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想像力を刺激する実家みたいなゲームって何!? 『ラグナロクオンライン』の魅力を乾曜子さんたちに聞く!(1/3)

歴史の長いゲームをずっと愛し続けるプレイヤーがいる。『ラグナロクオンライン』のプレイヤーにその理由を伺った。

●オンラインゲームのおもしろさ=人の魅力

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▲『RO』の何が好きか、彼らに教えてもらいました。

 オンラインゲームのおもしろさは“人”にあると思う。

 どんな人が開発・運営をしているか気になる人は多いだろうし、いっしょにパーティーを組んだ人が魅力的だったら、そのプレイ体験はバラ色に変わる。

 メーカー側の人に話を聞く機会は多いので、最近はファン層の動きが気になっている。日々、新しいゲームが登場するなか、歴史の長いゲームをずっと遊び続ける人がいるだろう。そこには何か理由があると思うのだ。

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントさんとの雑談中、「プレイヤーに話を聞いてみたいんですよねー」と話したら、


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▲東京都内のハウススタジオにて。

 動画撮影の現場に招待された。


●まずは動画撮影の様子を見学

 僕がお邪魔したのはPC用MMORPG『ラグナロクオンライン』(以下、RO)の動画撮影の現場。ガンホーさんから「コスプレイヤーさんに協力してもらうんですけど、見学してみます?」と申し入れがあったのだ。天使か。


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▲ガンホーさんが運営するPC用MMORPG『ラグナロクオンライン』。ドット絵ベースのキャラクターがかわいい。

 正式サービス13年目を迎えた『RO』はファン活動が盛んなタイトルである。オリジナルイラストやマンガを描く人は多いし、PCオンラインゲームのコスプレ人気では間違いなく上位に入る(ミス・ユースケ調べ)。

 撮影の様子を見学させてもらい、休憩時間になったら、コスプレイヤーのみなさんに『RO』の好きな部分を聞いてみることにする。


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▲ビギナーの芳野友美さん(右)をベテランの4人がサポートしている、という設定。

▲カメラが回ってるときはスタジオの隅で大人しくしてました。

●コスプレイヤーのみなさんへの取材スタート

 取材に協力してくれたのは、こちらの4人。乾曜子さんは『RO』の看板娘“ラグナロ娘”として活動していて、ほかの3人のキャスティングにも関わっている。


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▲りんりんさん(忍者)。

▲つぶさん(ルーンナイト)。

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▲乾曜子さん(アークビショップ)。

▲松本サイコさん(ソーサラー)。

 乾さんとは仕事や浅草サンバカーニバルで何度もご一緒しているが、ほかの3人とは初対面だ。打ち解けないと話しにくいだろうからジャブみたいな質問から入る。「『RO』を始めたのはいつからですか?」。

 りんりんさんの『RO』歴はかなり長く、学生時代にβテストに参加していたそうだ。つぶさんは正式サービスが開始して少し経ってから。乾さんはラグナロ娘として活動を開始した2003年5月頃から遊び始め、サイコさんもその前後から。


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▲当時のりんりんさん宅にはネット環境がなく、回線を引くところからスタート。そんな苦労を乗り越えてまで『RO』を遊びたかったのだ。

 会話の中には「電話代がすごかった」や「あの頃はテレホーダイだったよね」、「ぴーひょろろろろろ」など、懐かしい言葉が出てきた。

 ぴーひょろろろはダイヤルアップ音だ。乾さんがモノマネをして、けっこう似ていた。

つぶさん「そっか。『RO』ってそんな昔からやってるんだ」

 つぶさんがポツリともらしたひと言がやけに印象に残っている。きっと彼らは年月が気にならなくなるくらい長く、自然に、『RO』と寄り添ってきたのだ。


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▲2014年11月に実施された“Episode9.2 決戦”アップデートで、6年にも及んだ魔王モロクとの戦いに終止符が打たれた。

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▲当時のPCでも動く=低スペックPCでも軽快に動作する『RO』が気になる人はこちら。