チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本第5巻が好評発売中!

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【感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックス:『プロデューサー編』

2021-02-22 11:00:00

実在のゲーム制作会社、サイバーコネクトツーを舞台にした超リアルなゲーム業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。ついに完結を迎えた『プロデューサー編』ですが、トラブルメーカーの更木の活躍など大きな注目が集まりに大きな反響につながりました。

そこで今回は読者からいただいた感想を一部ピックアップしてご紹介します。

チェイサーゲーム2


『プロデューサー編』、面白かったです!

更木はすごい悪役でしたが、キャバクラの描写や、意味不明なリテイクの要求などはまだ業界的に実在するものなのだと思います。ただ、プロデューサーって、こういう闇の部分だけではないと思うので、そういうところがまた別の機会に語られるといいなと思いました。

チェイサーゲーム1


更木の過去が明らかになりましたが、だからって慣れてはいけないこと。開発の才能がない、でも学歴はあった、というなら頭の回転のはやさも改善のために利用してほしい。慣れることは思考停止です。上の立場になって、疑問に思った人たちの行為をただす道を選んでほしかった。

チェイサーゲーム3


自分は社会人7年目のメーカー営業で、今回の話を読んで共感して感想を送ろうと思いました。

会社で作れるものを必死で取りにいって、より良いものを作ってもらいたい、という思いをうまく現場の人たちに伝えるのはホントに難しいです。更木みたいに叩かれ続けると、「会社のために、お客さんのために」と思っていたはずが、「いったい自分は何のためにこの仕事をやってるんだろうか」と、苛立つことが多いです。

その瞬間はすっごい無気力になるし、わがままにもなります。そんな感情をよくマンガで表現できているなと思いました。このマンガは、ゲーム業界だけでなく我々サラリーマンの良さ悪さをうまく表したマンガだと思ってます。


いかがでしたでしょうか。ほかにも、更木のことが好きなのでもっと更木のことを描いてほしいという感想も多かったのが印象的でした。更木は、良い意味でも悪い意味でも読者の皆さまに記憶に残るキャラクターだったのではないでしょうか。

また、今回いただいた感想に関して松山社長からもメッセージをいただいておりますのでご紹介。

12話サムネ


多くの方々に感想や応援のコメントをいただき感謝しております。私も松島幸太朗もスタッフもすべてのコメントに目を通しております。

また、『プロデューサー編』は業界関係者からもとりわけ大きな反響をいただきました。中には「ウチにはもっと酷いプロデューサーいたから今度そいつ出して」とか「キャバクラの話はあんまり暴露するな、行きにくくなるから」とか「業務上横領は割と最近も起きたよ、○○で」とか、ここでは紹介できないようなリーク情報もいただきました。

そんなクソみたいな業界関係者からのコメントに比べると、読者のみなさまの感想にはいつも心が洗われます。

今回の記事のリンクを業界関係者には送りつけておこうと思いますので、ぜひまた皆さんの感想をお待ちしております。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

株式会社サイバーコネクトツー 松山洋

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以上、松山社長からのメッセージでした。本当に読者のみなさま、いつも『チェイサーゲーム』を応戦してくださりありがとうございます。これから、また新たな展開に向かっていく『チェイサーゲーム』をお楽しみください

■第43話の予告カットを公開!

チェイサーゲーム


次回予告カットを見ると、隠密部隊という謎の組織が……。あれ? この隠密部隊として描かれている面々をマンガのどこかでみたような覚えがあるのですが……。あれれ~。どこだろう……。

第四部の話につながる次回、第43話『断章 魂の架け橋』は3月1日(月)に配信予定です。お楽しみにお待ちください。