チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第36回

2024-09-30 10:50:00

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第36回

シーズン2 第36話 “ 失われた楽園(3)”

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第36回

【ヤマノにこんな子いたっけ?】

 昨年の秋ごろに会っているはずなんですけどね、蓮実とこのキャラクターデザイナー石井輝義は(単行本11巻参照)。

 まぁ前回は夜遅かったですし、石井自身もお酒を飲んでいたようでしたし、覚えていなくても仕方がありませんね。

 「こんな子いたっけ?」なんて言われていますが(いませんけどね、蓮実はゲーム会社ですので)。

 ただ、私が知る限り現在のアニメ制作会社(スタジオ)の女性比率は非常に大きくなっている印象です。

 むしろ女性の方が多く感じるくらいです(原画・動画・制作)。

 実際にアニメ業界の関係者に話を聞くと「最近は男は続かない、すぐ辞める、うまくならない」なんてことをおっしゃってましたが(もちろんがんばっている男子も多いとは思いますが)。

 んー、そういや、ゲーム業界もそんな気がしますね、最近はとくに。活気があるのは女性スタッフに多い印象ですよ。

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【ヤマノにはさまざまなアニメ作品のポスターや立て看板がある】

 これは実際にあるアニメ会社の多くがやはりそうなっているのですが、その会社が手掛けたアニメ作品のポスターや立て看板が置いてあるんですよね。

 だいたいエントランスだったり会議室などに(所狭しと)置いてある感じです。

 これはいわゆる元受けではなくても置いてあることが多いので「あれ? この作品ってこの会社が作ったんだっけ?」とポスターを見て思うこともあるのですが、だいたい原画や動画を手伝った会社さんでもポスターは置いてあったりするんですよね。

 この『チェイサーゲーム』というマンガの中に登場するスタジオはすべて架空の会社です。

 設定上の話だと、ヤマノはアサプロの傘下のアニメスタジオですのでグループ内で制作している数々のアニメ作品をいっしょに手掛けている、という設定なのでこうしてたくさんのポスターや立て看板があるということなんですね。

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【女児向けアニメ『ぷにきゅー』の第三期】

 じつはこれまでにも『ぷにきゅー』というアニメ作品の名前は何度も登場していたのでした。

 この世界における、いわゆる『プリキュア』的な立ち位置の女児向けオリジナルアニメ作品だと思ってください。

 そして、その『ぷにきゅー』の第三期作品はこれからも何度かスポットが当たるので、まぁ覚えておいてください。

 こういうオリジナルアニメ作品などもじつは設定が作ってあったりするんですよ。

 きっと作中で少しずつお見せすることになるので楽しみにしていてください。

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【編集部コメント】

 次回のドラマ予告をみると、シーズン2であま~い雰囲気になった冬雨のかわいらしさが全開のショットが描かれていますね。今週の放送も楽しみ!

 一方、マンガの蓮実はというと、地獄の合宿がはじまったばかり。果たして、蓮実はどう乗り越えるのか。

 次回のマンガ『チェイサーゲーム』シーズン2 第37話は、2024年10月7日(月)に掲載予定です!