「Mリーグ」2020レギュラーシーズンが3月12日(金)に全90試合を終え、ついにセミファイナルに進出する6チームが決定しました!
最終日までボーダー争いが熾烈で目が離せない一年となりました。惜しくも敗退となったのはU-NEXT Piratesとセガサミーフェニックスはなんと前年度の優勝・準優勝チームです。ギリギリのところで通過を決めたのはTEAM RAIDEN/雷電は黒沢咲選手が土壇場のところで2回トップを取り、それが決定打となり勝利へと導きました! 2回ともオーラスに3チームが接戦で、どのチームがトップを取るかという手に汗握る戦いでしたが、黒沢選手がドラマチックなアガりを決め、観戦していた私の方も思わず涙目になってしまいました。
終盤の対局はどれも素晴らしい物ばかりで、自分もこれからの対局で観戦しているみなさんに感動して頂けるような麻雀を打ちたいと改めて思いました。
わたしが所属するKADOKAWAサクラナイツは11月に不調が続き最下位に沈んでいたものの、12月からはぐんぐんポイントを積み上げ、終わってみれば2位の497.3ポイントと好成績を収めることが出来ました!
セミファイナルではポイントを半分しか持ち越すことができませんが、それでも次のボーダーとなる5位とは332.9ポイントのリードがあり、かなり有利に戦えそうです。個人としてもプラスポイントで終えることができ、大満足のレギュラーシーズンになりました。セミファイナル・ファイナルでもこの勢いを落とさずにどんどんプラスを積み重ねていきたいと思います!
大躍進のサクラナイツの裏で、私は休みの時間でひたすらバクシンを続けていました。そう、今大流行している「ウマ娘 プリティーダービー」にまんまとハマってしまいました!
アニメも見ていませんし、競馬の知識も全くありませんが、サクラナイツのマネージャーに勧められ、「まあ流行を知るためにもやってみるか〜」とスタートしてみたところ、毎晩夜更かしする羽目になりました(笑)。このコラムに取り上げようと決めても、プレイする手を止められず、筆をなかなか進めることが出来ませんでした。何がそんなに面白いんでしょうか?
まず魅力を感じたのはグラフィックの良さ。実際にウマ娘たちが走るレースでは躍動感に溢れ、実況解説も相まって臨場感があります。もちろんどのウマ娘も可愛く、3Dグラフィックが素晴らしい。レースが終わった後にウイニングライブもあるのですが、こちらも動かさなければならない人数が多いにも関わらずクオリティが高い。アイドルが主役の音楽ゲームに全く引けを取りません。
そして何より気になるのはゲーム性。プレイヤーはトレーナーとなってウマ娘たちを育成し、レースの勝利を目指します。スピード・スタミナ・パワー・根性・賢さのどれを伸ばすかトレーニングで決め、疲れを取るために適宜休ませたり、レースに出走させたりします。
得意不得意のあるウマによってどのような育成方法を取るのか考えるのも楽しいですし、たとえ今回上手くいかなかったとしても能力を次の代に継承させてどんどん強いウマ娘を育てることが出来ます。こういう育成ゲームって中々目標が定まりにくく、私は途中で飽きてしまうことが多いのですが、ウマ娘は育成途中で「○○で3着以内」というような8つの目標が定められていて、クリアできないとそこで即育成終了。その難易度がまたちょうど良いんですよね! 失敗しては何度もチャレンジしてしまいました。育成途中のストーリーも素晴らしく、どのウマ娘にも魅力を感じ、私は未だに推しを決められません(笑)。
個人的には、画面が縦でプレイできるのも素晴らしいです。移動中に気軽にポチポチできますし、スキップや短縮機能も充実しているので、ストーリーやレース、ライブに興味ない人でも、ノンストレスでサクサクプレイできます。馬にもキャラにも全く興味が無かった私が夢中になれたのは、クオリティー向上を目指して開発を続けた血と汗の結晶でしょう。
そして「Mリーグ」2020レギュラーシーズン終了に伴い、このコラムも今回で終了となります! この連載のおかげで、私のプレイするゲームの幅も広がりました。そしてこのコラムを読んだ皆さんも新しくゲームを始めたり、「Mリーグ」を視聴し始めたりして頂けてたら嬉しいですね! これからも「Mリーグ」はセミファイナル・ファイナルと続きますし、SNSでもゲームについて発信して行こうと思いますので、これからもよろしくお願いします!
Mリーグダイジェスト(3月4日~3月12日)
全90試合の日程を終えた「Mリーグ」2020レギュラーシーズン。終盤は特に毎試合順位が目まぐるしく変わる混沌としたレース展開だったが、結果としては前年度優勝の「U-NEST Pirates」、準優勝チームの「セガサミーフェニックス」がレギュラーシーズンで敗退する波乱の結果となった。
上位6チームはレギュラーシーズンでの獲得ポイントが半分となったうえで4月12日(月)より始まるセミファイナル進出。そこで各チーム16試合を戦い、その上位4チームが最後のファイナルへ駒を進める形となり、優勝賞金5000万を獲得できる優勝チームが決定する。
「Mリーグ」は大額の賞金と仲間との絆、そして自身のプロとしてのプライドを賭けた厳しいプロ麻雀リーグだ。その一打一打の選択は試合の度に重みを増し、毎試合劇的なドラマを生み出してくれるだろう。
ぜひ4月12日(月)から始まるセミファイナルを見て、新たな伝説の幕開けを目にして欲しい!
過去のコラム
岡田紗佳
現役モデルでありながら日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロ。麻雀プロ歴2年で“Mリーグ2019”のドラフトにおいて最年少Mリーガーとなった。仕事の合間にプレイするゲームが至福の癒しタイムで、スマホゲームやアーケードゲーム、コンシューマーゲームなど、幅広く遊んでいる。
プロフィール
年齢:26歳
出身地:東京都
プロ歴:3年
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