマッチに参戦したのですが、「Ability Power(AP)ルーンを持っていないために、Attack Damage(AD)チャンピオンでMidレーンを仕方なくやることにした結果、チームに物理ダメージしかいない」といったことをしでかしていました。試合結果は察しの通りです。このような事態はなるべく避けたいところでしょう。
 魔境をウロウロする段階ではProBuilds.netLolKingなどを見て、上手い人から構成を真似するのが無難だと思いますが、ここではあまりルーンやルーンページを持っていない人のために汎用性が高いと思われるルーン構成をいくつか紹介してみようと思います。

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▲TopかJungleのADチャンピオンで使える汎用ルーンページです。どうしてもルーンページやルーンが足りないならば、AD Carryで使用してもいいとは思う(あまり推奨はしません)。

赤(Marks):Attack Damage(AD) ×9
黄色(Seals):Armor(AR) ×9
青(Glyphs):Magic Resist(MR) ×9
紫(Quintessences):Attack Damage(AD) ×3

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▲AD Carryで使える汎用ルーンページ。青や紫に入れるAttack Speed(AS)ルーンの数は好みで調整するといいと思います。TopやJungleのAS依存度の高いチャンピオンを使用する時にも使えます。

赤(Marks):Attack Damage(AD) ×9
黄色(Seals):Armor(AR) ×9
青(Glyphs):Attack Speed(AS) ×3 、Magic Resist(MR) ×6
紫(Quintessences):Attack Speed(AS) ×3

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▲Supportで使える汎用ルーンページ。タンクなサポートを使用する時に使えます。AP依存度の高いサポートチャンピオンを使用する場合、ARやMRを減らしてAPやPenetrationなどをセットするといいと思います。

赤(Marks):Armor(AR) ×9
黄色(Seals):Health(HP) ×9
青(Glyphs):Magic Resist(MR) ×9
紫(Quintessences):Armor(AR) ×3

【要約すると】→ルーンは上手い人からパクる。あまり持ってないなら、汎用ルーンページを作るといい。以下、筆者が思うとりあえず買っておけなルーンまとめ(超厳選)。

赤(Marks):Attack Damage(AD) 、Armor(AR) 、Magic Penetration(MR Pen)、Hybrid Penetration(H Pen)
黄色(Seals):Armor(AR) 、Health(HP) 、Health Per Level(HP Per)
青(Glyphs):Magic Resist(MR) 、Ability Power Per Level(AP Per)
紫(Quintessences):Attack Damage(AD) 、Attack Speed(AS) 、Armor(AR) 、Ability Power(AP)


■5.マスタリーも上手い人から真似する。チャンピオンセレクト画面で設定しよう

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▲マスタリーについては、チャンピオンセレクト画面で編集することが可能です。試合毎にセットするといいでしょう。このときマウスホイールを使うと、3ポイント必要なマスタリーなどに高速でポイントを割り振ることができます。上のマスタリーの場合、Offenseに21、Defenseに9、Utilityに0ポイント振っているので、省略して「21/9/0」などとプレイヤー間では言います。

 マスタリーはルーンとは違い、チャンピオンセレクト画面で編集することができます。こちらは特にInfluence Piontsなどは使用しません。ルーン同様、ProBuilds.netLolKingなどを見て、構成を参考にするといいでしょう。
 基本的に、Offense、Defense、Utilityのどれかに21ポイントを振ってツリーの一番下のマスタリーまで全部取ってから、残りの9ポイントを残った二つのツリーのどちらかに割り振ります。ただし、4/26/0など、変則的なマスタリー構成もありえます。
 ルーン同様、マスタリーの効果が覚えられないならば、汎用マスタリーを作ってもいいかもしれません。ここで注意したいのが、対面チャンピオンや構成を確認せずに決め打ちでマスタリーを設定してしまうことです。マスタリーはチャンピオンセレクト画面で編集できるので、ランクマッチの場合は対面のチャンピオンなどを見てから決めるといいです。筆者はマウスホイールでポイントを振るやり方を知るまでは常に同じマスタリーでやっていましたが、マウスホイールを使うと簡単に割り振れるのでこれはかなり使えます。

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▲一つ前の画像では21/9/0だったが、相手や味方のチャンピオン構成を見てから9/21/0にしてみたりもマスタリーの場合は簡単にできます。

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▲マスタリーは必ずしも一つのツリーに21ポイント割り振る必要はありません。0/16/14はサポートでディフェンス重視にするマスタリー構成です(最近はマップコントロール重視で0/9/21の方が使いますが)。

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▲AD Carry用の汎用マスタリー構成です。AD Carryは、ほぼコレでオッケー(って言うと、AD Carry専の人から怒られそうですが)。

【要約すると】→マスタリーも上手い人からパクる。対面を見てから、ポイントを割り振る。


 まとめよう。今回はルーンとマスタリーについて書きました。ルーンページについては、個人的には3~4枚は用意してからランクマッチに参戦してほしいです。ランクマッチでは、必ずしも自分の行きたいレーンに行けるわけではないので、昔の筆者みたいに「APルーン無いわー」とか突然言い出すのはやめましょう。マスタリーは本文にも書きましたが、対面を見てからマウスホイールでセットすると良いです!

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