“自由のブリガンダイン”を戴く女性だけの一族†

　かつてノーザリオ王国とガイ・ムール共和国に滅ぼされたハザム国がその前身。旧ハザム国があった深山幽谷に“森林城”を構えて、女性だけの自治の道を選ぶ。シノビ魔術を使ってさまざまな国で傭兵として活動していたが、戦乱が一族の“自由”を脅かし始めると、大国の動向や思惑に影響を受けない“真の自由”を手にするため立ち上がる。ルーナジア大陸中央に位置する山深き土地を拠点とするため、敵国と接している自国の拠点の数が２ヵ所と少なく、守りやすく攻めやすい勢力だ。

マナ・サリージア法王国での任務中に、姉と慕っていたレイを失ったタリアは、挙兵を決意。

主要キャラクター†

君主：タリア（声：田中美海）

　シノビ族の首領デラの娘。幼さを残す少女だが、実力はシノビ族の中でも傑出している。大陸の戦禍によって失われていく自由と、マナ・サリージア法王国で起こった爆破騒動で姉と慕うレイの死を目の当たりにしたタリアは、一族に代々受け継がれてきた“自由”のブリガンダインを身にまとって戦うことを決意する。


デラ（声：恒松あゆみ）

一族のマザーと呼ばれる首領で、タリアの母。黒魔術をもとに進化を遂げたシノビ魔術の伝承者。

メデッサ（声：根本圭子）

デラのよき理解者。敵軍の騎士だけでなく、モンスターをも引きつけるほどの美貌の持ち主。娘のレイが、マナ・サリージア法王国での任務中に命を落とす。

シド（声：羽多野渉）

ヨーゼ率いる傭兵団の一員。任務中に出会ったレイの死と、その恩義に報いるため、シノビ一族とともに戦うことを決意。

ヨーゼ（声：園部啓一）

シドが所属する傭兵団の頭。自由を求めて決起するシノビ一族に賛同し、ともに戦う。

アンクル・トビー（声：坂口候一）

野生動物バズウと妖精バレット族の混合種。身のこなしや体術をタリアに教える。タリアにとって、父の温もりを感じさせてくれる特別な存在。