チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第9回

2022-11-07 13:30:00


短期連載第9話 “ 断章 失われた楽園”

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第9回


 第9話を読んだ方はすでにおわかりかと思いますが、ドラマ放送にあわせて掲載されたこの短期集中連載は新たなる『チェイサーゲーム』の物語SEASON2.00への布石だった、ということですね。

 ええ、これも全部予定通りです。

 じつはSEASON2.00の構想はSEASON1.00連載時点からずっと同時に練ってあって、単行本1巻から7巻の中にもその伏線がまだ隠されています(一応キレイに終わっているようには見せています)。

 なので、ある意味で、“満を持して”なのです。

 短期集中連載の中でもそのSEASON2.00へのさまざまな布石が散りばめられていますが、それらはしっかりとこれから始まる第二幕(SEASON2.00)で描かれていきますので楽しみにしていてください。

 すでにSEASON2.00の原作は1話から9話まで完成していて、松島幸太朗やスタッフによるマンガ制作は3話まで執筆中でございます。

 装いも新たに開始する『チェイサーゲーム』新章にどうぞご期待ください。

 時間軸は完全に現代となり、最新のゲーム業界とアニメ業界で奮闘する新キャラクターたちと、これまでに登場したなじみのあるキャラクターたちの奮闘劇を楽しんでいただければと思います。

 たぶん、きっと、これまで以上に胃が痛くなる内容になる、ということだけは宣言しておきますね。

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第9回


 松島幸太朗によるSEASON2.00の予告カットです。連載開始に向け年末年始としっかり準備を進めております! お楽しみに!

【ドラマ放送を振り返って】

 ドラマ放送中も放送後も多くの方から「ドラマおもしろかったです!」と、いう感想をいただきました。

 改めてですが、やはり実写映像化するとマンガとはまた違った客層に届いて反響もまた違ったかたちで伝わってくるので本当に多くの方々に『チェイサーゲーム』という作品を知っていただけて良かったです。

 また今後も各社の配信サービスでドラマは配信され続けますので、まだ観られていないかたはぜひご覧くださいね。

 個人的には、ふだんから私自身はゲームソフトや映像・マンガの制作などを頻繁に行っていますが、連続実写ドラマの制作はまったく畑が異なりますし、いちばん近くでその制作の全工程を目撃することができて非常に勉強になりし、得るものが大きかったです。

 しっかりと今後の私自身やサイバーコネクトツーのクリエイティブに生かしていきたいと思います。

 それではまた来年(2023年2月)! ファミ通ドットコムでお会いしましょう。

 原作:松山 洋


 最終回を迎えたドラマ『チェイサーゲーム』ですが、Paravi、Amazon Prime Video、U-NEXTではいつでもドラマを視聴できます。

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