チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第25回

2024-03-18 11:00:00

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第25回

シーズン2 第25話 “ 黒き翼の天使(5)”

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第25回

【752日前から始まるある意味での『更木編』の開幕です】

 シーズン1で悪徳プロデューサーとして登場した更木。その後の5年間、彼がいったいどこで何をしていたのかは謎に包まれています。

 一応、時間軸を整理しておくとですね、現在の本編は2022年9月ころという設定になっています。

 リンが黒田くんを殴って謹慎処分になったのが2022年4月初旬。あれからいろいろあって半年ほどの時間が経過していたということなんです。

 そして、更木がジーガ社を(本田によって)退職することになったのは2017年です。

 なのでシーズン1のときのあの事件から5年ほど経過しているわけですが、それまでの間に更木がどこで何をしていたのかはとくに説明されていなくて、シーズン2の開幕冒頭から「アニメ会社アサヒプロダクションにいる」ということしか明かされていませんでした。

 これから(あと3回かけて)少しずつ更木自身が裏でこれまでどんなことをやってきたのかが語られます。

 数少ない更木ファンの皆様お待たせしました。 

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第25回

【勉強してください、ゼロから】

 更木とは対照的にニコやかに話す本田さんの笑顔が怖いですね。

 ゲーム業界やアニメ業界、また出版業界やテレビ業界というのはなんだかんだ業界的につながっています。

 それぞれの業界ごとにルールはあれど同じ場所(イベントなど)で仕事をすることは必ずあって、版権などがからむとなおさら切っても切れない関係があるのです。

 ゼロから勉強する、といってもまったくのゼロからというわけではないということです。

 そして、現在の更木にとって本田さんが言うことは(ご覧の通り)「絶対」なんですよね。

 大丈夫、更木、君ならなんでもできるよ、本田さんのためにがんばって!

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【そして交わるシーズン2と『W』の世界】

 これは当初から計画していた展開だったのですが思いのほか描かなきゃいけない場面があって、ここにたどり着くまで時間がかかってしまいました。

 本当は(なんなら)ドラマの放送中にここまでの展開に突入したかったのですが、なかなかうまくいかないものですね。

 たぶん次回はまた(もっと)驚いてもらえるような展開になると思います。

 マンガ『チェイサーゲーム』シーズン2はドラマ『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』の設定と一部のキャラクターを内包しています。

 (まぁ原作が同じなので想像がついたかもしれませんが)ドラマ『W』の時間軸設定が2023年なのでこれから少しずつ交わっていくことになります。楽しみにしていてください。

【漫画の裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム』シーズン2 第25回

【編集部コメント】
 松島先生描きおろしの予告カットを見ると、今週もドラマ『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』のことが。

 まさかの冬雨の娘、月の登場となったマンガ本編ですが、ほかのドラマキャラの登場もあるのでしょうか。とても気になりますね。

 次回のマンガ『チェイサーゲーム』シーズン2第26話は、2024年3月25日(月)に掲載予定です!
 

 ドラマ『チェイサーゲームW』がTverにて見逃し配信中です。ぜひ、ご覧ください。