さあ、ファミ通ドットコム恒例の週間PVランキングをお届けします! 対象期間は2018年11月24日から11月30日です。
さて、気になる1位は……って、しれっと始めようとしているけど、ちょっと遅くないかって? そう、お気づきになったあなたは鋭い。通常毎週土曜日に更新される週間PVランキングですが、今回壮絶に遅れてしまいました。理由は編集部がお引越しをしたからでして、ちょっとバタバタしてしまったのでした。なに? 引っ越しはその前の週だっただろう、って? ぎくっ!! なんでそんなことを知っているんですか? たしかに引っ越しはとうに終わっておりますが、いろいろと荷物が溢れていて、片付けるのに手間取ってしまったのでした。え? 1週間何もしなかったのかって? 当然、そんなことはないわけですが……。というわけで、遅れてしまった言い訳をしつつ、週間PVランキングをお届けします。
【1位】
『スプラトゥーン2』更新データ Ver.4.3.0が12月5日に配信決定! 新ブキ8種類や新ギアパワー“メイン性能アップ”などが追加
2018年11月23日~24日に京都府・国立京都国際会館にて行われた任天堂主催による“Nintendo Live 2018京都大会”。その中で行われた“「第4回スプラトゥーン甲子園」近畿地区大会 DAY2”にて、明らかにされた『スプラトゥーン2』の“更新データ Ver.4.3.0”の概要を伝える速報記事がランキングの1位に。“メイン性能アップ”などが登場することが明らかにされている。配信は12月5日から(つまり奇しくも本日!)
【2位】
カープはデュアルスイーパーカスタム、スワローズはカサ! “NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2”12球団のブキ選定理由や意気込みが公開
2位も『スプラトゥーン2』関連。同作をモチーフに、プロ野球12球団が参加しての“NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2”が開催されるのはご存じのとおりだが、各球団のイメージイラストに描かれていたブキの選定理由や、大会への意気込みを紹介する記事だ。意気込みを見るかぎりでは、どの球団からも大会に対する並々ならぬ思いがうかがえて、いまから2019年5月18日、19日が楽しみ!
【3位】
『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』のNintendo Switch版が発売決定! 鬼龍院 羅暁と針目 縫も参戦!
タイトル発表以降、ファミ通ドットコムでも大きな注目を集めているアークシステムワークスのアクションゲーム『キルラキル ザ・ゲーム -異布-』だが、プレイステーション4とSteamに続いて、Nintendo Switchでも発売されることが決定! 11月23日、24日に開催されたイベント“ARCREVO JAPAN 2018”での発表を伝える速報記事が貫禄の3位にランクインした。あわせて、新規プレイアブルキャラクターとして、本能字学園の理事長である鬼龍院 羅暁と、鬼龍院財閥の会社・リボックス社に所属する“グランクチュリエ(高次縫製師)”の針目 縫が参戦することも明らかにされている。
【4位】
『スマブラSP』メインテーマのボーカル発表。日本語版は18歳女子高生シンガーの古賀英里奈。英語版は『逆転裁判6』英語版・綾里真宵役のAbby Trott
2018年年末商戦の大本命と言えるNintendo Switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。12月7日の発売を間近に控え、ますます盛り上がってきたわけですが、4位に入ったのは、同作のメインテーマである“命の灯火”のボーカルが発表されたことを紹介する記事。日本語版のボーカルを務めるのは古賀英里奈さんで、英語版のボーカルを務めるのはAbby Trottさんとのことだが、古賀英里奈さんは何と弱冠18歳! 改めて映像を見返してみても、その達者ぶりには舌を巻くが、ゲーム本編でじっくりと聴いてみたいところ。
【5位】
『スプラトゥーン2』“オクト・エキスパンション”のアートワークやラストバトルのマンガ2本を収録した書籍発売。深海メトロ車内のあの“本”を完全再現!
5位は、『スプラトゥーン2』の有料追加コンテンツ“オクト・エキスパンション”で、深海メトロ内に置かれている『ハイカラウォーカー』を完全再現した書籍が刊行されることを紹介する記事。同書では、“オクト・エキスパンション”のアートワークや、演出コンテとして、アートディレクターの井上精太氏が描いたマンガを2本まるまる収録するなど、ファン垂涎の内容に。『ハイカラウォーカー バイ スプラトゥーン2』は、2018年12月28日発売予定で、価格は2200円[税抜]となっている。なお、“エビテン”で予約すると、限定特典ポスターがついてくるようであります(と、さりげなく宣伝)。にしても、『スプラトゥーン2』の根強い人気ぶりといったら!
6位以下はご覧の通り。『レッド・デッド・オンライン』や『Fallout 76』など、海外のトリプルAタイトルの最新情報がランキングを賑わすなか、記者が注目せざるを得ないのは、20歳の女子ゲーマーによる『シェンムー』プレイレビューの記事。『シェンムー』がリリースされた1999年には記者はすでにゲーム雑誌の編集をなりわいとしており、『シェンムー』と言えば、業界を大いに騒がせていたタイトル。同作がリリースされたのとほぼ同世代の子が(1998年生まれらしい)20年後にその『シェンムー』をプレイするなんて、感慨深いと言わずしてなんと表現できよう。ちなみに、20歳のそのライター(亀井ライダーという)に恐る恐るお父さんの年齢を聞いてみると、記者とほ同世代であった……。うーん、月日が過ぎるのは早い。
【6位】
【週間PVランキング】待望の『スパロボ』新作に驚愕の声続々、お母さんなロロナも話題沸騰【11/17~11/23】
【7位】
ハタチの女子ゲーマーが、約20年前に発売された『シェンムー』を2作ぶっ続けて全クリ。そして得た感想とは!?
【8位】
『レッド・デッド・オンライン』β開始に合わせてプレイ要素が公開。名誉レベルで内容が変化したり、複数パートで構成された“強盗ミッション”的連続コンテンツも
【9位】
『Fallout 76』12月4日のパッチで収納箱容量を600へ拡張し、パワーアーマーが脱げなくなる現象などにも対処予定。翌週のパッチではCAMPの仕様も一部変更
【10位】
ライトニングのキャラ性能調整【2018.11.28アプデ情報】 - 『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』特設サイト
“PlayStation Awards 2018”に酔いしれる
今週記者が気になったのは、“PlayStation Awards 2018”のリポート記事。おもむろに集計対象期間(11月24日~30日)から外れているじゃないか! と言われそうですが、気になったのだから仕方ない。
言うまでもなく“PlayStation Awards 2018”は、プレイステーションフォーマットでリリースされたタイトルの中から、ヒット作品を表彰する賞。プレイステーションが発売された翌年から開催されており、今年でなんと24回目になるという(くだんの亀井ライダーさんは生まれておりませんな)。
今回とくに感動的だったのは、“Quadruple Platinum Prize(クワドロプル プラチナ プライズ)”を獲得した『モンスターハンター:ワールド』の表彰式のとき。カプコンの辻本氏、藤岡氏、徳田氏がトロフィを受け取ろうと壇上に登るや、制作スタッフ33人がサプライズ登壇。さらには、由緒正しい染工場が染め上げたという、この世にひとつだけの“大猟旗”が贈呈され、みんないっしょに“Quadruple Platinum Prize”を祝福したのだ。何という粋な演出。ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「ヒット作を作ってくれたクリエイターさんを祝福したい!」というおもてなしの心映えがうかがえて、感動的なひとコマでした。で、「“PlayStation Awards”は、ヒット作を作ってくれたクリエイターに感謝の意を表する場所でもあったのだ」ということに改めて想いを致した次第。これだけ祝ってもらったらうれしいだろうなあ、今後のタイトル作りの励みもなるだろうなあ……と思いつつ、受賞者の皆さんのうれしそうな顔が印象的なのでした。何はともあれ、皆様おめでとうございました!(竹内白州のリポート記事の締めとかぶってしまった……)。
ちなみに、調べてみると、シングル、ダブル、トリプル、クワドロプルときて、クインティプル、セクスタプル、セプタプル、オクタプル、ノナプル、ディカプルと続いていくらしい。果たしてどこまでいくのでありましょうか。
※過去のPVランキングはこちら https://www.famitsu.com/news/201412/06067341.html