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【連載最終回】PvPバトル“ゴーストウォー”で連携・戦術の重要性を知る!
公開日時:2019-11-30 17:30:00
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どうも! ライターのQマインだ! 最終回となる今回は、ほかのプレイヤーとの対人戦が楽しめる“ゴーストウォー”に挑戦していく!
ゴーストウォーは本編とは一味違った緊張感が特徴!†
ゴーストウォーは、4対4で行う対人バトルコンテンツ。NPC戦とは異なり、意思を持ったゴーストたち(プレイヤー)が広大なフィールドで己の腕と戦術を駆使して敵のせん滅を狙う。本編(PvE)では体験できない熱い駆け引きが魅力だ。そんな対人戦に筆者が初挑戦……の前にゴーストウォーの基本的なルールを確認しておこう。
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ゴーストウォーはメニューのいちばん左側にあり、本編プレイしている途中でも参加可能。 |
■ゴーストウォーの概要
・8人のプレイヤーが2つのチーム(各チーム4人)に分かれて戦う
・3ラウンド制で先に2ラウンドとったチームが勝利
・ゲームモードは、攻撃側(爆弾の設置)と防衛側(爆弾の設置阻止または設置された爆弾の解除)にわかれて戦う“サボタージュ”と、敵チームを全員排除する“エリミネーション”のふたつ
・本編で使っていたキャラクター、クラス、スキル、武器はそのままゴーストウォーに反映されるが、装備レベルや一部のスキルは無効となる
・キルされたプレイヤーは失血死せず、ラウンド中であればいつでも蘇生可能。また体力の自動回復と疲れは無効
・ラウンド開始時に所持している消費アイテムはクラスアイテム、グレネード、包帯の3つ。ドローンや注射器といったアイテムはフィールドで現地調達しないと使えない
・エイムまたはドローンで敵に視点を合わせるとマーク状態となる。マークされたプレイヤーは敵全員に自身の位置がバレしまう。敵の視線を一定時間妨害することでマークを解除可能
・発砲するとミニマップにノイズマーカー(敵が発砲したおおまかな位置を示すもの)が表示される。なおSMGとハンドガンの場合はサプレッサーを装着すればノイズマーカーを隠せる
・ゴーストウォー専用ミッション(敵を○人キルするなど)を達成すると報酬がもらえる
・勝敗が決するとそれに応じたスケルクレジットやバトルポイント、装備品などがもらえる
このようにゴーストウォーでは、対人戦用に調整されたルールが設けられている。装備レベルがいっさい反映されないので本編の進行度に関係なく遊べるのはありがたい。
攻めと守りのバランスがだいじになる“サボタージュ”†
マッチメイキングを開始して待つこと数十秒……初めてのゴーストウォーは、サボタージュに決定! マップは研究開発センター。最初は攻撃側からスタートのようだ。マップ中央にあるAまたはBのターゲットに爆弾を仕掛けて、それを解除されないようにすれば勝利。爆弾を設置する前に敵を全員倒しても勝利となる。
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ラウンド開始前にマップの確認や装備・クラスの変更が可能。 |
最初の攻撃ではシャープシューターを使用。戦闘が始まり、まず最初に思ったのが、ひとつのラウンドの時間が比較的長いということ(6分間)。これだけ長ければじっくり偵察しながら攻められそうだ。「さっそくセンサーランチャーで仲間を支援するぞ!」と思ってアイテムを選ぶと……センサーランチャーがまさかのひとつだけ!(少ない!) 本編と違ってクラスアイテムの数は制限されているようだ。そのため、ここぞという時に使うのが無難かもしれないが、ほかのアイテム同様、追加で拾うことも可能。そして、両チームともにらみ合ったまま3分が経過。
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「最初はじっくり行くのがセオリーなのかなぁ」とか思いながら周囲を探索していると突然、味方ふたりがダウンし2対4に!(急にピンチ) どうやら敵のひとりが側面から回りこんでいたらしい。ダウンした味方のほうにスコープを向けると、敵を発見! すかさずスナイパーライフルで狙撃し、初めてのキルをゲット!(この感じがたまらない)
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急いで倒れた味方に近づき蘇生。その後、もうひとりも蘇生しようとした矢先、敵のアサルトライフルの攻撃で筆者がダウン(すまぬ味方!)。その直後、生き残っている味方が筆者を倒したゴーストをキル(ナイス!)。この隙に味方がダウンしている筆者ともうひとりの味方を蘇生。4対2となり、形勢逆転! さらに仲間が敵をひとりキルして4対1に。そしてトドメの爆弾設置! 筆者は爆弾の付近で待機し、残りの味方がダウンした敵の周囲を警戒。最後は突撃を仕掛けてきた敵を味方がキルして勝利!
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爆弾の設置と解除中はアラートが鳴り響く。これが聞こえたら設置・解除している仲間が敵に襲われないように急いでサポートに回ろう。 |
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続いて防御側のラウンドでは、筆者を含めた味方がひとりずつ倒されてしまい、1対4の状態に。さらに追い討ちをかけるように爆弾が設置される(まずい!)。しかし、生き残った仲間が敵の目を盗んで素早く爆弾解除に入る。
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「頼む、間に合え!」と祈りながら見ていると、なんとか爆弾の解除に成功! 敵はこちらの蘇生を阻止するためにダウンしたゴーストの周辺を見張っていたのかな? このようにサボタージュでは、攻めと守りのバランスがかなり重要で、爆弾の設置や解除に集中し過ぎると、蘇生によって敵の戦力が回復することもある。反対に今回のように蘇生阻止に集中し過ぎると爆弾の守りが疎かになってしまう。このバランスをいかに保ちながら立ち回るかが重要なのかもしれない。
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キルも取れたので大満足! しかも勝利したので報酬もうまい! 負けた場合は装備品がもらえないこともあるようだ。 |
仲間が頼もしすぎる“エリミネーション”†
つぎに、もうひとつの対戦モードのエリミネーションもプレイすることに。こちらは相手チームをすべて排除(ダウン)させれば勝利という非常にシンプルなモード(こちらの制限時間は8分間)。ただし、残り時間の減少に応じて行動可能エリアが狭まっていく。そのため終盤になればなるほど接敵しやすくなり、危険度が増していく。エリアが広いうちに積極的に攻撃を仕掛けるのか、エリアが狭まってから本格的に攻撃を仕掛けるのか、そこはプレイヤー次第だ。
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マップはスケル港。建造物などの遮蔽物が多く、個人的に戦いやすかった。 |
エリミネーションでは、アサルトをチョイス。戦闘開始と同時に建物に入り、アイテムを物色。ガスグレネードやアドレナリンショット(クラス技能ゲージを上昇させるアイテム)、ドローンをゲット。さっそくドローンで敵を偵察して味方をサポート(敵をしっかりとマーク!)
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敵をマークして味方に敵の位置を知らせる。 |
味方が前線をかなり押し上げていたので、ドローンによる索敵後、筆者も急いで後を追った。気がつけば3対1となり、こちらのチームが優勢に。前線へ急ぐ筆者だったが、エリアの中央に監視システムという怪しげな物体を発見。とりあえずハッキングしてみる!
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ハッキングにはかなりの時間がかかる(ひとりだと心細い……)。 |
ハッキングが完了すると、なんと敵の位置が丸分かりに! じつはこの監視システムは、一定時間、すべての相手プレイヤーをマークしてくれるというすぐれもの。最前線の味方が監視システムによってマークされた敵を速攻で倒して1ラウンド目を勝ち取った(味方が強い!)
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2ラウンド目もドローンで敵をマークしていく。すると、ひとりの味方が敵陣目掛けて猛ダッシュ! 敵の側面を突き、つぎつぎと相手ゴーストをダウンさせていく、まさに無双状態。なんとひとりで4人をダウンさせ、わずか1分半で2ラウンド目も勝利した(ドローンを操作するだけで終わってしまった汗)。
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今回の試合は、まったくキルが取れなかったため、「報酬はほとんどもらえないだろうな」と諦めていたが、スコアを見てみると“マークした敵”や“監視システムを補足”といった行動が評価されており、しっかり報酬を受け取ることができた(ありがたい!)。エリミネーションは、エリアの縮小が始まる前にある程度敵を攻めて、試合の流れを掴んでおくと後々楽になる気がした。あと監視システムの効果がなかなか強力ので、これを軸に立ち回るのもありだと思う!
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さて、『ゴーストリコン ブレイクポイント』の魅力をお届けする連載企画もこれにて終了(筆者はまだまだアウロアライフを満喫するぞ!)。本作を遊んでみていちばんおもしろかったのは、ノマドと装備の成長だ。
本作では、クラスの能力を尖らせて差別化させるとともにスキルのバリエーションも拡充しているため、プレイスタイルにあったクラスとスキルのチョイスが可能になった。さらにガンスミスによってお気に入りの銃を段階的にアップグレードできるようになり、ノマドと武器の双方を強化していくという楽しみが増した。
またアウロアの至るところで装備を拾えるので小まめな装備更新もでき、ハックアンドスラッシュが大好きな筆者としてつねに興奮の連続だった。
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戦闘面では、ヘッドショット一発で敵が倒せるシューターゲームとしてのよさや、大型兵器ドローンとの白熱のバトル、新たなカバーシステムによる攻防の駆け引きなど、キャラクターを操作して戦うおもしろさが前作以上にパワーアップしていたため、「ゴーストの育成に興味がない……」という人でも十二分に楽しめると思う。
ぜひこの機会に『ゴーストリコン ブレイクポイント』でアウロアでの緊張感溢れるサバイバルを体験してみてほしい!
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