チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。2週に1度、月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本1・2巻が好評発売中!

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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第16回

2019-11-18 11:00:00

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第16話  “半熟英雄(3)”

ベビーシッター


【ゲームはまるで“ベビーシッター”】

 第16話を公開後、最も多かった感想が「ゲームは“ベビーシッター”という表現にギクリとした」というものでした。昔から、ゲームソフトに関しては「子供がゲームばかりやって、ヤメロと言っても言うことをきかない」と親世代に言われてきました。まるでゲームがワルモノであるかのような言い方で、私は以前から違和感というか一言モノ申したいという気持ちがありました。

 「悪いのはゲームの与えかたであって、ゲームソフトが悪いのではない」ということです。どんなことでもやり過ぎ・食べ過ぎが身体によくないのは明白です。「ゲームさえ与えていればウロチョロしない。子どもはじっとしている」という安易な理由のもと、“ベビーシッター”のようにゲームを不用意に与えておいて(夢中にさせておいて)、「言うこと聞かない」はあんまりです。せめて分別がつくような年齢になってからゲームソフトを与えてほしいものです。くり返しますが「人を刺すのは人であって包丁ではありません」。

タツヤ団


【『タツヤ軍団』のフルネーム公開】

 第二部の3話目にしてようやくメンバーのフルネームが公開されました。これまではいわゆるあだ名状態だったのですが、改めての紹介となります。もちろん彼らの名前はオリジナルであって特別なモデルが存在するわけではありません。また、中学生の時のガクランとは変わって高校生からはブレザーになりました。成長を明確にするために衣装を変更しました。同じブレザーながらそれぞれワタルはハイネック、銀はエリ立て、マコはセーター、タツヤはゆるネクタイと、コーディネイトで差別化を図っています。ユーキだけが“ど”スタンダードですw。

カナン


【美しく成長したカナン】

 前話から5年ほど経過し、9歳から14歳に成長したカナンが登場しました。じつはこの成長したカナンの姿には松島幸太朗もなかなか苦戦しました。なかなか落としどころが見つからず「先に第17話のカナンを描いて慣れたころにもう一度このページに着手します」と最後まで引っ張って完成したのがこのページだったのでした。おかげでようやくイメージ通りのカナンになったようです。新しい関係性で進んでいく『タツヤ軍団』の活躍にご期待ください。

次回


【次回から本格的に『高校生編』スタート】

 高校生となったユーキやタツヤたちの本格的な活躍を描くのは次回からになりますが、ここからは怒涛の展開に突入します。ある種この第16話までが第二部のプロローグ的ポジションだと思ってください。『高校生編』になってから一気に物語が展開するスピードは加速して『専門学校編』に突入する予定です。少しずつですがゲームクリエイターへの道を歩き始める彼らの成長と苦悩をお楽しみください!

17話予告カット


【第17話の予告カットを公開】

 ユーキとタツヤたちとともにゲームクリエイターへの道を歩み始めることになったところで第16話は終わりました。第17話からは、ユーキたちの専門学校時代の話が始まると松山社長は予告していますが、松島先生が描きおろした次回予告には羊飼いの少年になったユーキの姿が……。気になる第17話「ストロングホールド(1)」は11月25日(月)公開予定です。お楽しみに!


第16話 「半熟英雄(3)」