チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

  1. ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com>
  2. 企画・連載>
  3. チェイサーゲーム>
  4. 【業界人・著名人に感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックスvol.2

【業界人・著名人に感想コメントいただきました!】『チェイサーゲーム』レターボックスvol.2

2019-03-19 11:00:00

190306_レターボックス用バナーデザイン


 実在のゲーム制作会社、サイバーコネクトツーを舞台にした超リアルなゲーム業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。この漫画を業界関係者・著名人の皆さまに読んでいただき、率直な感想コメントをいただきました。火曜日から金曜日まで、おひとりずつご紹介する予定です。

■■■■■■

自分は95年から5年間程某ゲームメーカーに勤めていましたが、作品の舞台である2015年よりは開発人数も少なく、ちょっとだけ牧歌的な時代だったような気がします。

シネマティックの部署でしたが、配属当時は自分と上司の2人だけ。良い意味でも悪い意味でも個人の頑張りが目立ってしまう最後の時代だったのかもしれません。

その後独立して細々とCGプロダクションを営んでおりますが、現在もプレイングマネージャーとして苦闘を続けている最中です。

プレイヤーとしては1ミリでもクオリティを上げるために努力を惜しみたくないと考えるわけですが、それが時として空回りし、気付けば頑張れば頑張るほど周りが不幸になっていく…という恐ろしい状況が起きることもあると知りました。

そんな時、わずか数人のチームであっても、スタッフそれぞれが、それぞれなりに納期と品質にコミット出来るようにマネジメントするということの重要性を改めて痛感させられます。

ましてや数百人のチームなら、必然的にスーパープレイヤ―と標準的なスタッフの比率も業界を平均した構成になるでしょうし、全力でコミットする人から割り切った考え方の人まで、意識の上でも多種多様な人々が集まるわけですからなおさらでしょう。

この様な壮大なテーマを、管理職一年目の社員を通じて描くという試みは原作者が社長ならではですね。現場で「あるある」の軋轢を見事に拾い上げており流石と唸らされます。

現在4話まで拝読しましたが、今後はきっと社内で色恋沙汰の時限爆弾が炸裂してプロジェクトにダメージを与えたり、メーカーから理不尽な仕打ちを受けて一同呆然としたり、やっとのことで納品したマスターに致命的なバグが見つかったり…

といった展開を予想して楽しみなような、胃が痛くなるような、思わず遠い目をしてしまいますが、次話も正座して心待ちにしております!

由水桂 @yosimizu
(株)ケイカ
代表作:『RIDGE RACER TYPE4

■■■■■■

チェイサーゲームはスマホゲームの闇というかスタッフの苦労を赤裸々に書いてきそうで今からドキドキしています。応援してます。

芝村裕吏 @siva_yuri
代表作:刀剣乱舞、ガンパレードシリーズほか

■■■■■■

久井田さんが可愛い…
頑張って久井田さん!

作中のような過酷な現場で創り出されているゲームを今日も楽しく遊んでいます。
全てのゲーム開発者様、有難う御座います!

拓様応援イラスト


@taku_prmr
漫画家、イラストレーター
代表作:ドットハック「セカイの向こうに」キャラクターデザイン めくりめくる

■■■■■■

読みながら仕事をしてる気分に・・・それ位リアル。
漫画好きで趣味でも沢山読んで楽しんでいるのですが、唯一この作品だけはリアル過ぎて純粋に漫画を楽しめない!

山倉千賀子 @yama_chika
株式会社ガンバリオン 代表取締役社長
作品情報:最新作『ONE PIECE WORLD SEEKER』がバンダイナムコエンターテインメントより発売中

■■■■■■