キラットの王 パガン・ミン情報も満載かも!?

突然ですが、本日（2014年12月26日）より、『ファークライ4』の“エクストリーム”な魅力を紹介する特設サイト“エクストリーム ファークライ4”がスタートします！



「年の瀬にいったい!?　『ファークライ4』に大きな動きあったっけ？」なんて思った方もいるかもしれませんが、じつはソフトの発売まで、1ヵ月を切っちゃってます（『ファークライ4』は、2015年1月22日発売予定！）。クリスマスを迎えて、やれ年末だ年越しだと慌ただしく過ごし、そんでもって正月ボケが治るころくらいには『ファークライ4』がリリースされるというわけです。なんだかんだで発売日まであっという間でしょうね。



そんなわけで、この特設サイト“エクストリーム ファークライ4”では、これからソフトの発売までの期間、『ファークライ4』の新情報を中心に作品の魅力をたっぷりお届けしていきたいと思います！　『ファークライ』らしい、ユニークな動画企画も用意しているのでお見逃しなく!!



それでは今回は、特設サイトのオープン記念ということで、『ファークライ4』を語るうえで欠かすことができない前作『ファークライ3』を振り返ってみましょう！



……え？　なんで『ファークライ4』の特設サイトなのに、『3』の話をするのかって？　それは今回の『4』のゲームシステムが、前作の正当進化形だからですよ。『3』で評判のよかったゲームシステムを踏襲し、さらにパワーアップさせたのが『4』。世界中のゲームファンから賞賛された『3』のプレイ感覚はそのままに、新世代機の超絶グラフィックでゲームを楽しめちゃうのが本作のウリだったりします。それではいってみましょう！

驚きの全世界累計900万本セールス†

『ファークライ3』のボス敵、バース

フランスに拠点を置くゲーム会社ユービーアイソフトは、『アサシン クリード』や『スプリンターセル』、『ウォッチドッグス』など、たくさんの人気タイトルを抱えていますが、『ファークライ3』は、そのうちでもトップクラスの記録となる全世界900万本以上の売上を達成しました。



900万本というと、最新作が発売されるたびに1000万本に近いセールスを記録する『アサシン クリード』シリーズに迫る勢い。なぜ『ファークライ3』はユービーアイソフトの看板タイトルと呼べる存在にまで成長したのでしょうか。

まさにルール無用！　何でもありの自由な世界†

ヒットの要因はいろいろあると思いますが、最大の理由は何と言っても“何でもありのフィールドにおける、濃密なオープンワールド体験”が、口コミで広まったからでしょう！



『ファークライ3』の舞台である南の島“ルークアイランド”は、まさに混沌そのもの。島は凶悪な武装集団が実効支配しており、彼らが築いた基地の周辺には、どう猛な野生動物が徘徊しています。さらに、かつての土着信仰の痕跡を守る先住民グループも登場し、島を訪れた外敵を排除しようと目を光らせているのです。こうして、それぞれ行動様式が異なる存在が共存し合い、多様性のある世界を構成しています。フィールドをちょっと歩けば、クレイジーな敵キャラクターや血に飢えた猛獣、主人公に友好的な市民たちと遭遇する、密度の高いオープンワールドが広がっています。

美しい世界でくり広げられる残酷な戦い

この世界は“過激なプレイグラウンド”。プレイヤーの好奇心を刺激する仕掛けが随所に盛り込まれています。武装集団の基地を襲撃して銃撃戦やステルスアクションを楽しむもよし、お気に入りのクルマに乗って猛獣をハンティングに興じるもよし。ちょっと戦いに疲れたら高台に上ってルークアイランドの南の島特有の美しい自然を眺めるのもアリです。で、景色をしっかり堪能したらハンググライダーで空の旅を楽しみましょう。ちょっと意地悪をしたいときは、一般市民に野生動物をけしかけたりすることもできちゃいます。『ファークライ3』のオープンワールドには、プレイヤーのありとあらゆる行動を許容してくれる“懐の深さ”があるので、創造力次第でゲームプレイの幅が大きく広がるというわけです。

ハンググライダーに乗って自然を見渡す

さらに、世界がもたらす“偶然の連鎖”が、思いがけないドラマを生むこともあります。たとえば、敵集団に追い詰められたとき、海に飛び込んで逃げおおせたかと思いきや、いきなりサメに食いつかれることもあるし、その逆に、敵と戦っているときに野生動物がこちらに加勢してくれることもあります。目的地を探して迷い込んだ洞窟が猛獣のねぐらで、突然命を賭したハンティングが始まったりすることも。プレイヤーがコントロール不能な偶然が重なることで、唯一無二のゲーム体験を味わうことができます。これこそがオープンワールドタイプのゲームの醍醐味で、その魅力を十二分に味わい尽くせるのが『ファークライ3』ではないでしょうか。

ランチャーをドカン。派手な銃撃戦も楽しめる

そんな『ファークライ3』の超スゴイオープンワールドを、さらなるクオリティーで超えてくるのが『ファークライ4』。新世代機のスペックによって描き出される、美しくも残酷な世界に期待！　よりパワーアップしたオープンワールドに関しては、今後の記事でチェックしていきますね。

狂気とバイオレンスのストーリー†

『ファークライ3』の魅力はオープンワールドだけではありません。狂気とバイオレンスをテーマにした、猛毒のようなストーリーテリングにも注目です。



何も知らない主人公ジェイソン・ブロディとその友人たちは、（よせばいいのに）バカンスでルークアイランドを訪れ、モヒカン野郎“バース”に拉致されてしまいます。で、バースが見せた一瞬の隙をついて逃げ出した主人公は捕らわれた仲間を解放するべく銃を手に取る……というのが物語のオープニング。



ここまでは、よくあるタイプのストーリー。……でもここから先が『ファークライ3』のおもしろいところです。ゲームを進めるにつれて、物語は徐々に思わぬ方向へと転がっていきます。ゲームスタート時は仲間を助け出すためにバースと戦っていたはずの主人公ですが、ルークアイランドに溢れる狂気に蝕まれ、いつしか殺戮そのものを楽しむようになるのです。そして、主人公のうちに眠る“性（さが）”に気づいたバースは、主人公に対して“狂気の定義”を説きます。「お前はもうひとりの俺だ」と……。

「さぁ、撃ってみろよ」正気の沙汰じゃない

見た目はモヒカンでアクが強いキャラクターのバースですが、彼は悪党なりの“美学”を持っていてじつに魅力的に描かれています。もし「まだ『ファークライ3』をプレイしていない」という人がいたら、バースと出会ったことで、みずからのうちに眠る狂気に目覚めた主人公がラストにどんな行動を取るのか、ぜひ実際にその目で見てみてください！　奥深くて考察しがいのある物語は大きな魅力です。



『ファークライ4』では、新たなフィールド“キラット”を支配する敵キャラクター、パガン・ミンが登場します。果たして彼はどんなストーリーを見せてくれるのでしょうか？　バースのように、プレイヤーに強烈な印象を残すキャラクターになることに超期待！

さて、今回は特設サイトのオープン記念として『3』の内容を振り返ってみました。これからは、シリーズ最新作『ファークライ4』の情報をたくさん掲載していく予定です。次回は2014年12月29日に更新予定なので、よかったらチェックしてくださいね。