現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。
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【業界人・著名人に感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックスvol.7
2019-04-23 11:00:00
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実在のゲーム制作会社、サイバーコネクトツーを舞台にした超リアルなゲーム業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。この漫画を業界関係者・著名人の皆さまに読んでいただき、率直な感想コメントをいただきました。火曜日から金曜日まで、おひとりずつご紹介する予定です。
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始まったばかりのこの物語は、すでに波乱の予感に満ちている。開巻から、ゲーム製作の現場に対する一般の認識はそれほど浸透していない…事を思い知らされた我々は、この物語がどのように繰り広げられるのか、まったく予想が出来ないのだ。
驚くべきは、ゲームはどのように作られるか、ではなく、ゲームの作り手はどのようにサバイブしているのか、を描いている事であり、それがこの作品を普遍的なものにしている。
つまりここで描かれている事は、まったく他人事ではない! はやく、はやくつづきを!
細川博司 @hosokawa0813
舞台演出家・脚本家・バンタムクラスステージ代表
代表作:「サイレントメビウス演劇版」「サンサーラ式葬送入門」
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ゲーム会社の方が原作を担当してるだけあり、大好きなゲームの製作者側の裏が詳しく知れて面白い!
専門的な用語もたくさん出てくるが丁寧に説明がしてあって良い。
でも説明が多くなる時があり、ストーリーの勢いが消えてしまうことがあるが、
それでも主人公のまわりのキャラたちが物つくりや仕事に対して真剣に向かい合っている姿勢は、
同じクリエイターとして共感になるし新人にとってもいい刺激になる。
1話終わりから2話にかけて、
先輩のためにと嘘の報告をした主人公に共感する方も多いのではないだろうか?
自分が新人だった頃、同じ失敗をしてしまった方は主人公を励ましたくなる場面も多数出てくると思います。
まだ3話ながらも読み通すことで自分の戒めや教訓にもなり、
先輩たちがいかに苦労しているかというのも分かり、お互い理解できと思います。
キャラたちの個々の能力や仕事の真剣度に差がある中、
綺麗事ではいかない業界で、シニアとして昇格してしまった主人公が
どのように成長していくのか今後楽しみな漫画である!
晴十ナツメグ @Seiju_natsumegu
漫画家
代表作:カイダンにっき、自殺探偵、悪役令嬢後宮物語(作画)
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あまりにもリアルな、自分の周囲でも普通に発生しそうなトラブルの描写に、「どうすればいいんだか…」とついつい解決の道を考えてしまい、毎回読み終えた後にものすごい疲労感。なんだか胃が痛いような気がしてきます(笑)。
自分はさほど白黒ハッキリと進めるタイプではなく、悶々としがちなので、第2話に出てくる松山社長(飲みの席でのぴろし社長と本当に同じ人??)が、近くにいてくれたらどんなに心強いかと憧れます!
外山圭一郎 @K_Toyama
ソニー・インタラクティブエンタテインメント JAPANスタジオ クリエイティブディレクター
代表作:「SIREN」シリーズ、「GRAVITY DAZE」シリーズ
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読みました!面白かった!!
ゲーム業界のリアルとしては当然ながら、これはモノ作りの様々な場面に通じる「価値観のせめぎ合い」も見られます。
何を切り捨て何を生かしていくべきか。
この作品が語っているのは常にどこにコストを掛けるのかという問題で、各問題の着地点を見ていくのが大変面白い。
グイグイ畳み掛ける内容を「けれん」だけに終わらせない、しなやかでバランスのいい絵柄と演出が魅力的。
毎回入ってくる松山社長の解説も面白いのでセットで読まないと勿体ないですね。
それと第2話に早速出てきた松山社長の目がブラックホールのように真っ暗で抜群に怖かったです(笑)
内田美奈子 @zerra01
漫画家
代表作:BOOMTOWN ・赤々丸
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