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想像力を刺激する実家みたいなゲームって何!? 『ラグナロクオンライン』の魅力を乾曜子さんたちに聞く!(2/3)

歴史の長いゲームをずっと愛し続けるプレイヤーがいる。『ラグナロクオンライン』のプレイヤーにその理由を伺った。

●『ラグナロクオンライン』は実家みたいなものである

 時期によってハマり度やプレイ時間に違いはあれど、何だかんだで『RO』から離れらない4人。続いて、ほかのオンラインゲームは遊ばないのかと聞いてみた。

りんりんさん「いろんなゲームをちょっとずつ触ってます。でも、最終的には『RO』に戻ってきちゃう」

サイコさん「あまり『RO』をやらなくなった時期にほかのゲームにも手を出してみたんですけど、そんなに続かなくて。『RO』がいちばん続いてるんです」

 僕が「横にガンホーさんがいるからといって(取材にはガンホーさんのスタッフも同席)、気を遣わなくてもいいですからね」と茶化したら、

りんりんさん「いや、ほんとに『RO』が好きなんです」

 と、気取らない感じで回答が返ってきた。何だこの男前は。


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▲好きだからこそ、こういう撮影にも協力的ということか。

 つぶさんは休止期間がほとんどなく、『RO』一筋。大人数のまったりギルドに所属していて、いまもほぼ毎日ログインしている。チャットで世間話をしたり、たまに狩りに誘われたら戦闘を手伝ったりして、自分のペースで楽しんでいるという。

 つぶさんは「離れても帰ってくる人が多い気がする。やっぱり『RO』落ち着くわー、みたいな」とも言っていた。実家か。これは長く続く『RO』ならではの感覚なのかもしれない。


●想像力と創造力が掻き立てられる

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 MMORPGは長くプレイできるジャンルだけに、“落ち着けること”は大切な要素だ。

 これに加えて、りんりんさんは「『RO』はいい意味で放任」と語っていた。MMORPGにありがちな“ひたすらクエストをやらされる感”をあまり感じないのだそうだ。

 これも『RO』の歴史の長さに起因するポイントだと思う。新作タイトルはどんどん新コンテンツが投入されるので、プレイヤーはどうしても「トレンドを追わなきゃ!」と思い詰めてしまう。最先端だけを追い続けると、いつか疲れる。

 その点、『RO』はすでにコンテンツがたっぷりあるので、筋道どおりに遊ばなくてもいいのだ。独自にゲーム内イベントを企画するプレイヤーもいれば、劇団として活動するギルドもある。ゲームは自由に遊ぶもの。この懐の広さこそMMORPGの原点。


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▲コスプレも自由な遊びの一種である。

 ゲーマーではなくコスプレイヤー目線で見た際の『RO』の魅力は、“特定のキャラクターに似せなくていいところ”だそうだ。『RO』のキャラクター衣装は職業ごとに固定で、頭装備などで個性を出せるようになっている。

 アニメのキャラクターなどの場合、髪型もメイクもポーズも似せないと「クオリティーが低い」なんて揶揄されてしまう(コスプレイヤーもたいへんですね)。その点、『RO』はキャラクター設定そのものが自由。もとがドット絵ということもあり、自分で想像する余地がある。


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▲『RO』のコスプレイヤーは本人の解釈に委ねられる部分が大きい。これにハマると、なかなかほかのコスプレができないらしい。

りんりんさん「写真を撮るとき、同じキャラクターと衣装でも、ポーズとか雰囲気が違うんですよ。強気の人がいればおとなしい人もいて。それがおもしろい」

 自分の解釈でオーケーだから、理想像を存分に追求できる。遊びかただけでなくキャラクター像の自由度も高い『RO』は、想像力と創造力をどちらも刺激してくれるタイトルなのである。


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