クロスレビュー
平均
パッと見では非常にシンプルな印象を受けるが、プレイしてみると、思った以上に攻防の駆け引きが熱く、奥深いゲーム性が感じられる。伸びるパンチの軌道を変化させることでフェイントをかけたり、相手のグローブを弾き飛ばして形勢逆転を狙うなどといった、高度な戦法も取れる作り。さらに、各キャラの個性やステージ構成もバラエティーに富んでいて、まさにパーティーゲームとして重宝する1本かと。
週刊ファミ通1488号より
ビヨーンと伸びる腕を駆使してのバトルは、ほかの対戦格闘ゲームでは味わえない独特なもの。新鮮な感覚で遊べる。とくに、Joy-Conを両手に持ってのプレイスタイルは、直感的に操作できてよかった。アームの種類が豊富で、新しく手に入れたものの効果を試しながら戦うのもおもしろい。全体的によくできており、モードもひと通り揃っているが、対戦ゲームとしてのインパクトは少々マイルドな印象。
週刊ファミ通1488号より
左右のアームでの攻撃と、ダッシュやジャンプを駆使しての対戦はなかなか忙しく、攻撃の空振りのリスクなどを考えながらの攻防の駆け引きが熱い。Joy-Conを左右の手に持つ“いいね持ち”での、腕を振ったり傾けたりの操作は理解しやすく、自分が闘っている感覚も増します。毛色の違った複数の対戦ルールがあるのもナイス。じっくりとやり込めるひとり用のモードなどもあると、もっとよかったな。
週刊ファミ通1488号より
操作は『Wii Sports』のボクシングの要領だけど、射程の長いパンチがこれまでにない感覚。“いいね持ち”だとフックが打ちやすい反面、RとZRボタンなどを押し間違いがちになるが、ほかの持ちかたにも対応し、好みで選べるのがうれしい。アームの種類によって操作感がガラリと変わるところもおもしろい。アーム獲得にはコツコツお金を貯める必要があるけど、“腕試しモード”であれこれ試せるのがいいね。
週刊ファミ通1488号より
良かった点
・体感型対戦ゲームという新しい遊びであること
・操作で覚えることが少ない
・ポップで個性的なキャラとそれぞれの能力
・豊富にあるアームの組み合わせ
悪かった点
・操作にクセがあるので、慣れるまで難しい
・対戦の駆け引きが弱いため飽きやすい
・モードが少なめ
・オンラインの3人で戦うモードがつまらない
総評
まず操作が思っているほど難しい。なのでプロコンでプレイすれば遊びやすくなるが、本格的に遊ぶとなるとジョイコンの方が良いかもしれません。ジョイコンの方が強いはず。
ジョイコンの場合は、腕を前に突き出したりするので、長時間プレイしてると筋肉痛になるかもしれない。その辺りは疲れるだけのゲームか、または良い運動になるかで意見が分かれるため、評価として省いてます。
腕が伸びるボクシングの他に、バレーだったり、マト当てのようなミニゲームなどもあるが、どれもシンプルなのでルールの飲み込みは早いゲームだと思う。ただし、底が浅いシステムのため、個性という意味では弱い格闘アクションゲームになるかと思う。
アームの組み合わせで個性は出せるものの、大体は強いアームがどれになるのか決まっているため、皆似たくさい構成のアームしか使用しなくなってくるだろう。よって、ある程度遊んでしまうと満足してしまうため、飽きる人は早いかもしれない。
クロスレビュー
平均