チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

  1. ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com>
  2. 企画・連載>
  3. チェイサーゲーム>
  4. 【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第6回

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第6回

2022-10-17 11:00:00

短期連載第6話 “黒き翼の天使(1)”

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第6回

【短期集中連載第6話:本田さんって本当に元CIAなんですか?】

 本田さんが出てくると途端にこういうバイオレンスな予感がする展開になっちゃいますね。

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第6回

 まず本田さんと宮崎さんが真面目に仕事をしていた北海道出張についてですが。作中でも語られている通り、札幌にはゲーム開発会社が多く存在しています。

 もともとハドソンという老舗ゲームメーカーが札幌に拠点を構えていたこともあって、そこからいくつものゲーム開発会社が分家のように独立していったという歴史もあるようです。

 そして、現在もサイバーコネクトツーは札幌のゲーム開発会社にいくつもの仕事を発注して手伝ってもらっています。なので宮崎さんが頻繁に北海道に出張していることは事実ですね。

 一方でリアルな(実在する)本田さんは、現在はサイバーコネクトツーで開発している『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』のプロジェクトリーダーを務めています。

 けれど、完全に現場の人間なので宮崎さんのように全国を飛び回ったりはしていませんよ。マンガならではの表現ですね。ふだんは福岡本社にいて開発メンバーといっしょにコツコツとゲームソフトを制作しているゲームクリエイターのひとりです。

 そんな本田さんの最近の悩みは「本田さんってホントに元CIAなんですか?」とか言われるんですが、実際に前職は韓国のゲーム会社に勤めていたことがあるのであながち「まるでウソですよ」とも言えなくて「ご想像にお任せしますよ」とカッコよく答えることで誤魔化しているらしいですよ。

 カッコいいですね。

【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム 『デバッグルーム・短期連載編』第6回


 松島幸太朗によるマンガ版とドラマ版のそれぞれの更木と本田さんのイラストです。ドラマ版ってまるで造形やデザインは異なるのに不思議とやっぱり更木と本田さんなんですよね。

 短期集中連載第7話は2022年10月20日(木)11時にまたファミ通ドットコムにて公開予定です。お楽しみに!

【ドラマ第6話:ドラマ版の更木は本当にムカつきますね】

 ドラマのほうでも本格的に更木が登場して大暴れしています。

 実写になるとこんなにもムカつくキャラクターだったんですね、改めて認識して我ながら(オンエアを観ながら)ムカつきましたね。

 金田さん(はんにゃ)の胡散臭いキャラクターがあまりにもマッチしすぎていて、原作では一切使ったことがないエセ関西弁もイヤらしさを増大しているように感じます。

 このへんは脚本のアサダさんや太田監督の手腕といったところでしょうか。

 さて、第6話で溜まった鬱憤はしっかりと第7話でスッキリと解消してくれるはずなのでぜひ観てください。このままじゃモヤモヤしちゃいますよね。

 原作以上にド派手に砕け散る更木の顛末を見届けてください。ドラマ版『チェイサーゲーム』第7話は2022年10月20日の夜24時30分から放送ですよ!

【期間限定】第1話「助けてと言えないクリエイターはダメなんだよ」チェイサーゲーム 渡邊圭祐 東啓介 宇垣美里 ゲーム業界の夢と苦労をリアルに描いたお仕事ドラマ【公式】

そして、ドラマ第6話はTVerをはじめとしたアプリで無料配信中です。下のリンクからご確認ください。

■番組情報はこちらから

■番組情報はこちらから