“戦争×復讐×ケモノ”をテーマにしたドラマティックシミュレーションRPG『戦場のフーガ』の公式コミカライズ。少年少女たちは、戦争で捕らわれた家族を取りもどすため、謎の巨大戦車“タラニス”に乗り込み復讐の旅を始める……。火曜日マンガ配信予定。マンガ掲載の翌火曜日には、『戦場のフーガ』開発者からの連絡ノート『インターミッション』を配信。
- ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com>
- 企画・連載>
- 戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ>
- 【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第18回

足立たかふみ 氏
6月21日生まれ、B型。児童漫画、少年漫画、SF・ファンタジー漫画を得意とする。コミックガオ!にてデビュー。
平成13年「分解屋ピット!」で小学館第48回新人コミック大賞少年部門佳作を受賞。
代表作:『D・Mファイター焔』『メタルファイト ベイブレード』『バレエヒーロー・ファンタジー ダンの冒険』
『アニマギア』など。
Twitterアカウント:@takafumi_adachi

『インターミッション』執筆
松山洋
株式会社サイバーコネクトツー代表取締役/ゲームクリエイター/代表作『戦場のフーガ』、『.hack』シリーズ、『NARUTO−ナルト−
ナルティメット』シリーズ、『ドラゴンボールZ KAKAROT』、『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』/漫画原作『チェイサーゲーム』
Twitterアカウント:@PIROSHI_CC2
新着記事
-
【3人の出会い “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第58.5話
-
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第58回
-
【ありがとう “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第58話
-
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第57回
-
【もう誰も傷つけない “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第57話
-
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第56回
-
【 約束しただろ。ボクとかけっこで勝負するって “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第56話
-
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第55回
-
【この声は! “戦争×復讐×ケモノ”マンガ】『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第55話
-
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第54回
連載一覧(すべて見る)
【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第18回
2022-11-29 11:15:00
【【<<「第18話」】】
![]() |
【謎の男マエストロと謎の帽子の男と謎のアイテムダミーソウル】
マルトをずっと監視していた観察者マエストロと、その空間に現れた謎の帽子の男。そして、その謎の帽子の男が使用した謎の“ダミーソウル”というアイテムによって、マルトの死は回避されたようです。
もう“謎”という言葉が登場しすぎてわけがわからない文章になっちゃってますね。
![]() |
![]() |
『戦場のフーガ』という作品にはさまざまな謎が散りばめられています。それはマンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』に限った話ではありません。
ゲーム『戦場のフーガ』の本編でもシステムやストーリー、世界観設定、歴史そのものに多くの謎があります。だから、そのコンセプトをマンガにも踏襲する形で(ゲームを遊んだだけでは決して全貌がわからない)多くの謎が散りばめられているのです。
マンガ連載が隔週で掲載されるという連続したスタイルである以上、いっしょに読み進めていくことで楽しさが倍増する仕組みになっていますので、ぜひゲームとマンガをあわせて楽しんでみてください。
そして! その連動はこちらのマンガ動画にも仕掛けられています。
「ぼくはマルト」G線上のフーガ(1)
【『戦場のフーガ』ゲーム企画書の一部を公開!】
上にも書いた通りゲーム『戦場のフーガ』には多くの謎が散りばめられています。
そしてそれらの“謎”は企画として、事前に設計されたものなのです。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ゲームシステム・ストーリー・世界観・歴史といった観点から、最初からゲーム内に組み込まれている、ということが企画書にも明記されています。
一般の方からするとゲームソフトの企画書なんて目にすることがあまりないと思います。企画書を作っている我々自身も完全に“業界関係者向け”という意識で作っていますからね。
しかし、そういった企画書にもそのゲーム企画自体の根幹となるような大事な部分(コンセプト)はしっかりと明記して「要するに何が楽しいのか?お客様にどの部分を楽しんでいただきたいと思っているのか?」という意志を伝えられるようにしているのです。
と、まぁ、なんか「最初から全部計算して作っていた」みたいな感じでカッコよく語っていますが、じつはこの手の企画書というのはゲームソフトの開発における最初~中盤~終盤というさまざまなタイミングで定期的にアップデートされて書き換えられています。
ゲームソフトの開発が進行するにつれ仕様が変更されるからですね。
しかし、『戦場のフーガ』に限っては(サイバーコネクトツーとしては)珍しくほぼ企画書の修正が入らないまま最後まで一貫した開発が行われました。それは最初からずっと貫徹したブレないコンセプトのまま開発が進行したという証明でもあるわけです。
![]() |
【編集部コメント】
なかなか目にすることができないゲームの企画書を見せていただけましたが、いかがでしたでしょうか。
すでにゲーム『戦場のフーガ』を遊ばれた方は、ストーリーで目にしたり、“ベルマンポート”や“ジャンヌアーカイブ”といったゲーム内のでライブラリで解明できたりするような謎もあれば、よくよく考えるとそれが果たしてそれがどんな意味を持つのか、と考えさせられるようなものもありますね。
そして、それがマンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』や『戦場のフーガ2』へと続いていくのかと思うと、『戦場のフーガ』というゲームの持つ世界観の深みを感じますね。
ゲームをまだ遊ばれていない方は各種コンソール機種に加え、Xbox Game PassやPC Game Passでも遊ぶことができるので、ぜひ触ってみてください。
次回『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』第19話は、12月6日(火)に掲載予定です。お楽しみに。