第2次大戦から近未来戦争まで、これまであらゆる“戦争”を描いてきた『コール オブ デューティ』（以下、『COD』）シリーズ。最新作『アドバンスド・ウォーフェア』では、舞台設定を2054年の未来世界とし、過去作のイメージを刷新。外骨格“エグゾスケルトン”により超人的な能力を手にした兵士による戦いは、ゲームシステムに変革をもたらし、新たな『COD』を生み出すことに成功した。

　今回は、そんな過去の『COD』シリーズ作品とは異なる、本作ならではの重要ポイントを改めて解説していく。進化を果たした世界的超大作の魅力を感じてほしい。

※本動画は海外向けのものです。

■企業が戦争を請け負う2054年の近未来が舞台†

　今回の舞台となるのは、世界情勢が不安定な40年後の世界。そんな混沌のさなかで民間軍事会社“アトラス”が国家に比肩する軍事力を保有し、企業の枠を越えた強大な権力を掌握し始めている。主人公はアメリカ海兵隊に所属していたが、とある作戦で負傷し退役。その後アトラス所属の兵士となり、世界的なテロ組織“KVA”との戦いに身を投じていく。果たして、40年後の世界に、平和は戻るのか……。

▲アトラスは超大国アメリカとも渡り合う、強大な民間軍事会社。KVA相手の対テロ作戦においても、独自に軍事行動を展開している。その装備の充実ぶりは、一国の軍隊を超える規模。

■ハイテク兵器が飛び交う新たなる戦場†

　本作のもっとも革新的なポイントは、兵士たちが全員“エグゾ”と呼ばれる外骨格システムを装備し、超人的な能力を獲得している点だ。兵士はエグゾの補助により、2段ジャンプや壁上り、ワイヤー移動などの3次元的な移動が可能になっている。エグゾはほかにもシールドシステムや光学迷彩なども内蔵しており、キャンペーン、マルチプレイともに、過去作ではありえなかった戦法が可能になっている。

▲エグゾだけでなく、銃火器やグレネードなど兵士の携行武器はすべてにおいて“40年後”を意識した性能を持つ。ステルスヘリや歩行戦車、ホバーバイクなども実用化済みの設定だ

■3つのゲームモード†

　本作に用意されているゲームモードは、ひとりで楽しむ“キャンペーン”、オンラインやシステムリンクで遊ぶ“マルチプレイヤー”、“EXO SURVIVAL”の3つ。どのモードも『COD』シリーズらしく、練り込まれた完成度を誇る。

【CAMPAIGN（キャンペーン）】衝撃の展開が連続する密度の濃いストーリー

　ひとりプレイ用モードであるキャンペーンは、米海兵隊を除隊し、アトラスの隊員となった主人公ミッチェルの視点で進行していく。その強大な力で世界を掌握しようとするアトラスの一員として、テロ組織KVAとの戦いなど、さまざまな任務に臨む。

▲作中では、アカデミー賞受賞俳優のケヴィン・スペイシーが、未来の戦争を変えた張本人、Jonathans Ironsを演じる。

【MULTI PLAYER（マルチプレイヤー）】兵器の革新とシステムの刷新でマルチプレイを開拓

　本作のマルチプレイはエグゾによる立体的な移動が可能になったため、過去の『COD』シリーズではありえなかった攻防が展開する。グレネードなどの武器類もその性能が進化しているので、新たな戦略を模索しながら楽しむことができそうだ。

	▲カスタマイズもさらに多彩に楽しめるようになっている。

【EXO SURVIVAL（エグゾ・サバイバル）】4名まで参加可能な協力プレイも大きく進化

　フレンドとの協力プレイが楽しめるEXO SURVIVALは、チームを組んだ相手との連係が重要となる。敵は際限なく波状攻撃を仕掛けてくるので、乏しい武器をうまく活用して乗り切っていく戦略が必要だ。使用するエグゾを3タイプから選ぶのも攻略のポイント。

▲ただ敵を倒すだけではなく、ドッグタグの回収や爆弾の解除など、さまざまなミッションも同時に展開する。武器やエグゾの強化のしどころが、攻略の鍵を握る。

※『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』公式サイト
（C）2014 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY ADVANCED WARFARE are trademarks of Activision Publishing, Inc.
※画面は開発中のものです。