『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』でInfinityWardとともに開発を手がけたSledgehammer Gamesがメインスタジオとなって開発されているプレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、およびPC用ソフト『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』。発売は2014年11月13日、価格は7800円[税抜]（Xbox One版の価格は未定）。

　近年の『コール オブ デューティ』シリーズは、Infinity WardとTreyarchの2スタジオが2年サイクルで開発し、毎年シリーズ作品がリリースされてきたが、本作はSledgehammer Gamesがメインスタジオとして加わり、3年サイクルでの開発となった第一弾の作品となる。



　『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』の舞台は、テロ組織の攻撃で世界中の軍隊やインフラが大きなダメージを受けた2054年の世界。

　民間軍事産業が大きく成長し、多くの民間軍事会社（PMC）が台頭する世界で、世界最大のPMC“アトラス・コーポレーション”に所属する兵士を主人公に、外骨格などの最新鋭装備を用いた新しいゲームプレイと本シリーズならではの映画のような魅力的なストーリーが展開する。



　また、本作の主人公が所属するアトラス・コーポレーションの社長Jonathan Ironsには、アカデミー主演男優賞も獲得したことのあるケヴィン・スペイシーがフェイシャルモーションと音声を担当していることでも話題になっている。

■最新のキャプチャー技術でキャラクターの表現を強化†

　人物の動きだけでなく、顔の演技を詳細に捉える最新のフェイシャルモーション技術を駆使し、本作のキャラクター表現は大幅なレベルアップを果たしている。新世代ゲーム機や最新のPCが持つハイスペックなグラフィック能力を余すことなく活かしているのだ。

■表現されるのは誰も見たことがない“未来の戦争”†

　本作で表現されるのは、2054年の世界を舞台にした、誰も見たことがない“未来の戦争”だ。リアルな軍事考証に基づいたハイテク兵器や、兵士の能力を大幅にアップさせる“外骨格システム”（後述）などの存在が“戦争”を大きく変える。

【兵士の戦いをアシストするハイテク兵器】



　いまから40年後の世界が舞台ということで、ゲーム中に登場する兵器はハイテク化されている。不整地でも行動可能な多脚戦車や光学迷彩を装備したヘリ、そして車輪がないホバーバイクなどが登場する模様。これらの兵器がマルチプレイでどう扱えるのか気になるところだ。

▲PVでは豪快にレールガンらしき物を撃っていたが、多脚戦車の大きさはヘリと比べてみると意外に小さい。無人機か？

▲後方の車両が歩兵の前方を特殊なライトで照らしている。地形をスキャン？

■外骨格システムが兵士の能力を強化する†

　兵器のハイテク化・無人化が進み、軍事力が大きく発達している未来世界では、生身の兵士の能力も強化されている。その能力アップを可能にしているのが外骨格システムによる強化。このシステムは、その名の通り人間が外側にまとう新たな骨格で、外骨格自体は自立している。兵士はこれを“背負っている”わけではなく、あくまで“まとっている”ので、その重量を感じずに行動可能となっている。



　外骨格は兵士の動きに合わせて滑らかに作動し、兵士の持つ能力を飛躍的に向上させる。たとえば、ふつうは持ち上げられないような重いものを持ったり、人間離れした高さのジャンプをしたりと、人間の筋力を外骨格がアシストすることで、兵士に超人的な能力を付与するのがこのシステムのメリットである。

▲外骨格を身に纏い、光学迷彩を起動している最中と思しき兵士。

▲重装備の甲兵。装甲部分が稼動しながら装着される様子がPVでは確認できる。これまでのジャガーノートの様な効果を持つ!?

※『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』公式サイト

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