現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本第5巻が好評発売中!
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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第41回
2021-01-25 11:00:00
【これらの機材はどこへ消えたのですか?】
詳細は次回語られることになりますが、作中で本田が言った通り、れっきとした犯罪です。
そして残念ながら、かつてゲーム業界で実際に起きてしまった刑事事件です。調べれば出てきてしまう事件ですが、ゲーム業界全体の戒めの意味も込めてエピソードとして取り上げさせていただきました。誠に遺憾です。
【安い詐欺師が使う常套手段です】
こちらも非常に残念ですが、過去にゲーム業界で実際に起きてしまった事件です。
もちろん弊社ではありませんが、残念ながら(ゲーム業界に限らず)こうした発注仕事の裏では立場を利用した罪をおかしてしまう悪い人間が出てきてしまいます。
発注する側も受ける側も、正しくまっすぐに仕事をしていきたいものです。
【相手を油断させる天才】
ある意味、主人公である龍也の特性かもしれません。
多くの人間が集まる会社組織というものに属していると、こうしたいわゆる“舐められ属性”を持った人物というのは少なからず存在します。そういった人はある意味、主人公属性があると思ってもいいのかもしれませんよ?
皆さんのまわりにもそういう“舐められ属性”の方っていませんか?
【立派な機密保持違反】
いかなる理由があろうと、社内文書などを他者に転送したり開示したりすると背任行為として厳しく罰せられることになるのでご注意ください。
今回はマンガ的演出として流れ上スルーしていますが、絶対にやってはならない行為です(当然ですが、正しくは自社内での上長やしかるべき部署と相談した上で指示を仰ぐべきです)。
【純愛ですよ】
今回のエピソードが公開され最も反響があったのは、やはり本田と守田の結婚ですね。皆さん驚かれたようです。
もちろんそういった衝撃を(更木ともども)受けていただくために展開してきたわけですが、このへんのいきさつは、次回のエピソードとその後に掲載される予定の『本田外伝』でも描かれる予定ですのでどうぞお楽しみに。
【松山社長を介さないとこうなります】
これも「では松山社長を介していたら、いったいどうなっていたのでしょう?」というご意見やご質問を多くいただきました。
多くは語りませんが『プロデューサー編』完結まであと2話ありますので、どうか最後まで読んでいただければと思います。
以上、デバッグルームでした。
来週2月1日(月)は特別企画と、第42話の予告カットのご紹介を予定しております。お楽しみにお待ちください。