チェイサーゲーム

現代のゲーム業界を舞台にくり広げられるお仕事マンガ。第13話まで無料公開中です。また、原作者であるサイバーコネクトツー松山洋(まつやまひろし)社長のエッセイ「デバッグルーム」も必読。マンガが収録されている単行本は、最終巻第7巻まで発売中。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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【掲載まであと1週間!】『チェイサーゲーム』第3話予告

2019-02-04 11:00:00

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 実在のゲーム制作会社サイバーコネクトツーを舞台にしたリアル業界お仕事漫画『チェイサーゲーム』。2月11日(月・祝)更新予定の第3話では、ちょっと意外な人物による新たな展開が描かれます。

 と、その前に、これまでのストーリーをふり返っておきましょう。

 主人公・新堂龍也は、サイバーコネクトツー入社9年目の3Dアニメーター。物語は、龍也がチームリーダーである“シニア”という役職に昇格するところから始まります。その日からチームメンバーの進捗を管理することになったものの、先輩である上田の作業の遅れにはなかなか物申すことができません。しかも、慣れないチームリーダーの業務に加えて、自身もプレイングマネージャーとして制作を担っており、週末に出社してなんとか作業を終わらせていたのでした。
 翌週、上田の遅れがいよいよ別の部署にまで影響を及ぼしかねないと、改めて状況を確認した龍也。「自分も手伝うので、今夜残って二人で終わらせましょう」と、作業進捗を偽って報告し、会社には内緒での徹夜作業を持ちかけました。これに上田が渋々ながらも了承したところまでが、第1話です。

>第1話 「クリエイターは嘘をつく」

 その夜、上田はいったん自宅へと戻り、再び出社することはありませんでした。翌朝、龍也が報告した偽りの進捗によってエラーが発生。龍也たちの上司である穴井が、ひとり朝まで寝ずに作業していた龍也に詰め寄ると、そこに上田が出社してきたのです。微妙な空気の龍也と上田を別室に呼び、経緯を問い質す穴井。上田は「徹夜作業する予定だったが、自宅に戻ると息子の体調が悪く、行けなくなってしまった。そのことは龍也にChatworkで報告した」と主張し、会社に黙って作業するためプライベート用のLINEで連絡していた龍也はモヤモヤ……。と、そこへ松山社長が現れて、「助けてと言えないクリエイターはダメなんだよ!!」と一喝し、龍也にシニアの心得を説いたのでした。シニアとしての自覚、自分なりのシニア……龍也はすでに会社を去った勇希のことを思い出さずにはいられませんでした。
 上田の遅れについては別のチームに手伝ってもらい、一件落着。少しずつプレイングマネージャーとしてマルチタスクをこなすことにも慣れてきたころ、チームの若手、久井田に相談を持ちかけられたところで第2話は終了に。

>第2話 「助けてと言えないクリエイター」


 久井田の相談内容(と、上田のその後)が気になる第3話は、1週間後の2月11日(月・祝)の更新予定です。祝日なのでどうぞお忘れなく!!