「せっかくゴールデンウィークだし、なにかおもしろいゲームがやりたい」という方へ、2023年に発売したばかりのおすすめのタイトルをピックアップしてみました。
連休中の時間を利用して、普段なら重くて手を出せなそうな、やり込み系ゲームやビッグタイトルにどっぷりハマりましょう!
- 『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』シリーズ10タイトルが1本にまとまった大ボリューム作品
- 『Wo Long: Fallen Dynasty』三国志を題材にしたTeam NINJA期待の新作
- 『ホグワーツ・レガシー』オープンワールドで『ハリー・ポッター』の世界を体験
- 『Ghostwire: Tokyo』怪異に呑まれた渋谷を救え!
- 『Against the Storm』永遠に雨が降り続く世界で、女王のために繰り返し街を建設
- 『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』シリーズ完結編となる壮大な冒険ファンタジー
- 『バイオハザード RE:4』シリーズ内でも人気を誇る名作が待望のリメイク
- 『オクトパストラベラー2』新大陸で新たな旅人8人が紡ぐ物語
- リマスター版『ペルソナ3 ポータブル』心に突き刺さるジュブナイルRPG
- 『ファイアーエムブレム エンゲージ』英雄たちを召喚して邪竜復活を阻止せよ
- 『ルーンファクトリー3 スペシャル』100時間では到底足りない、なんでもできるやり込みゲーム代表
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』シリーズ10タイトルが1本にまとまった大ボリューム作品
ここがオススメ!
- アニメ世代にも嬉しい移植
- シリーズ10作品をすべて収録
- オンライン対戦などの新機能も追加
『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』は、過去に発売された『ロックマンエグゼ』シリーズ10タイトルが1本にまとまった大ボリューム作品です。当時プレイしていた方や、アニメを見ていた方、そして、気になっていたけれどプレイしていなかった方にとって、現在流通しているゲーム機器でプレイできるというのはうれしいですよね。
本シリーズの世界では、あらゆる電子機器がネットワークで管理されています。そのため、ウィルスを使用した犯罪が社会問題となっています。主人公は、このウィルスと戦えるネットワーク上の存在“ナビ”と一緒に、ウィルスや犯罪者たちと戦っていきます。
ストーリーはもちろん、3×6マスの戦略性の高いバトルも魅力的。さまざまな効果を得られる“バトルチップ”を使用すると、さらに戦略の幅が広がります。
本作が移植されるにあたり、ギャラリーモードやオンライン対戦機能など、新たな要素も追加されています。昔の記憶をなぞるだけではなく、新たなゲーム体験としても楽しめる作品です。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年4月14日
- ジャンル:アクションRPG
- Nintendo Switch/プレイステーション4/PC
- 価格:パッケージ版は6589円[税込]、ダウンロード版は5990円[税込]、Steam版『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1』、『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.2』は3990円[税込]
- 公式サイト
『Wo Long: Fallen Dynasty』三国志を題材にしたTeam NINJA期待の新作
ここがオススメ!
- ダークファンタジー×三国志
- 何度も挑戦したくなる“死にゲー”
- 骨太なアクション
『Wo Long: Fallen Dynasty』(『ウォーロン』)は、『仁王』シリーズなどを手がけたコーエーテクモゲームスのTeam NINJAによる最新作。舞台は三国時代の中国で、趙雲や曹操、関羽などの有名な武将が登場するかたわら、妖魔なども敵として現れるダークファンタジーな一面もあります。
主人公は漢軍の義勇兵として戦に参加します。三国志に登場する武将と交流、共闘ができますので、三国志ファンにとってはかなり熱い展開です。『仁王』シリーズもそうでしたが、歴史の影の立役者として、プレイヤーが介入できる設定されているのはロマンがありますね。
本作はいわゆる“死にゲー”となっており、特にボス戦は何度も何度も挑みたくなるほど白熱したアクションを求められます。「ここでゲームを止めたら勘が鈍ってしまうから、もう少しだけ」と、キリのいいところまで進めようとして半日が経過していた、なんてこともしばしば……。まさに、連休中にぴったりのゲームです。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年3月3日
- ジャンル:アクション、ハクスラ
- プレイステーション5/プレイステーション4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC
- 価格:8580円[税込]
- 公式サイト
『ホグワーツ・レガシー』オープンワールドで『ハリー・ポッター』の世界を体験
ここがオススメ!
- 『ハリー・ポッター』の聖地巡礼ができる
- 魔法を使ったバトルのコンボが楽しい
- かわいい魔法生物たち
『ホグワーツ・レガシー』は、『ハリー・ポッター』シリーズの舞台から約100年前のホグワーツ魔法魔術学校が舞台の、オープンワールドアクションゲームです。主人公は5学年からホグワーツ魔法魔術学校へ転入し、古代魔法という特殊な魔法を巡った陰謀に巻き込まれていきます。
本作の魅力はなんと言っても、『ハリー・ポッター』の世界を体験できること。映画版ではカットされた原作小説シーンなどの細部まで再現されたホグワーツ魔法魔術学校を歩き回れば、聖地巡礼そのものです。
『ハリー・ポッター』シリーズや、『ファンタスティック・ビースト』シリーズに登場した魔法生物たちのお世話ができるのもうれしいポイント。ヒッポグリフに乗っての空中散歩は格別です。
さまざまな魔法を組み合わせた戦闘も本作の魅力のひとつ。武装解除して杖を奪い、敵を浮遊させて、地面に叩きつける、なんてコンボ攻撃もできます。自分なりの最強コンボを模索するもの楽しいです。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年2月7日
- ジャンル:アクションアドベンチャー
- プレイステーション5/Xbox Series X|S/PC
Nintendo Switch/プレイステーション4/Xbox Oneは後日発売 - 価格:プレイステーション5版は9878円[税込]、Steam版は8778円[税込]
- 公式サイト
『Ghostwire: Tokyo』怪異に呑まれた渋谷を救え!
ここがオススメ!
- 妖怪、オカルト好きにたまらない設定
- 少年漫画のようなストーリー展開
- 属性を活かした陰陽術バトル
『Ghostwire: Tokyo』は、怪異に呑まれ、渋谷を中心に人間がいなくなってしまった東京を、元の姿に戻すため奔走するアクションアドベンチャーです。発売自体は1年ほど前になりますが、2023年4月に大型無料アップデート“蜘蛛の糸”が配信され、新たなエリアやサイドミッションが解放されました。
本作はホラーゲームだと勘違いされがちですが、あくまでアクションに重きを置いたゲームです。敵が幽霊か、怖いモンスターか、の違いがあるだけです。そして、その敵のデザインがとてもいい。筆者は妖怪好きなのですが、作中のデータベースをかじるように眺めて、「なるほど、ここの解釈をこういうデザインに……」とひとり納得しながら楽しみました。
ストーリー展開も、王道の少年漫画のようでワクワクします。最初、ラスボス級の敵に挑んでボコボコにされ、そこからなんとか生還し、四天王のようなポジションの敵を倒して成長しながら進んでいく、という流れがキレイです。
すでにクリアしたという方も、新アップデート“蜘蛛の糸”をプレイしに魔境の渋谷へ再び足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
- ゲーム情報
- 発売日:2022年3月25日
- ジャンル:アクションアドベンチャー
- プレイステーション5/Xbox Series X|S/PC
- 価格; 8778円[税込]
- 公式サイト
『Against the Storm』永遠に雨が降り続く世界で、女王のために繰り返し街を建設
ここがオススメ!
- 何度も繰り返し遊べる中毒性
- 毎回違う展開を見せるローグライク
- ダークファンタジーな世界観
『Against the Storm』は、永遠に雨が降り続く世界で、女王の命令により繰り返し都市を建設していくダークファンタジー・シティービルダーです。本作は現在早期アクセス中のゲームとなっており、中毒性がかなり高く、筆者はすでに100時間ほどプレイしています。
中毒性の高い要因のひとつは、“繰り返し”という部分。この世界は定期的に嵐が吹き荒れて、いままでに築いてきた都市が更地になってしまうのです。再び、都市を築いた際に得た素材を使って初期状態を有利にしながら、リスタートを求められます。つまり、“強くてニューゲーム”を繰り返しながら、新しい都市を建設していくのです。
また、ローグライク要素により、ひとつとして同じ展開がないのも魅力のひとつ。森で採取できる素材や住人の種族、建設できる建物、女王からのミッションまで、すべてがランダムです。ダークファンタジーな世界で、あなたも女王様のために都市を建設しませんか? ……すぐ更地になりますけれども。
ゲーム情報
- 発売日:早期アクセス中
- ジャンル:シミュレーション
- PC
- 価格:2400円[税込]
『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』シリーズ完結編となる壮大な冒険ファンタジー
ここがオススメ!
- シリーズ登場キャラが大集合
- 『秘密』シリーズ完結編となるストーリー
- 広大なフィールドでの多彩なアクション
『ライザのアトリエ3 ~終わりの錬金術士と秘密の鍵~』は、『アトリエ』シリーズの最新作であり、ライザを主人公とした『秘密』シリーズの完結編でもある作品です。そのため、過去作から主要キャラクターたちが大集合し、シリーズファンにとって懐かしい顔ぶれがズラリと並びます。
1作目を含む広大なフィールドでは、多彩なアクションを実行できます。“騎獣”と呼ばれる生き物の背に乗ってフィールドを探索したり、道中で仲間とキャンプしたり、各地に自分好みのアトリエを建てたりすることが可能です。戦闘、調合、探索に便利な“鍵システム”という新システムを駆使して、冒険を有利に進めましょう。
本作は、『秘密』シリーズの完結編です。ライザたちの冒険がどのように締め括られるのか、まだプレイしていない方はぜひその目で確かめてみてください。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年3月23日
- ジャンル:シミュレーション、アドベンチャー
- Nintendo Switch/PlayStation5/PlayStation4/PC
- 価格:8580円[税込]
- 公式サイト
『バイオハザード RE:4』シリーズ内でも人気を誇る名作が待望のリメイク
ここがオススメ!
- レオンはさらにイケメンに、アシュリーはさらにかわいくなって登場
- 原作プレイ済勢にも驚きをもたらすアレンジ
- 嫌悪感を増したクリーチャーの数々
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売された『BIOHAZARD 4』のリメイク作品です。シリーズの中でも人気の高い『バイオハザード4』のリメイクである本作は、ファン待望の作品となりました。
原作から進化した部分は、もちろんグラフィックの部分。主人公のレオンはさらにイケメンに、ヒロインのアシュリーはさらにかわいくなって登場します。また、表現がリアルになったことから、クリーチャーたちのビジュアルの怖さはマシマシに。
また、原作プレイ済勢も驚きを感じられるように、シナリオやギミックに少々アレンジが加えられています。原作のよい部分はそのままに、新たな魅力を加えた『BIOHAZARD RE:4』をプレイしてみてください。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年3月23日
- ジャンル:ホラー
- PlayStation5/PlayStation4/Xbox Series X|S/PC
- 価格:パッケージ版は8789円[税込]、ダウンロード版は7990円[税込]
- 公式サイト
『オクトパストラベラー2』新大陸で新たな旅人8人が紡ぐ物語
ここがオススメ!
- ドット絵×3DCGのHD-2Dグラフィック
- 8人が織りなす関係性の物語
- 正統派RPG
『オクトパストラベラー2』は、人気を博した前作『オクトパストラベラー』の完全新作です。ドット絵×3DCGのHD-2Dグラフィックで描かれた、正統派RPGとなります。
本作には海を隔てて存在する大地“ソリスティア”が舞台となり、出身も職業も性格もそれぞれ違う8人の旅人が登場します。この一見するとバラバラな8人が織りなす物語が『オクトパストラベラー』シリーズの魅力。組ませるキャラクターが違えばまったく違う顔を見せたり、新事実が発覚したりするので油断なりません。筆者はキャラクターの関係性に萌えを見いだすので、非常に助かっております。命が。
本作はナンバリングタイトルとなっていますが、前作と直接的な繋がりはありません。舞台も、登場人物も全く違います。『オクトパストラベラー2』から始めてもまったく問題ありませんので、気になった方はぜひプレイしてみてください。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年2月9日
- ジャンル:RPG
- Nintendo Switch/PlayStation5/PlayStation4/PC
- 価格:7800円[税込]
- 公式サイト
リマスター版『ペルソナ3 ポータブル』心に突き刺さるジュブナイルRPG
ここがオススメ!
- 心に突き刺さるシナリオ
- 神話や伝奇をモチーフにした“ペルソナ”
- 戦略性の高いターン制コマンドバトル
『ペルソナ3 ポータブル』のリマスター版が、2023年の2月に発売されました。本作は『ペルソナ』シリーズの第3作目の、さらに派生作品であり、シリーズファンにとってもこのリマスター化はかなり嬉しい出来事だったのではないでしょうか。かく言う筆者も、「これで気軽に人に勧められるぞ! 内容は気軽じゃないけど!」と意気込んで布教を始めました。
いままではゲームハードの問題でプレイできなかった方は、ぜひプレイしてみてください。『ペルソナ5』や『ペルソナ4』の原点とも言える作品です。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年2月9日
- ジャンル:RPG
- Nintendo Switch/プレイステーション4 /Xbox One/Xbox Series X|S/PC
- 価格:1980円[税込] ※ダウンロード専売
- 公式サイト
『ファイアーエムブレム エンゲージ』英雄たちを召喚して邪竜復活を阻止せよ
ここがオススメ!
- 過去作から英雄たちが登場
- キャラクター同士の掛け合いが楽しい
- 一手が命取りになるターン制バトル
『ファイアーエムブレム エンゲージ』は『ファイアーエムブレム』シリーズの最新作。主人公の神竜・リュールは、邪竜の復活を防ぐため、英雄たちを召喚し、仲間たちとともに戦います。
本作の特徴は、シリーズ過去作から主要キャラクターを紋章士として召喚できること。シリーズファンは嬉しいし、『ファイアーエムブレム』に初めて触れる方は「このキャラ気になる!」と過去作をプレイしてくれるかもしれないので一石二鳥……いえ、召喚した英雄はさまざまな恩恵をもたらすので一石三鳥のシステムです。
シリーズ特有の骨太なターン制バトルはもちろん健在。戦闘を有利に進めるために拠点"ソラネル"の施設を利用するのも手です。
拠点ではキャラクター同士の絆会話も発生します。筆者はこうした関係性に萌えを見いだすので、非常に助かっています。命と魂が。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年1月20日
- ジャンル:RPG
- Nintendo Switch
- 価格:パッケージ版は7678円[税込]、ダウンロード版は7600円[税込]
- 公式サイト
『ルーンファクトリー3 スペシャル』100時間では到底足りない、なんでもできるやり込みゲーム代表
ここがオススメ!
- 農業、バトル、料理、恋愛、全部できる
- 圧倒的なやり込み要素
- 個性的でかわいいヒロインたち
『ルーンファクトリー3 スペシャル』は、2009年に3DSにて発売された『ルーンファクトリー3』のリメイク作品です。
『ルーンファクトリー』シリーズの特徴として、農作物を作り、冒険をし、戦闘で使う道具も自分で作り、料理なども作れ、恋愛や結婚ができるという、あらゆるゲームの要素を詰め込んだ“なんでもできるゲーム”といった部分が挙げられます。いろいろなことができてしまうがゆえに、時間もあっという間に溶けていきます。プレイ時間は100時間をゆうに超えるユーザーが多いのではないでしょうか。
本作の主人公は、モンスターと人間の間に生まれた男の子で、人間の姿にも、モンスターの姿にもなれます。かわいいモンスターの姿にメロメロになっているヒロインがちらほら。
個性的でかわいい女の子と、恋愛をすることも、結婚することもできます。ぜひ、あなただけのお嫁さんを見つけて、あたたかい家庭を築いてください。……さて、カブを育てなければ……。
- ゲーム情報
- 発売日:2023年3月2日
- ジャンル:シミュレーションRPG
- Nintendo Switch/PC(2023年9月6日発売)
- 価格:5478円[税込]
- 公式サイト