チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。2週に1度、月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本1・2巻が好評発売中!

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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第20回

2020-01-13 11:00:00

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第20話  “インタールード”

kawasaki


【タツヤの単車はゼファー(KAWASAKI)】

正確にはZEPHYR(ZR400C)というKAWASAKI社のバイクです。私はもともと学生時代にバイクに乗っていたのでそれなりに詳しいのですが、松島幸太朗はサッパリだったらしくスタッフへの作画指示には苦労しているようでした。「ヨシムラのショート管の意味がわかりません」と、私に確認にきました。

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【『テイルコンチェルト』と『.hack』】

プレイステーションの発売が1994年で、『テイルコンチェルト』の発売が1998年。プレイステーション2の発売が2000年で、『.hack』が発売されたのが2002年でした。ユーキ自身は『テイルコンチェルト』がサイバーコネクトツーの作品であると意識せずに購入してプレイしていました。そして、同じ会社の作品でもある『.hack』は遊んだことがなかったわけですが、これは割と世の中のリアルだと思っています。

ゲーム業界にいる人々は「同じゲーム開発会社が手掛けている作品を知らないの?」と思うかもしれませんが、お客様は意外とそんなに開発会社を意識して購入するゲームソフトを選びはしません。おもしろそうと思ったら興味を持って購入するし、そうでなければ調べたりもしません。“開発会社自体に固定ファンを作る”ということは本当に難しいことなのです。

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【アキラ先輩再登場】

アキラ先輩のことは、ほとんどの読者が再登場するキャラクターだと思っていなかったんじゃあないかと思いますが、初めからこのタイミングで再登場させる予定でした。果たしてアキラ先輩が今後この物語にどれくらい絡んでくるのでしょうか? ぜひ楽しみにしていてください。

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【“みんな『遊び』に来てる”】

2003年ごろというは、ある意味日本のゲーム業界がいちばん盛り上がっていたタイミングでもあるため、「将来ゲームクリエイターになりたい!」という気持ちを持って専門学校に入学する人は本当に多かったです。ただ作中で表現されているように入学時に100人いた同級生は2年後の卒業の時点で、は25人くらいに減ってしまうことも多かったようです。それくらいカジュアルにゲーム業界を目指して簡単にあきらめていた時代だったとも言えます。

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【学費は決して安くない】

専門学校の学費は決して安くはありません。作中でも表現されているように設備がしっかりしているところほどやはり学費は高くなる傾向にあります。「家庭用ゲームソフトの開発が学校でできる」と、うたっているような学校はとくにそうですね。現在の家庭用ゲーム機は非常にスペックも高いので、それに対応したゲームソフトを開発するためにはやはり高性能なパソコンと開発設備が求められるのです。

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【学費を自分でバイトして払う】

決して多くはありませんが、自分でアルバイトをして学費を稼いで専門学校に通っている学生はいまでも存在します。一概には決めつけた言いかたはしたくありませんが、自分で学費を稼いで払っている学生ほど真剣に勉強して、親に学費を払ってもらっている学生ほど遊び気分でテキトーに学校に来ているイメージです。本当に“親の心子知らず”とはこのことですね。

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ここで読者の皆様に大事なお知らせがあります。次回第21話の配信は、3週間ほど空いて2月10日(月)を予定しております。そこで、そのあいだも皆様に楽しんでもらえるような企画を考えています。

すでにご存じのかたももいらっしゃるかと思いますが、現在『ぼくらのチェイサーゲーム Vol.1』というタイトルの電子書籍がサイバーコネクトツーより有料配信されています。(特設ページはこちら)サイバーコネクトツーのクリエイターたちそれぞれが『チェイサーゲーム』を題材に描いたマンガを収録した短編集となっています。“おもしろければなんでもオッケー”というルールのもと、2日間の制限時間内でスケッチブックに描かれたマンガが楽しめます。

連載がお休みをしている期間は、そこに収録されているマンガを1話ずつ、このファミ通.comの連載で皆様にご覧いただこうと考えております。どのような物語が配信されるのか、皆様お楽しみにしていてください。

最後に単行本のお知らせです。現在、2月7日(金)に発売予定の第3巻のAmazon.co.jpにて予約中。ぜひチェックしてください!

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第20話  “インタールード”