“戦争×復讐×ケモノ”をテーマにしたドラマティックシミュレーションRPG『戦場のフーガ』の公式コミカライズ。少年少女たちは、戦争で捕らわれた家族を取りもどすため、謎の巨大戦車“タラニス”に乗り込み復讐の旅を始める……。火曜日マンガ配信予定。マンガ掲載の翌火曜日には、『戦場のフーガ』開発者からの連絡ノート『インターミッション』を配信。
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足立たかふみ 氏
6月21日生まれ、B型。児童漫画、少年漫画、SF・ファンタジー漫画を得意とする。コミックガオ!にてデビュー。
平成13年「分解屋ピット!」で小学館第48回新人コミック大賞少年部門佳作を受賞。
代表作:『D・Mファイター焔』『メタルファイト ベイブレード』『バレエヒーロー・ファンタジー ダンの冒険』
『アニマギア』など。
Twitterアカウント:@takafumi_adachi

『インターミッション』執筆
松山洋
株式会社サイバーコネクトツー代表取締役/ゲームクリエイター/代表作『戦場のフーガ』、『.hack』シリーズ、『NARUTO−ナルト−
ナルティメット』シリーズ、『ドラゴンボールZ KAKAROT』、『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』/漫画原作『チェイサーゲーム』
Twitterアカウント:@PIROSHI_CC2
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【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第47回
2024-06-11 10:50:00
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【【<<「第47話」】】
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【帰ってきたマルトのリーダーシップ】
ようやく正気を取り戻したマルトですが、まだ闘いの最中です。
さっそく陣頭指揮を取るマルトの姿がじつに頼もしいですね。
ゲームソフト『戦場のフーガ2』には新システムの“リーダースキル”というものがあって、マルトのみ、バトル中に一定確率でメンバー全員に対するバフ効果が発動するようになっています。
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『1』のころは“12人の子どもたちみんなが主人公”という表現だったのですが、『2』になってからは(こういった新システムにも表れているように)明確にマルトが主人公として描かれるようになりました。
ホントはマンガ内でもマルトのリーダースキル発動なんかを表現したかったのですが、どうしてもPRマンガっぽくなってしまうのでやめました。
が、そこを汲んでくれた足立先生がマンガとしての表現でこうしてマルトのリーダーシップを描いてくださっているので本当にうれしく思います。
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【ヒーローストライクIIIからわかる成長】
“ヒーローストライクIII”は、ゲーム内ではかなり終盤になってからマルトが身に着ける必殺技となっています。
このことからマルト自身がかなり成長しているということが伺えます。
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こうやって実際にゲーム内にある必殺技がマンガの中で出てきたりするとちょっとうれしくなっちゃいますよね(とくにゲームを実際にプレイしたことがある人にとっては)。
ゲーム原作の公式コミカライズらしい効果が出てきていますね。
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【カイエン先生が生きている】
きっとゲームソフトをプレイされた方は今回のこの場面を見て「あれ? なんかゲームと違う?」と違和感を覚えられたかもしれませんね。
はい、ゲームとは展開が変わっています。意図的に変更しました。
マンガだけを読まれている方は、そもそも「カイエン先生って誰?」って思われていることでしょう。
そのへんは次回、バニラの口から子どもたちに説明がされますので少しだけお待ちくださいね。
こんな感じでこの『鋼鉄のメロディ』というマンガはあくまでゲーム原作のコミカライズという体裁はあるものの、ひとつのマンガ作品として成立することを意識して制作されています。
なのでゲーム原作を下敷きにしつつもマンガとしてよりおもしろくなるように最適化&変更がなされています。
まぁそういうプロットを書いているのも私ですが。毎度、ゲーム開発チームとも相談しながらプロットを制作しています。
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【編集部コメント】
ゲームをプレイされた方は、カイエン先生という人物に対してピンと来られているかと思います。
少し違う形で登場していますが、今後どのように子どもたちの冒険に絡んでくるのか気になりますね。
次回のマンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第48話は2024年6月18日(火)に掲載予定です。お楽しみに。