第10回: [LoL] 魔境観光ガイド 2―低レートのときに考えてなかったこと1

公開日時:2015-04-07 00:00:00

 今回は『League of Legends』で、筆者が低レートだったときにあまり考えてなかったことや、知らなかったことなどを紹介していきます。筆者もまだまだ高レートとは言えないのですが、記事にすることで基本的なことを振り返りながら更なる向上を目指していきたいと思います。「魔境観光ガイド」ということで、今回もサモナーレベル30になったばかりのようなプレイヤーがSolo/Duoルールのランクマッチをプレイするという想定で書いていきます。


■●ランクマってピック方法が違うんだっけ?

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▲以前も書いたように、Solo/DuoルールのランクマッチはDraft Pickモードで行われる。ノーマルマッチにもDraft Pickモードは存在するので、まずそちらから慣れるのもいいです。Draft Pickモードでは、まずBan(使用禁止)するチャンピオンをチームごとに交互に選んでから、今度は自分が使用するチャンピオンをこちらもチームごとに交互にピックしていくことになります。Banするチャンピオンはチャンピオンセレクト画面で一番上の人が選択します。

 Draft Pickモードでは16対以上の所持チャンピオンが必要となります。まずBanフェーズがあって、それが終われば次はピックフェーズです。  ここでは自分のできるロールをいくつか宣言する人が多いです。全ロールそこそこできるようになってからランクマッチに参戦するのが理想とはいえ、もちろん得意ロールは誰にでもあるものです。それに、いくつか(またはひとつでも)得意ロールを宣言しておくと、他の人もチャンピオンをピックしやすくなります。全ロールできる自信のある人はここで「fill(余ったロールやるわ)」と宣言して、余ったロールのチャンピオンをピックするのもいいでしょう。
 また、10人全員がピックし終わった後に味方と使用チャンピオンを交換することができます。「そのチャンピオン得意だから、オレのために先にピックしといて」なんてことも可能です。

【要約すると】→ランクマッチはピック方法がDraft Pickモード固定。


■1.何をBanするか?

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Lolkingなどの統計サイトでは、チャンピオンの使用率、勝率、Ban率などの情報が得られます。ランクマッチをする際にはチェックしておくと便利です。

 何をBanするかはDraft Pickモードに慣れていないと、よく分からないものです。自分の行くレーンのカウンターとなるチャンピオンを片っ端からBanするような人(昔の筆者)もいるのですが、チャンピオンセレクト画面の段階で味方にキレられる可能性大です。それで勝てるのならいいのですが、チームゲームなので出来るだけチームの雰囲気がいい状態でやりたいものです。
 BanをするチャンピオンはLolkingなどの統計サイトを使用して、Ban率の高いチャンピオンから自分が嫌いなチャンピオンを選んでいけば、まず揉めることはないです。チーム内で相談してBanをするチャンピオン、わざとBanしないで使用するチャンピオンなどを決めてもいいのですが、実際には無言で行われることも多いです。「味方がピックできるようにわざとBanしなかったチャンピオンが相手にピックされる」などのピック事故が起こりやすいのもあり、得意ロールの宣言はするのですが何をBanするかについては個人的には無言派です。

【要約すると】→何をBanするかは、ある程度決めておくこと。


■2.何をピックするか?

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▲Draft Pickモードは、相手チャンピオンを見てからピックできるのが特徴です。もちろんチームごとに交互にピックしていくモードなので、相手チャンピオンが分からない状態でピックしなければいけない(先出し)ケースもあります。

 自分のピック順が来たら、得意ロールを宣言していた場合はそのロールで使いたいチャンピオンをピックするといいでしょう。ずばり、何をピックするかについてですが、自分が最も得意なロールの最も得意なチャンピオンをピックすることです(筆者の経験上)。
 昔の筆者は、対面TopチャンピオンがTeemoだったので、そのカウンターだからといってなんとなくTop Pantheonをランクマッチで初めて使うなんてことをしましたが、見事に負けました。筆者は“なんとなくピック”の常習犯でしたが、シーズン2014からなんとなくピックの回数を減らして(やめられないよね)ロールとチャンピオンを絞ったところ、レートが少しは上がり始めました。
 ちなみに筆者がシーズン2014で最も得意だったのは、Top/Mid LuluとSupport Jannaです(両方あわせて、300回以上シーズン2014ランクマッチで使用)。凡人サモナーにとっては、経験こそが最強の武器ということです。勝てる自信のある得意ロール、得意チャンピオンを作っておきましょう。

【要約すると】→自分の得意なチャンピオンをピックすること。


■3.得意チャンピオンの見つけ方

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▲またもや登場のLolkingでは、チャンピオンの勝率でソートもできる。レーン別の勝率などを知りたい場合はChampion.ggも便利。

 得意なチャンピオンの見つけ方としてはLolkingなどの統計サイトを見て、OP(Overpowered)なチャンピオンを探してから、そいつを選んで練習するといいでしょう。
 統計サイトを見たときに、チャンピオンの使用率(Popularity)が勝率の割に低い場合は、精鋭サモナーばかりが使っていると考えることもできますが、使用率、勝率ともに高い場合は間違いなくOPと言っていいと思います。使用率、勝率ともに低く、長らく調整されていなくてメタにもあっていないようなチャンピオンを自分で使用して勝てるならいいのですが、OPなチャンピオンを練習するのが近道でしょう。見た目が好きなチャンピオンなどを使って勝てるのなら、そのチャンピオンを練習するモチベーションも保てますし、それもいいと思います。とにかく、自分の勝てる(使用感が合う)ロールとチャンピオンを見つけて何回でも使うのが筆者のオススメです。プロや上手い人の動画を見て、ある程度どのような動きをするチャンピオンなのか把握してから練習し始めるのもいいです。

【要約すると】→OPなチャンピオン、見た目が好きなチャンピオン、動画で見たチャンピオンなどを何回でも使って得意にすればいい。Ahriちゃんペロペロで使用するのも自分が楽しい/勝てるならいいでしょう(ただし、Luluを性的な目で見るのはやめてください)。


 まとめよう。今回はチャンピオンセレクトの段階について考えました。まだチャンピオンセレクトの時にすることは残っていますが、それは次回以降に回すとしましょう。
 僕の考えとしては、プロの配信や試合を見て真似するのもいいのですが、実際に操作するのは自分ですから、何回も何回も練習することです。今もチームランク用にMidレーンを練習しています。何かをして劇的にレートが上がったことなんて、僕には無いです。また、試合後の振り返りなども大事なんですが、それは後々書くと思います(そんなにたいしたものではないです)。

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