ドーモ! ブンブンです。
皆さん原始生活満喫してますか? 自分は先日仲間にしたブラッドファングサーベルタイガーにいまだにビビリ気味です。よく考えたら、コイツ冒頭でウィンジャ族を食い散らかしてサイラのことを襲おうとしてたサーベルタイガーじゃないか! そりゃ怖いに決まってますな。
さて、今回で9回目となるこのコラムも今回が最終回。このコラムを見て『ファークライ プライマル』始めたという方もいらっしゃったりと、ありがたいことですな。
最終回は最新のバージョンアップで追加された新しいゲームモード。“サバイバーモード”についてお届けしたいと思います。サバイバーは通常よりもいろいろとプレイが制約され、難度が増している分、自然の恐ろしさを実感できるようになっているモードかなと。
※サバイバーの詳細はこちら
とにかく目を引く変更点ばかりなんですが、なによりも恐ろしいのは死んでしまったらそこでゲームオーバーという“パーマデス”。最近のゲームじゃ、大抵はチェックポイントなどからリスタートという流れが当たり前なだけに、ゲームオーバーなんて単語は聞かなくなったので逆に新鮮です。
ていうか、数十時間プレイしてもワンミスで崖から落下しただけでゲームオーバーってメチャクチャ怖すぎるじゃないか……! 難度はエキスパートでパーマデス。セカンドライフがどういう感じで機能するのかも確認したかったので、こちらはオンにしてみました。
冒頭からチュートリアル的に行われる若いマンモス狩り。この段階から死んだら終わりなのかが気になりましたが、無駄に死ぬのも怖いので遠距離から投げ槍を駆使しでダメージを受けずにクリアー。
いやー、ゲームオーバーになるというシビアな設定のおかげで、自然と無理をしないゲームプレイが身に付きますな(笑)。
さらに、サイラやブラッドファングサーベルタイガーと出会ったりしつつオロスに到着し、サイラのために緑の葉を集めてくるクエストへ。
オロスまで来ると周囲にはオオカミなどの捕食動物や、ウダムといった敵対勢力も出現。捕食動物はかなり攻撃的になっているうえ、難度もエキスパートなのでオオカミと言えど油断できない相手。実際、2ゲージしかない体力ではひと噛みされただけで視界が灰色になり……ひん死! 手に入れた肉をガンガン食って体力を回復させますが、減少したスタミナまではあまり回復せず。人間っていうのは、睡眠も重要ってことなんですわ。
ちなみに、食料のレシピがレベルアップするとスタミナの回復量も増すので、積極的に使う意味合いが増えてますね。
とりあえずレベルアップしてスキルを覚えようとしたら……このモードでは覚えられないスキルが! また、バッグでのアイテムの所持量も減少していたりと、かなり制限が加わってます。
なんとか緑の葉を4枚集めて、サイラのもとに戻ろうとしたら野営していたウダムに遭遇。3人相手だけど「まあいけるだろ」なんて思ってテイクダウンで倒していったら、うっかり3人目のウダムに1発殴られただけで即死!!
ああああ! 体力が少し減ってたことに気が付かなかった……。
セカンドライフがオンになっていたおかげでリスタートはできたけど、セカンドライフのチャンスは一度のみ。この状態でやられてしまえば、今度こそゲームオーバーに……。これは怖すぎる! これまで以上にステルスを使い、周囲を警戒しながら進んでいきます。なんとかサイラの元にたどり着いてクエストクリアー。
その後ビーストマスターになるため、ティンサイのところへ向かう途中にヒグマに遭遇! 戦う気はまったくなかったんだけど、襲ってくるならやるしかない。火矢を当てて延焼させてダメージを稼ぎ、たっぷり時間を使ってからさらに弓矢を射ることでノーダメージで勝利。
いやー、死んだら終わりなだけにヒグマ相手はメチャクチャ怖いわ……。
その後なんとかティンサイのもとにたどり着き、お約束の幻覚を見せられたところで今回のプレイを終了してみました。ちなみにここでセカンドライフが1回復。どうやらある程度進行するたびにセカンドライフが補充できるみたい。
なお、サバイバーモードでは、仲間にした動物が死んだら復活できないとか。たとえはオオカミが死んでしまったら、また新しいオオカミを手なずける必要があります。何が怖いってブラッドファングサーベルタイガーあたりの伝説の獣も死んだら復活しないという事実。
ゲーム中に1匹しか存在しない獣とは死んだら会えないというシビアっぷり。ペットへの愛着がメチャクチャ沸くこと間違いなしですわ……。
軽く冒頭だけのプレイだったけど、通常時よりも制約が多い分、命の重みや自然の厳しさが実感できたかなと。開発者は本当はこれくらいシビアなゲームバランスでこのゲームをリリースしたかったんじゃないのかな? なんて思ったりしました。
多分これくらい不自由なゲームのほうが、石器時代という世界をコンセプトにした意味が強まると思うんですよ。もしすでにゲームをクリアーしたという人がいたら、ぜひこのモードにも挑戦してみていただきたいところ。
というわけで、こちらのコラムもここまで。またつぎのゲームでお会いしましょう。