現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本第5巻が好評発売中!
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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第27回
2020-05-11 11:00:00
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【ボクのとっての『ベスト』】
これは夢を追い求めるうえで最初に向き合っておかなければならない現実の話です。
ユーキにとってのベストを並べてみると、いかに自分にとって都合のよい解釈しかしていないか、よくわかると思います。けど、最初はみんなこうなのです。少しずつ現実と向き合いながら成長していくのは正しいことです。安心してください。
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【地元(さっぽろ)のゲーム開発会社】
じつは数多く存在します。札幌にはハドソンという非常に大きなゲームメーカーが存在していたこともあり、現在も元ハドソンのクリエイターがいくつものゲーム開発会社に分かれて仕事をしています。
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【夢を追いかける】
作中でタツヤが語っている「ゲーム開発会社に就職しても自分がやりたいことができるとは限らない」というのは本当です。『〇〇』というゲームソフトに感銘を受けてそれを作ったゲーム会社に就職しても、その『〇〇』のプロジェクトチームに配属されるとは限りません。そもそも、そのプロジェクトが終了し開発していないケースだって存在します。
ゲームメーカーを志望する際に、もちろん入り口として多くの人が作品を見ると思いますが、同時に見るべきはその会社の姿勢や中身、社風です。
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【二次審査合格通知】
はい、今回も一次審査合格通知のときと同様におおげさに表現しています。実際にはもっと簡素な書類ですし、メールの本文だけで通知されることがほとんどです。ここではマンガ的表現として、あえてわかりやすくしました。
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【ハーヴェストは洋風居酒屋】
タツヤたちが店内で食べているものについて、私から具体的な指示はしなかったのですが、作画スタッフがじつに美味しそうに描いてくれました。
作画中にスタッフから「洋風居酒屋なのにイクラ丼とか食べさせてしまいましたが、よかったでしょうか」と聞かれましたが、美味しそうだったので「洋風居酒屋には何でもあるし札幌のお店でイクラ丼を出さないお店はないよ」と決めてかかって強行しました。とくに違和感はないですよね?
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【アキラ先輩がいた】
はい、ようやく(?)の再登場です。アキラ先輩。夜なのにサングラスをかけていたり、居酒屋で働いているのにコック帽をかぶっていなかったり、休憩中にタバコを吸ったりしていますが、すべてはキャラを表現するためなのでよしとしてください。
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【スープカレーの人気店だったハーヴェスト】
ずいぶんと長い伏線になってしまいましたが、第二部のある時期からアキラ先輩がタツヤたちに絡んでこなくなった理由はこういうことだったのです。家庭の事情でそんなことをやっている場合ではなくなったのですね。
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【人気商売ってそういうこと】
そう言い切るタツヤに、ややキレ気味のアキラ先輩。本作が『夢』を追いかけることをテーマにしている以上は決して避けることのできない衝突を描いています。いよいよ第二部完結まであと1話! 衝撃のラストをお見逃しなく。
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【第28話の予告カットを公開】
第28話の予告カットを見てみると、円陣を組むようにして手と手を重ねるシーンが描かれています。タツヤたちそれぞれの決意が感じられます。中学生から専門学校生の間の時期を描いた第二部も、とうとう次回で最終回となります。どのような決意をもってそれぞれの道を進んでいくことになるのか。松山社長の「衝撃のラスト」という言葉が気になりますね。
次回、第二部最終話である第28話「断章 この晴れた空の下で」は5月18日(月)公開予定です。お楽しみに!