チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。2週に1度、月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本1・2巻が好評発売中!

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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第21回

2020-02-17 11:00:00

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第21話  “ファントムクラッシュ(1)”

全員立て


【全員立て】

専門学校や大学で講演をするとだいたいの学生が聞きながら寝てたり自分たちだけで雑談したりしていてコチラの話を聞かなかったりすることが多いです。

もちろんそんな学校ばかりではありませんが、“多い”ということです。そういうときは「全員起立」と声をかけて一度立ってもらいます。立ったまま寝ることはできませんからね。そして改めて着席後に講演を再開するという作中まんまのことを実際にやっています。だって私は“教育者ではありません”からね。

がやがや


【あくまで2002年当時のこと】

作中では生徒が(講演中であるにも関わらず)うるさくしているように描いていますが、こんな様子だったのは2002年当時のことです。最近の学校では実際にはそんなことありません。みんな素直でちゃんと最初から最後までしっかりと話を聞いてくれます。この10年くらいの学校教育の賜物だと思います。

負荷


【負荷が凄い】

これはよく言われることですね(笑)。自分ではそんなに“圧”を出しているつもりはもちろんないのですが、学校関係者や学生さんからは「負荷がすごい」と言われてしまいます。ただほとんどの学生や関係者からは「もっと言ってください・負荷をかけてください」と言われます。

なかなか学校内ではできないことをゲスト講師に求められる傾向にあるようです。学校では基本“優しく育てる”がモットーのようですから、先生から「ふだん我々が言えない部分をもっと強く言ってください」なんてお願いをされることもあります。

こみゅ


【コミュニケーションゲーム】

実際に多くの学校で実施しているコミュニケーションゲームは2種類あります。難度の低いバージョンはテキストのみ(“女の子がすきなものを100個挙げる”というもの)で難度の高いバージョンが作中で使用された図形のやつです。

ふだんは難度の低いテキストバージョンで実施することが多いのですが、今回は漫画だし絵があった方がわかりやすいと思ったので難易度の高い図形バージョンを採用しました。

図形


【図形】

じつはこの図形バージョンにも難度が2種類存在します。作中で使用されている図形は難度が低いほうです。難度が高いほうは更に正方形をひとつ追加した図形になっているため、伝えることが非常に難しく時間もかかります。最近の研修で実際に使用しているのは作中の難度が低い図形のほうです。

周り


【周りと比べてもよく出来てる】

実際にやってみるとわかるのですが滅茶苦茶難しいのです。ほとんどが作中で表現されているような不出来な回答が多い印象です。作中に登場した解答図形は実際に最近の学校講演で行ったコミュニケーションゲームの答案をそのまま使用させていただいています。

点数なんて


【点数なんかどうでもいい】

さてユーキが気付いたこととはいったい何でしょう?「点数なんかどうでもいい」の真意はなんなのか? 皆さんも考えていただいたうえで、つぎの話(第22話)を読んでみてください。

22話予告カット


【第22話の予告カットを公開】

 ラスボス松山社長の不気味な笑みが終始場を支配していた第21話でした。そんな松山社長の狙いに唯一気づいたユーキ。なんとかしてタツヤたちにそのからくりを伝えようとしている場面は、さながら嘘と裏切りに満ちたデスゲームマンガを読んでいるかのようでした。第22話の予告カットを見てみると何かに気付いたタツヤの様子が描かれています。さてタツヤの生死の行方は!? 第22話の配信は2月24日(月・祝)を予定しています。お楽しみに!


 現在、第3巻が好評発売中です。描き下ろしのエピソードも載っているので。ぜひチェックしてください!

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