2019年6月11日~13日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最大のゲーム見本市“E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2019”に先駆けて、ロサンゼルスのMagic BoxでユービーアイソフトのPS4/Xbox One/PC用FPS『ゴーストリコン ブレイクポイント』の試遊会が行われた。発売日は2019年10月4日。記者が他メディアやユービーアイソフトのスタッフとともに共闘したので、その感触をお伝えする。
仲間との共闘感がたまらない! CO-OP型シューターの最進化形を感じた
今回プレイしたのはアルファ版とのことだが、結論から言うと、いますぐ発売してもいいくらいの完成度。
舞台となるのは、架空の島。シームレスな島を自由に探索しつつ、ときにはさまざまなミッションに挑むという、自由度の高いスタイルだ。安全なときならいつでも仲間のいる場所へファストトラベルでき、ビバークすることで早朝や昼、夜など自由に時間を進められる。徹底してストレスフリーな作りになっているのだ。プレイヤーキャラクターは火力、狙撃、ステルスにそれぞれ特化したタイプを選択でき、自分に合ったスタイルでミッションに挑める。製品版ではさらに、回復に特化したスタイルも選択できるとのこと。
さっそく、さまざまな遊びを体験したので、動画でプレイの模様をお見せしよう。
『ゴーストリコン ブレイクポイント』プレイ動画
「合図をするからAの敵を同時に狙おう」といった具合に連携したり、ドローンを飛ばして上空からの映像を確認したりと、さまざまな行動を行える。ドローンを飛ばしているあいだは自分を動かせないが、目印となるビーコンを設置できる。ストラテジー的な要素もふんだんに用意されており、どのように攻めるかを仲間どうしで考えるのがとても楽しい。
つぎつぎにミッションをこなしていくと、仲間のひとりが「強いドローン戦車にチャレンジしよう」との提案が。もちろんコレに乗らない手はない。最初はとりあえずどんな敵なのかやってみようと、正面から挑んだところあっさり全滅してしまった。予想以上に敵のドローンは強かったが、あらかじめ四方から攻撃できるようにビーコンを設置してリベンジし、見事撃破できた。もっとも、動画を見ればわかる通り、記者は集中砲火を受けてダウンしていましたのだが……。仲間がロケットランチャーを撃ち込むまでの囮役になったと思うことにします。ともあれ、仲間と共闘していることもあり、ミッションクリアー時の達成感はなかなかのもの。
ほかにも、ヘリや装甲車などに乗って敵陣を蹴散らしたり、馬鹿デカいダムをパラシュートで滑空したりと、戦闘以外にも楽しめる要素がたっぷり用意されている本作。2019年9月5日から実施予定のオンラインβテストを楽しみに待つことにしよう。