現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。月曜日配信予定。漫画掲載の翌月曜日には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」を配信。単行本第5巻が好評発売中!
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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第10回
2019-07-15 11:00:00
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【新エピソードも3話構成】
今回から始まった「ゲームデザイナーの正体」というエピソードも3話構成になります。第10話から始まり、第12話で完結する内容になっています。なかなかデリケートなテーマにはなりますが、しっかりと盛り上がりますのでぜひ楽しみに読んでいただければと思います。
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【共用部にテレビ】
実際のサイバーコネクトツー社内にも、こうして共用部にテレビが置いてあります。災害だけでなく大雨警報や台風情報などを確認しなければならない時は、こんな感じで集まってみんなでテレビを観ます。が、普段はアニメや特撮を流しています。流れるのは朝・昼・夕方と、それぞれ休み時間に合わせています。新しい番組が始まるたびに総務スタッフがハードディスクレコーダーで録画していて、それを曜日ごとに流すルールになっています。
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【上田さんの席にガンプラ】
実際に置いてあります。上田さんの趣味です。置いてあるプラモは時期によってコロコロ変わりますが、だいたいガンプラですね(仮面ライダーの時もある)。サイバーコネクトツーでは自分の机に何を置いてもオッケーです。ただし、編成の都合上ほぼ毎月のように席替えがあるので、“その度に大変なのは自分だよ?”という自己責任になっています。
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【東日本大震災の時の自主規制】
実際にあった出来事です。作中ではハッキリとは表現していませんが、ぶっちゃけた話『ナルティメットストーム』の話ですね。鬼鮫や再不斬といった水遁系の忍術は全部が規制対象となりました。津波演出はNGというのはまあ理解もできましたが、“水龍弾の術”を自粛しろと言われたときはさすがに反対させていただきました。あと、“ビルの倒壊”に関する規制はもちろん『ペイン編』の時ですね。だから、オープニングムービーの中でも『神羅天征』後はすぐにカットが切り替わって、クレーター表現になってビルの倒壊を見せないように工夫していました。作中で言っている“作り直した”のは、アドベンチャーパートの崩壊後の木ノ葉の里の3Dステージですね。原作通りに倒壊していた建物を全部、改めて建て直しました。
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【マスターまで4ヵ月しかない】
マスターとはマスターアップのこと。商品としてのゲームソフトの完成を意味します。プロジェクトの進行や開発するタイトルの内容にもよりますが、だいたい完成(マスターアップ)の4ヵ月から6ヵ月前にオールインβ(ベータ)と呼ばれる『締め』がやって来ます。この日までに全ての物量を作って入れ込んだ後は、もうデバッグ・調整しかやらない時期に移行していきます。
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【第11話を1ページだけ先行公開】
ショッキングな事件を受けて社内に戦慄が走ります。この事態を龍也達がどうやって切り抜けて行くのか? 必見の第11話「ゲームデザイナーの正体(2)」は7月29日(月)公開予定です。お楽しみに!
第10話 「ゲームデザイナーの正体(1)」