チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【業界人・著名人に感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックスvol.4

2019-04-01 11:00:00

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 実在のゲーム制作会社、サイバーコネクトツーを舞台にした超リアルなゲーム業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。この漫画を業界関係者・著名人の皆さまに読んでいただき、率直な感想コメントをいただきました。今週は月曜日から金曜日まで、おひとりずつご紹介する予定です。

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また松山さんが面白いことしてる。

新川宗平 @nis_prinny
株式会社日本一ソフトウェア 代表取締役社長
代表作:『魔界戦記ディスガイア』シリーズ

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痛い!胸が痛い!!
同じクリエイター、そしてスタッフを使って仕事をしてる身として、痛いエピソードや言葉のつるべ打ちに悶える!!
しかし「痛さ」に正面から立ち向かう様は「痛快」でもある!!
逃げずに解決していこうとする姿勢はクリエイターとして必須のものであるし、
「ジョジョ・松山社長」の金言を胸に刻みこれからも精進していこうと勇気と元気をもらえる素晴らしい作品!!
松島さんの画・構図・構成も最高だし、
漫画家やゲームクリエイターの卵たちに是非読んでもらいたい!!!!

武村勇治 @takemurayuuji
漫画家
代表作:「マグナレイブン」「仕掛人 藤枝梅安」「蟻地獄」「トリガー」「義風堂々!!」

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チェイサーゲーム。
追跡者か、追撃者か……。

ゲーム開発現場を描いているだけなのに、
脱獄した凶悪犯を追う刑務官のごとくに展開される
……まるでサスペンスドラマ。

同じゲームを作っているのに……仲間なのか敵なのか。
切磋琢磨か、せめぎ合っているのか……どっちなんだ?
それを追う者たち……『ザ・管理者』が苦悩する。
(この感想を書いているときは第4話)

誰しもが頭を抱えて地に伏せるとき……
現れる能力者(松山さん)の痛烈な言葉がFATALITY(致命傷)
……とはならず、現場に救いの道筋を与える。
細い糸のようだった道が、強靭なワイヤー付きの鉄橋に変わってゆく。
松山さんって召喚獣みたいだな……

ゲーム会社だって管理職がいる。
一騎当千のクリエイターが快進撃をするところを描いているわけじゃない。
この管理職の努力の先に、どういう完成形が待ち受けているのか。
ファミ通のWEBサイトにこのマンガが載っていることの意義は強い。

第4話で、念の為作っておいたデータを削除した魚川(23)。
実際にいるのか、ああいうやつ。
(……自分もやったことが……ある気がする……)

この先、ラスボスみたいな凶悪野郎が出てくるのかもしれない。
想像を絶する面倒くさいヤツが現れるのは……
絶対見たくない。

しかし、このマンガのタイトルはチェイサーゲーム。
やめて。これ以上やめて、進捗と品質追いかけるのは……現実だけでいい。
どんなに苦しい時にでも1つ乗り越えれば1つ進むのだとも感じることができる。
挫けずに進めばやがて来る、マスターアップという日が。

チラ見えする秀才、勇希。努力を重ねる管理者が、天才クリエイターを
追う様相となるのか。
見える、見えるよ!その他にもああいう展開やこういう展開が出てくるだろうと。
辛い、見たくない(見たい)。

井上ジェット @jetinoue
マルチクリエイター
代表作:「超越野車戦国ギバギオン」「稲城なしのすけ」

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一般企業のサラリーマンの方々にも、この“あるある”共感が沢山有るとは思いますが、僕らの音楽ビジネスに置き換えても、刺さるところだらけです。
コミュニケーションで悩み、スケジュールで悩み、クオリティで悩む。その裏には言えない、言う必要が無い葛藤だらけですしね・・・。毎話のテーマに引き込まれ、提示された問題にドキドキしながら答えを一緒に待つ僕がいます。自分も管理職であるからこそ気をつけなければと思いながら、改めて足下を確認出来た清々しさに感謝です。ありがとうございます。

しかし、松山社長の登場ビジュアル恐っ(笑)

野崎圭一 @nozaki_p
音楽プロデューサー、音響監督
代表作:.hackシリーズ、Readyyy!

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昨今お仕事系漫画は名作も多数登場する中、
『東京トイボックス』以来の、
更に生々しく痺れるゲーム業界漫画!!

3-4話を読んでいたら、まさに自分も若かりし頃
イラストレーターさんから上がってきた画稿を
良かれと勝手に修正して後で泣かれたことがあり、
当時の未熟さを思い出しました。
誰が正しいか、って、それはやっぱり
最高のチームを作った者が正義なんです。
まだまだ道半ばだと痛感させられます。

なお、松山さんのnoteまで有料購読している僕としては、
松山さんの日々のゲーム業界への怒りにも似た
情熱や問題意識が今後も様々なエピソードとして
登場することを期待しています。
絶対やるよね、学生インターン編とか。
ソリダス風のバ●ナムとか。

業界に、そして業界を目指す若者に、
夢と激励を与えてくれる漫画になる事を楽しみに、
今後も応援させてもらいます!

富澤祐介 @tommy_feb_26
プロデューサー
代表作:GODEATERシリーズ、テイルズオブシリーズ

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