こんにちは! 麻雀プロリーグ「Mリーグ」2020シーズン参戦チーム・KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です!

 私事ですが、先日(2月19日)に27歳の誕生日を迎えました! そして27歳初のMリーグ登板日となった2月22日(月)の試合では勝負手がバンバン入りキタコレ!――なんて思っていたのですが王牌(※ドラ表示牌周りの基本的にゲーム中で使用しない牌)にプレゼントのアガり牌を大量に隠され二着終了。

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 しかし、次に登板した3月2日(火)の第二試合ではトップを取ることができ、個人ポイントもプラスにすることが出来ました! 今年のMリーグでの目標がレギュラーシーズンプラスだったので、本当に嬉しかったです!

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この日は女流同士の華やかな対局となりましたが、試合内容はとても激しいものになりました。それだけに勝利を掴むことができて嬉しいです!

 Mリーグ2020のレギュラーシーズンもいよいよ残り6戦ずつとなりました。今シーズンは渋谷ABEMASこそ常に一歩抜けたポイントを持っていたものの、他の7チームは常に油断が出来ず、レギュラーシーズン落ちの危険があるポジションでのひ3月1りひりとした戦いとなりました。サクラナイツも同様でしたが、2月18日(木)の78戦目から3月2日(火)の84戦目にかけて2着・1着・2着・1着・1着・1着と大きくプラス! 現在チーム順位も2位に付け、上位6チームが争うセミファイナルでかなり有利な位置になってきました!
 しかしボーダー争いはまだまだ分かりません! 80戦もすればマイナス千ポイント台が出てもおかしくない長期戦であるにも関わらず、こんなに接戦になるなんて普通ありえないですよね。最後まで目が離せません!

 一方ゲームの話になりますが、私は定期的にインディーゲーム(※比較的少規模で開発されたゲームのこと)を探索するのがかなり好きなのですが、そのインディーゲームの世界に引き込んでくれたのが『Hollow Knight(ホロウナイト)』という作品なんです。

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 王道な横スクロールのアクションゲームで、"メトロイドヴァニア"というジャンル用語を私に教えてくれたゲームでもあります。
“メトロイドヴァニア”ってなんぞやって思われる方もいると思いますが、2Dの地続きの広大なマップがステージとなっていて、探索をしながら新たなスキルなどでキャラクターを強化し、行くことが出来なかったエリアに進めるようになる……と言った感じのゲームを指す言葉になります。

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 『Hollow Knight』をやってみて分かったのですが、このジャンルが元から大好きだったみたいなんです。小さい頃、「星のカービィ 鏡の大迷宮」というタイトルにめちゃくちゃハマりやり込んだのを覚えているんですけど、これも同じメトロイドヴァニア系ゲームなんですよね。私はアクションが得意じゃないと今までのコラムでも何回も言ってきたので意外だと思われるかも知れませんが、探索することによってキャラクターを進化させ、つまづいても強くなって戻って来れる、それがたまらないのです。

 『Hollow Knight』も最初はジャンプと攻撃しかできなかった主人公が色んなスキルを身につけ、メトロイドヴァニア定番の二段ジャンプなどが出来る様になり、「ずっと気になっていたあそこの上の宝箱を開けたかったんだ!」という爽快感があります。
 それ以外にも、いつでも付け替えることが出来るチャームという要素があり、それによって攻撃のリーチが長くなったり、ライフが増えたりユーザー自身でカスタマイズすることが出来ます。

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絶対ムリ!と思えるような強敵や難所が随所にありますが、敵のパターンを見極めたりチャームを付け替えたりすることで徐々に攻略する楽しさがたまりません。

 アクションはかなり難しい分類に入ると思いますが、何回か頑張ればクリアできるというバランスでちょうど良い。世界観としてはちょっと暗めな虫さんの世界なんですが、虫嫌いな私でもキャラTシャツを買ってしまう可愛らしさがあります。そして何よりコスパがいい! 私はSwitchで1500円でダウンロード版を購入したのですが、クリアするまでおそらく50時間は遊べました! このお得感が何よりもインディーゲームの良いところ! そんなに安くて面白くて良いのかと、これをきっかけに私のインディー探しの旅が始まったのです(笑)。

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広大な世界には個性的な場所や手強い敵がたっぷり隠れています。クリアした後も新たな刺激を求めて戦いの旅は続きます!

 『Hollow Knight』、このコラムで初めて名前を人もいると思いますが、めちゃくちゃ神ゲーなのでアクションが得意な人は絶対やって欲しいです!

Mリーグダイジェスト(2月18日~3月2日)

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 90戦あった「Mリーグ」2020レギュラーシーズンも6戦となりいよいよ大詰めを迎えているが、各チーム間の競争もかつてないほど激しいものになっている。

 上位陣は長らく独走状態が続いていた渋谷ABEMASに対してサクラナイツが勝利を重ねて猛追し、中位陣も自他とも認めるライバルである滝沢和典選手と佐々木寿人選手をそれぞれ擁するEX風林火山と麻雀格闘倶楽部がデッドヒートを繰り広げている。また5位以下も100ptの範囲内に4チームがひしめきあう混戦状態だ。

 レギュラーシーズン後のセミファイナルには上位6チームしか進出できないため、ここから先の1戦重み、そして1手の重みは常人には計り知れないものになるだろう。チームメイトやファンの期待を一身に背負いこの極限状態を戦うプロ雀士の姿をぜひ、Mリーグで実際に観戦して欲しい。決着の日はもうすぐだ!

過去のコラム

岡田紗佳

 現役モデルでありながら日本プロ麻雀連盟所属の麻雀プロ。麻雀プロ歴2年で“Mリーグ2019”のドラフトにおいて最年少Mリーガーとなった。仕事の合間にプレイするゲームが至福の癒しタイムで、スマホゲームやアーケードゲーム、コンシューマーゲームなど、幅広く遊んでいる。

プロフィール
年齢:26歳
出身地:東京都
プロ歴:3年
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