現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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【業界人・著名人に感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックスvol.10
2019-05-14 11:00:00
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実在のゲーム制作会社、サイバーコネクトツーを舞台にした超リアルなゲーム業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。この漫画を業界関係者・著名人の皆さまに読んでいただき、率直な感想コメントをいただきました。火曜日から金曜日まで、おひとりずつご紹介する予定です。
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ゲームをクリアしてクレジットを見る度に、「こんなに多くの人たちが関わって、ひとつのゲームを作るんだなあ…」と感動している身としては、ゲームを作っていく過程を描いた『チェイサーゲーム』は、1本のゲームに詰め込まれたエネルギーがいかに膨大であるかを明々と示してくれる漫画です。
もちろん、ゲーム開発の裏側に「そうなのか…!」と驚くのは当然ながら、個人・チーム・組織の各地点で起こる問題に「対岸の火事ではないなあ…」と共感できることも多く、ゲームの好きか否かにかかわらず、どの層の方でも楽しめると思います。
(むしろ、ゲームに興味のない人にこそ読んでほしいとさえ…)
いちゲーマーとして、現実にゲームを開発される皆様に敬意を表しつつ、『チェイサーゲーム』の登場人物たちがどういう進展を見せてくれるのか、楽しみに待っております!
追伸:「松山社長」にアゴクイされたいです。
竹谷 彰人 @akitotakeya
株式会社ミリアッシュ 代表取締役
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私たちが楽しんでいるゲーム。これを作っている人はいったいどんな人たちで、どんな気持ちでやっているのかーーこんなことがストレートにわかる一級のお仕事漫画です。
もちろん全社がこんなふうだ、とはいえないと思いますが、少なくとも業界の一部を垣間見ることができます。
すべてで100%の完璧を目指すのか、緩急をつけるのか。仕事の能力に差がある人をどう育て、どうマネジメントしていくのか。クリエーターの強い意志はどこまで必要なのか。
あらゆる産業がなんらかの創造性やエンターテイメントを求められるなか、ゲーム業界以外の人こそ考えさせられることが描かれています。
個人的には、原作の松山さんの登場シーンが、ご自身が好きであろうマンガ作品に似ていることが印象的でした。
bookish @MANGANIGHT_
ライター
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その昔、格闘漫画で「読むと強くなる」と呼ばれた伝説的な相撲漫画がありました。
このチェイサーゲームはそのゲーム開発版とも言える「読むと(ゲーム開発力が)強くなる」漫画とも言える、凄まじくリアルで、教訓に満ちていて、なおかつエンターテインメント性がある、目が離せない漫画です!
ゲーム開発を舞台にした漫画は数多くありますが、ドラマティックな内容を重視するためリアリティにかける内容の作品が多い中、ゲーム業界人が読んでも引き込まれ、それどころかこんなに突っ込んでいいの!?とハラハラさせられてしまう作品なんですね。
昔、ファミ通さんで連載されていた「あそびじゃないの」というゲーム業界漫画もリアルな感じで大好きな作品でしたが、このチェイサーゲームはそれ以上で、これから先の展開が楽しみでしょうがありません。
現在は、主にアーティストのストーリーで構成されているので、今後はゲームデザイナーやプログラマーももっと登場してくれると嬉しいです!
南治 一徳 @torotiti
株式会社ビサイド 代表取締役社長
代表作:「どこでもいっしょ」シリーズ
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ゲーム大好きなので、ゲーム業界マンガというだけでテンションが上がります。
そして、『チェイサーゲーム』はゲーム業界を舞台にしつつも、ビジネスの世界全体において普遍的に頻出しがちな事件や葛藤をリアリティを以って描いているのが素晴らしい所です。
それ故に、ゲームに興味がない人でもきっと面白く読めることでしょう。
登場人物それぞれの主義主張のぶつかり合いや、現実との折り合いをつけねばならない辛さに「解る、解るよ……!」と共感せざるを得ません。
絵柄もスタイリッシュで読み易く、突然繰り出される濃厚なジョジョネタやジョジョっぽい松山社長などには笑わされます。
様々な要素が上質に融合している作品であり、今後も更新が楽しみです。
兎来栄寿 @toraieisu
マンガソムリエ
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