チェイサーゲーム

実在のゲーム制作会社サイバーコネクトツーを舞台にくり広げられる、若きゲームクリエイターたちの青春群像劇。3週に1度、月曜更新予定。漫画掲載の翌月曜には、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋社長のコラム「デバッグルーム」を掲載。

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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第9回

2019-06-24 11:00:00

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第09回 “一緒に仕事がしたいです(3)”

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【大反響の第9話】

初めて3話構成で仕込んだエピソードの最終話ということもあって、公開後の反響が今までで一番大きかったですね。嬉しいです。色んなSNS上でも話題になりましたし、私個人あてにも“めっちゃ感動しました・電車の中で読んでて泣きました”という感想が送られてきました。(お気づきかもしれませんが)この『一緒に仕事がしたいです』というエピソードのサブタイトルにも“仕込み”がありまして。インターンシップ生の話なので、読者は“学生の視点から『一緒に仕事がしたいです』”という意味で読み始めていたのに、最終的には『一緒に仕事がしたいのは魚川だった』というある種のトリックを使ったペテン演出となっていました。これは私が大好きな藤田和日郎先生の『うしおととら』の『十三章 おまえは其処で乾いてゆけ』というエピソードのサブタイトル演出からのある種のオマージュとなっています。

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【黒田くんか三多さんか】

いわゆる“人間的には問題あるけど技能を追い求める黒田くん”か、“能力は劣るけどコミュ力があって多くの人と親しくなれる三多さん”か、という議論はSNSでも話題になりました。あまり多くを語りすぎるのは野暮なので端的に言いますが、私は“どちらの人材も必要”だと思ってこのエピソードを作りました。正直、“スタッフ全員が三多さんのようなタイプ”だけだとモノ作りは出来ません。もちろん黒田くんだけでも不可能です。色んな人材がいて、みんなでお互いの良いところを持ち寄って制作を進めるのが、チームワークであり共同作業なのです。

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【上田さんの趣味はガンプラ】

作中でも語られていますが、実際のモデルとなった福岡本社のスタッフ上田さん(@Kaznolly_CC2)の趣味もガンプラです。本人のツイッターでは高頻度でガンプラの写真がアップされていますし、彼の会社の机の周りはガンプラだらけです。また余談ですが、こういう漫画の中で『ガンプラ』という商標が使用されることは珍しいのですが、サンライズに直接許諾をいただけたので今後もガンプラはちょこちょこ登場します(あくまで上田さんの机の描写としてですが)。バンダイナムコグループと仲良くしてて良かったなぁ。

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【みんなでラーメン】

やはり福岡と言えばラーメンなのです。インターンシップで福岡にやって来た学生の多くが、滞在期間中にラーメンを食べに行きます。それでも福岡には数えきれないほどのラーメン店が存在しますので、作中のように最終週になるとみんなほぼ毎日のように色んなお店にラーメンを食べに行っています(だいたい先輩が連れて行ってくれる)。

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【次回からのエピソードも3話構成】

次回から『ゲームデザイナーの正体』というエピソードがスタートしますが、こちらも3話構成となります。恐らくまた物議を醸す骨太のテーマとなっていますので、ぜひ楽しみに待っていてください。特別に、次回のエピソードの1ページ目を先行公開します。


第9話 「一緒に仕事がしたいです(3)」