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『サイバーパンク2077』はゴイゴイスー! ゲーム好き芸人・ダイアン津田篤宏さんの感想とは?
公開日時:2020-12-06 11:00:00
吉本所属のお笑いコンビ、ダイアンの津田篤宏さん。“ゴイゴイスー!”という持ちネタでおなじみの人気芸人だが、じつは『ラスト オブ アス2』や『デッド バイ デイライト』といったゲームが好きなゲーマーなのだ。
今回はそんな津田さんに、本作『サイバーパンク2077』のデモ版をプレイしてもらった。果たして、どのあたりが「ゴイゴイスー!」なのか!?
津田篤宏 |
独特な世界観がゴイゴイスー!†
――今回はゲームのオープニングからプレイしていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
津田 率直におもろい! って思いました。まず、世界観がすごい独特ですよね。グラフィックがものすごく細かくてリアルだし、このゲームの近未来感は個人的にはかなり新鮮で、引き込まれます。一人称視点のオープンワールドゲームって自分はあまり経験がないので、それも新鮮でした。街中に自分がいる感じとか、没入感みたいな感覚がすごく味わえるゲームやと思います。
――マップが非常に作り込まれていて、目を惹きますよね。
津田 今回プレイしたバージョンは、行けるところが限られていましたけど、製品版のマップはもっとめっちゃ広いんですよね? 一人称視点なのもあってか、すごく奥行きを感じるし、細かいところまでの作り込みがすごい。ホンマすごいですよ。いままでのゲームとはちょっと違うなって。
――こういったSF的、サイバーパンク的な要素があるゲームは、これまでにプレイしたことがありますか?
津田 僕がプレイした中やと、『Detroit: Become Human』が近いんですかね。『Detroit』はふつうにプレイしていたはずなのに、むちゃくちゃ悲しいエンディングを迎えてしまって……。ほかの人に話を聞いたら、「それいちばん悪いエンディングやで」とか「ふつうはそんなエンディングにならんで」って言われて(笑)。
――それは悲しい……(笑)。
津田 あれはかなりショックでしたね。
――本作でもぜひ、エンディングまでプレイしていただきたいです。本作は主人公の見た目もかなり自由にカスタマイズできるのですが、こういったキャラクターを作れるゲームの場合、どういう見た目にすることが多いですか?
津田 昔から、性別が選べるときは男性にすることがほとんどですね。
――それはなぜ?
津田 子どものときは女キャラクターでプレイすると、バカにされることがあったんですよ。「こいつ、女使って遊んでるで~」って言われることがあって(笑)。
――いじられるわけですね。
津田 その流れで、大人になったいまでも男でプレイすることが多いですね。
――顔や体の細かいパーツはどうですか?
津田 そのあたりも、スタイルのいいイケメンでプレイしていると誰かに見られたときになんか言われそうやから、なるべく自分に近くするようにしています。今回の試遊ではあまり見た目をいじらへんかったけど、ちょっとだけ触ってもかなりカスタマイズできそうなのがわかったので、製品版をプレイするときは自分っぽくなるようにしたいですね。
――まわりの目をけっこう気にされるんですね。
津田 ちょっと恥ずかしいでしょ(笑)。なんとなく「これがお前のなりたい自分なの?」って思われそうで。
――なるほど(笑)。見た目のほか、ゲーム開始時にプレイヤーの出自も3つから選べますが、今回の試遊ではノーマッドを選ばれていましたね。
津田 ゲームなので、成功者から始めてもな~って思ったので、ノーマッドを選びました。
――成功者ということで言えばコーポレートが近いのですが、どちらにしても、序盤で地位や財産を失います(笑)。
津田 そうなんや。じゃあどこを選んでも同じなんですかね。
――傭兵になって働くという点は同じですね。ただ、選んだ出自によって、選択肢や展開が少し違ってきます。
津田 じゃあやっぱりノーマッドかな。出身が滋賀なんで、「成り上がったるで!」って気持ちで(笑)。
――こういった自由度の高いゲームだと、善人にも悪人にもなってプレイできますが、津田さんはどういったスタンスでプレイすることが多いですか?
津田 善人を演じることが多いかな。いい行動をしたがりますね。自分の考えとは異なるんだけど、なんとなく「こっちが正解のルートなんだろうな」って考えて選択肢選んだり、キャラクターを操作したりすることが多いかな。
――ストーリー的にも王道なルートになるように行動するんですね。
津田 そうそう。2周目で思うがままにプレイしたりすることも。でも、1回クリアーしたらほかのゲームにいっちゃうことも多いんですけど(笑)。
――本作では、プレイヤーの些細な行動から、物語や攻略ルートが変化することもありますので、そういう意味では何回もやり直す甲斐がありますよ。
津田 会話の途中で攻撃したり、指示通りに動かなかったときも自然に展開が変わって、すごいですよね。どんだけ作り込まれてるんだ! って思いますよ。
――津田さんはご自身のYouTubeチャンネルでは『フォートナイト』や『デッド バイ デイライト』などをプレイされていますが、アクションはお得意ですか?
津田 『グランド・セフト・オートV』もけっこうプレイしていて、アクション・シューティグは好きなジャンルです。銃撃戦って実生活ではできないことですし、爽快感がありますよね。
――試遊では、ハッキングを重点的に使われていましたね。
津田 本作の特徴的な要素なので、やっぱり気になりますよね。最初はね、こういうのを使ってうまくやろうと思っちゃうんですよ。でも自分の性格を考えると、慣れてきたらそれもメンドくさくなってステゴロになるんやろな……。
――あるあるですね(笑)。
津田 でも、キャラクターのハッキングの能力を伸ばすとすごいことができるんですよね? いま触っただけでも、序盤からいろいろな機械をハッキングできたし。
――強くなると敵自身にハッキングして直接体を攻撃することもできます。チュートリアルで体験していただいたような、敵を自爆させるとかも。
津田 それ、メチャつよですやん。
――どのパラメータを伸ばすのかによってバトルスタイルが変わるのも、本作の楽しいところです。
津田 これは悩みますよね~。でもバランスよく育ててまうと思うねんな~。
――バランス重視なんですね。
津田 なにかひとつの能力に特化したとして、結果あまり強くならなかったりしたらイヤじゃないですか。だからゲームの育成のシーンでは、バランスよく鍛えることが多いですね。
――カスタマイズに加え、重火器以外にも近接武器が登場するなど、使える武器もかなり豊富なのですが、どういったスタイルで戦うのがお好みですか?
津田 スナイパー系が好きなんですよ。憧れというか、遠くからターゲットを仕留めるみたいなのってカッコいいじゃないですか。このゲームでもそういうスタイルで戦えたりすると、楽しそうやなって思います。
――近未来の設定なので、かなりハイテクな武器もあるんです。照準を自動で合わせてくれる武器とか。あと、主人公はサイボーグに近い存在なので、腕に刃を仕込んだりも。
津田 マジですか!? めっちゃカッコいいじゃないですか! そんなのがあるんや。でもやっぱり、最終的にはステゴロになる気が……。
――アグレッシブですね(笑)。
津田 ストーリーもそうですけど、育成や好みの武器によってまったく違う遊び心地になりそう。発売がすごい楽しみですね。プレイ時間ってどのくらいになるんですか?
――それが、我々もぜんぜん予想がついていないんです。
津田 全部を遊び尽くすとなると、きっと長時間楽しめそうですね。
――寄り道などはお好きですか?
津田 サブクエストなんかは出現したらしらみつぶしにしていく派ですね。でも、ストーリーの先を見たいから、だんだんと無視してメインシナリオに集中してまうんです。
サブクエストを含めると、ボリュームは想像できませんね。ひとつのゲームをがっつり遊ぶやり込み派には、このボリュームがたまらないんじゃないですか。
――ちなみに、乗り物にもいろいろな種類があるのですが、ご自身にこだわりなどはありますか?
津田 それが、あんま興味ないんですよね……(笑)。乗り物は乗れればなんでもええってタイプです。バイクは怖いんで、クルマ派ではあります。
――じつは本作には、キアヌ・リーブスさんが演じるキャラクターが、ストーリー上で重要な役割として登場するんです。ジョニー・シルヴァーハンドというんですが。
津田 ええ!? めっちゃすごい。『ジョン・ウィック』とか『マトリックス』とかすごい観ましたし、会ってみたいですね。
――ちょうどここに、劇中でジョニーが乗るバイクを再現したものがあります。
津田 これがそうなんや。めっちゃゴツいですね。乗ってみても……?
津田 乗っちゃいました。
――実際にキアヌさんも乗車されたみたいですよ。
津田 キアヌに続いてダイアン津田が……。いいんですかね?(笑)。それはともかく、『サイバーパンク2077』はめっちゃオモロイので、ゲーマーの人には遊んでみてほしいですね。ゴイゴイスー! ですよ(笑)。
没頭してプレイする津田さん。 |
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