現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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【マンガの裏側を語る!】『チェイサーゲーム』原作コラム デバッグルーム第8回
2019-06-03 11:00:00
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【ここの方が集中してできるぜ】
昔から言われていることですが、“クリエイターにとって大切なのは集中できる環境か、それともコミュニケーションを取りやすい環境か?”というジレンマがあります。現在のゲーム開発は大人数なので、自ずと弊社では“コミュニケーションを重視”していますが、そうでない会社も存在します。そういう会社ではひとりひとりのブースがパーテーションで区切られていて、まるで個室かのように作業をしています。どちらが良いとはなかなか簡単には言えませんが、やはり人によって合う合わないはマチマチです。
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【『ダークソウル2』の続きやりたい】
他県からインターンシップとして福岡で1ヵ月間を過ごす場合、多くはウィークリーマンションを借りています(福岡市からの助成金あり)。なので、彼らはそこで生活をしていて日々会社に通うんですが、だいたいゲーム機を持って来ています。細かい話ですが、このエピソードのタイミングでは“もうすぐ発売される『DARK SOULS II: SCHOLAR OF THE FIRST SIN』(2014年に発売された『2』に追加要素が加えられたアッパー版)が楽しみだ”という会話をファミ通を読みながらしているわけです。
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【ツイッターで言っても意味ないでしょ?】
まさにその通りなのですが、だいたいみんな隠れてこそこそとツイッター上で愚痴をこぼしているものです。作中の龍也が言うように直接伝えてほしいものですが、なかなかこのへんは難しいですね。ウチでは必ずこうやって直接指導していますが。
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【憶測でモノを言うもんじゃあ無いね】
実はこっちのほうが大問題で深刻なのです。人は驚くほどに憶測で物事を考えて、“たぶんきっと”とヒソヒソ話すことが多いのです。作中では焦点がボヤけるのであえて掘り下げませんでしたが、最も愚かな行為なので絶対にやめましょう。
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【これ以上は解説しません】
各話を原作者自ら解説するのがこの『デバッグルーム』の意義なのですが、これ以上の解説は不要だと考えています、この第8話に関しては。第7話から第9話の3話分は「一緒に仕事がしたいです」という前・中・後編エピソードであり、第8話はまさに折り返しとなる話です。効果的に第9話を読んでいただくためにも、これ以上語るのは野暮だと判断させていただきました。あとは次回、6月17日(月)公開の第9話を読んでください。
【お知らせ!】
今週6月6日発売の週刊ファミ通にて、なんと『チェイサーゲーム』の特集が掲載されます!! 原作の松山社長、作画の松島先生へのインタビューのほか、これまでの名シーン総まとめ、作中に登場する人物のモデルとなったサイバーコネクトツー社員さんの写真(クリソツ必見!)などなど、『チェイサーゲーム』をより深く楽しめる企画が盛りだくさんです。どうぞお見逃しなくー!!
第8話 「一緒に仕事がしたいです(2)」