2018年2月末、フランス・パリで開催されたプレビューイベント。こちらで体験できた日本語版のデモプレイから、さらなるプレイ動画を公開します！

　先日に紹介したストーリーミッションのひとつ、“バロン製材所”。シード・ファミリーの長男、ジェイコブ・シードが支配する地域“ホワイトテイルマウンテン”にある施設で、強制的にエデンズ・ゲートの私兵と洗脳される一般市民を捕縛している場所です。

　ここで無事に敵を倒し、解放に成功したのですが、バロン製材所にはジェス・ブラックという女性が囚われていました。彼女こそ、頼れる傭兵の“スペシャリスト”のひとりなので、ここはぜひとも仲間になってほしいところ。
　そんな彼女に、ジェイコブの部下で信頼も厚い“コック”と呼ばれる男を倒すサポートをしてほしいと依頼されます。それが今回紹介するストーリーミッション、“冷えた料理”です。

　バロン製材所からさらに山奥へ向かった先にコックがいるようなので、彼女のリードに着いていきながら向かいます。その道中で、ジェスがコック、ひいてはエデンズ・ゲートを憎む理由が語られるのですが……詳細は省きますが、なかなかハードなストーリーが語られます。

　このように、スペシャリストになるキャラクターにはそれぞれ、エデンズ・ゲートを許せないバックストーリーが存在します。彼らとの会話は、プレイヤーをより本作の世界へと引き込むパワーがあるので（それだけパンチがあるエピソードが飛び出すということ）、会話を飛ばさずにぜひ耳に入れてほしいですね。

　目標まで移動するあいだに、山間部のあちこちでジェイコブに囚われた人質たちを発見します。もちろん無視するわけにはいかないので、解放するべく戦うことになるのですが、ジェスも手伝ってくれるので、そこまで苦労することはないでしょう。彼女はすぐれた弓矢の腕を持っているので、ジャマな敵を静かに倒してくれます。彼女の指示通り、「目立たず静かに」敵を排除し、人質を解放しつつコックへと向かいます。

ジェスもいるからと油断していると、狭い場所なのですぐに見つかる可能性が。それはいわば人質も危ないということ。慎重な姿勢は崩さずに！

　いよいよ目的となるコックを発見しました！　しかし、双眼鏡でチェックする限りでは敵の数も多く、どうやらコックは火炎放射器を使って“不要な人間”を焼き尽くすかなりのサイコ野郎の模様……。ここは慎重に行きたいところです。

　とはいえ、高所から施設全体を視界に収められる位置に敵がいるのと、ヘリコプターが上空を徘徊し、かなりの確率で発見されてしまいます。幾度か挑戦をくり返し、なんとかコックを倒せたので、そのプレイ動画をご覧ください！

中央で火炎放射器を振り回している男がコック。かなりの危険人物であることは間違いない。

いちど発見されてしまうと、大量の敵が集まってくる。山の斜面などを活かして、できるだけ弾に当たらない場所を見つけ出そう。

とにかくヘリコプターが厄介。上にばかり気を取られていると、地上の敵がすぐそばまで来ている、なんて事態も。仲間とうまく連携して戦うように。

コックの火炎放射器で焼かれると、体が燃えて一気に体力がなくなる。すぐにその場を離れて消火するほうがベター。

これでジェスを自分のチームに配属できるように。スペシャリストは仲間になった時点で強力なアビリティを持っているのが心強い。

　無事にジェスの依頼を果たし、いつでも傭兵として参戦をお願いできる状態になりました。ということで、そのまま彼女を伴って、つぎなるミッションへと赴きます。それが、ストーリーミッションの“放蕩息子”です。

　なかなかの人物（いろいろな意味で）であるハーク・ドラブマン・シニアから、彼の息子であるハーク・ドラブマン・ジュニア（これもなかなかの性格）と協力して、彼の大事な選挙トラックをエデンズ・ゲートから奪還してほしいと頼まれます。

こちらがハーク・ドラブマン・ジュニア。上院議員になろうとしている割には、その発言がいちいちアグレッシブ。	息子のハーク・ドラブマン・ジュニア。これまた、いい具合のボンクラで、かなりの好人物。そして、彼も立派なスペシャリストなんです！

　ということで、ハーク・ジュニアの運転するクルマにジェスとともに乗り込み、トラックが保管されている敵の拠点まで向かうことに。

ハーク・ジュニアの手に輝くRPGと“破壊工作”の文字。そう、これこそハーク・ジュニアのシビれる能力というわけです。

監視塔を取り戻さないと、トラックまではたどり着けません。さきほどコックから奪い取った火炎放射器も使って、一気に敵を倒します。

　監視塔にいる敵を排除して、そこからジップラインで目的地まで一気です。ジップラインのような移動ルートは、森林や施設など、各所に用意されています。移動だけでなく、たとえば敵に気づかれることなく建物に移動したり、敵へ奇襲をかけるときなど、戦略の中に組み込めるので、施設襲撃などの際には、いったん周囲を観察することをオススメします。

　では、ジップラインの移動から目的地までのプレイ動画をどうぞ！　ハーク・ジュニアのセリフがいちいち最高なので、そこにも注目を。

　“放蕩息子”はトラックをハーク・シニアのもとまで運ぶまでとなりますが、トラックを取り戻したところで試遊はタイムアップ。ハーク親子はこのあともいろいろな意味で大活躍するようなので、そこは皆さんの目で確かめてください！

選挙カーだというのに、銃座が付いているところが最高。ということは、これを乗れるようになれば……と、こんな感じでどんどん装備が充実していくのが気持ちいい！